アジャスト社さんから出ているデジタル点棒方式の全自動卓BS(ベルトスクエア)について紹介します。(2023年最新化済み)
◆BSの特徴
- 値段は最安値で10万円ちょい
(点数なし、デジテンボウタイプ、アナログ点棒タイプがあるの場合) - 枠はGAZZと共通なので付け替えも可能!
- 中身は中国系の卓だけど随所に工夫あり!
お疲れ様です、麻雀グッズ研究所のたkるです。
先日、スケルトンGAZZが販売開始したということでアジャストさんにお邪魔させていただいてきたのですが、その中でもう1つ見慣れない卓がありました。
それがこちらの「BS(ベルトスクエア)」です。
この卓は、中国卓にデジテンボウを搭載して作ったデジタル点棒方式の点数表示あり卓となります。
アジャストさんのメイン機器であるGAZZ系のような回転体方式ではなく、ベルト方式の山積みです。
「これはよくある卓だから・・・」
とおっしゃっていたのですが、やっぱりこだわりの強いアジャストさんならではの工夫も随所にありました。
以下では現状売り出し中のBS卓について特徴や機能を解説していきます。
動画も作りました↓
目次
アジャスト社の廉価版全自動麻雀卓「BS(ベルトスクエア)」とは?
まずは概要です。
ベルとスクエア(BS)とはアジャスト社より発売されている廉価版の家庭用の全自動麻雀卓となります。
デジテンボウ搭載Verとノーマルな点棒表示搭載Ver、点数表示なし(NL)の3種類があります。
デジテンボウ↓
ノーマル点棒↓
デジテンボウスタイルの方↓
名前 | 全自動麻雀卓 BS (BELT SQUARE) 手動型持ち点数表示Dモデル 3年保証 |
---|---|
値段 | 先行限定販売:128,000円 (消費税・送料込み) |
大きさ | 縦84x横84x高78cm |
重さ | 機械本体 41kg 立卓脚 6kg 枠 7kg |
モード | 4人標準・4人花・4人花花 3人標準均等・3人標準3山・3人花 偶数の枚数設定であれば、64枚や100・104・110などが楽しめます。 |
ショップ | 全自動麻雀卓 BS(Yahooショッピング支店) |
ノーマル点棒表示の方↓
名前 | 全自動麻雀卓 BS (BELT SQUARE) 点数表示FSモデル 3年保証 |
---|---|
値段 | 228,000円(消費税・送料込み) |
大きさ | 縦84x横84x高78cm |
重さ | 機械本体 41kg 立卓脚 6kg 枠 7kg |
モード | 4人標準・4人花・4人花花 3人標準均等・3人標準3山・3人花 偶数の枚数設定であれば、64枚や100・104・110などが楽しめます。 |
ショップ | 全自動麻雀卓 BS(Yahooショッピング支店) |
アジャスト社とは
アジャスト社さんは全自動卓GAZZ系列を手掛ける麻雀メーカーです。
所在地は小岩(東京と千葉の間くらい)にあって、けっこう近いので自分はたまに遊びに行っています。
移り変わりの激しい麻雀卓メーカーの中でも唯一会社が変わったりしていないメーカーとしても知られており、ずっとある安心と信頼の職人集団みたいなイメージです。
ベルトスクエアは安価商品
そんなアジャストさんから新しく出たのが「BS(ベルトスクエア)」です。
名前の由来は、
- ベルト方式(回転体方式のGAZZとは違う)のベルト
- アジャスト社の主力「GAZZSQUARE」のスクエア
をとって「BS(ベルトスクエア)」になったそう。
よくある中国卓と同様にベルトで巻き上げて送る方式で、ただBSならではの特徴としては、以下のような点があります。
- デジテンボウが搭載(12万円)
- デジテンボウじゃない点数表示も安い(22万円)
- 詰まっても大丈夫なように上が空いている
- 内部がちょっと深い
以下ではそんなBSの特徴について詳しく見ていきましょう。
全自動麻雀卓ベルトスクエアの特徴レビュー!デジテンボウだけじゃない
というわけで順に見ていきます。
- 枠のタイプが選択可能
- 詰まっても大丈夫なように上が空いている
- 内部がちょっと深い
枠のタイプ1:デジテンボウが搭載
続いては枠を見て行きます。
中国卓系の積み方の家庭用卓の中で、特徴となるのは何といってもデジテンボウです。
BS卓にはこれが装着されており、点棒のやり取りをアナログで行わずとも画面上で完結できるというのが特徴です。
ちなみにこれサンマ設定やスタート点数を27000, 30000とかにしたりもできるそうで、様々なルールに対応できます。
タイプ2:ノーマルな点数表示Verもある
デジテンボウはなーという人のために、台数限定ではあるみたいなのですがノーマルな点数表示ありVerも出ています。
これが意外と安くてお値段は228,000円 (消費税・送料込み)!
※キャンペーン期間中のみ。通常時は26万円くらい
点差表示切り替えもできてこのお値段は現状最安値です。
限定なので欲しい人は今がチャンス!
>>全自動麻雀卓 BS|アジャストさんショップ
あとは点数表示なしの安価版もあります。
詰まっても大丈夫なように上が空いている
続いて2つ目の特徴としては山積みに関してです。
山積みの方式自体は、ほとんどの中国系の卓(AMOSJP、SLIMなどを含む)と同様のベルト方式ではあるんですが、ちょっとだけ工夫があります。
それが上の部分が一部開いていること。
線上の空洞がある↓
これにより、輸送中に詰まっても手で牌を押してトラブルを解消することができるのです。
内部がちょっと深い
ちなみにほぼ中国卓と同じとアジャストさんは仰ってたのですが、実際には各社で微妙に違いがあったりもします。
たとえばアジャストさんのBSは内部構造がやや深め、対してスリムは浅めといった具合。
BS↓
スリム↓
これによって若干撹拌が変わったりするので、この辺はこだわりだそうです。
サイコロゾーンは四角
あとこれは最近はほとんどそうですが、サイコロゾーンもバッチリ四角形です。
シンプルでかっこいい系です。牌が綺麗に切れますね!
本場表示なども付いています。
枠はGAZZと共通なので重厚感あり!
あと個人的に良いなと思うのがデザイン面です。
実はGAZZとベルトスクエアは枠が共通で、サイズも同じなので付け替えができます。
ぱっと見は見分けがつかない↓
GAZZは半業務用とも言える卓でサイズ感もそこそこあります。(めっちゃでっかいわけではないけど、小さすぎるほどでもない)
なので家に置いたときの「雀荘感」も家庭用の中ではピカイチで、アルティマ系の丸っとしたフォルムがいい感じ。
アジャスト社の主力卓・GAZZとの違いは?
アジャストさんというとGAZZ。ベルトスクエアとの違いはどこにあるのか、を改めて見て行きましょう。
枠は共通
まず先ほども見た通り、枠は共通です。
タイプは、点数表示なし(NL)とデジタル点棒方式、アナログ点棒方式の3タイプ。
サイズもGAZZと同じとなります。
中身の積み方が違う
違うのは中身の山の積み方です。
GAZZは回転体にひっつけて回る独自機構ですが、ベルトスクエアはベルトに吸い付ける方式。
GAZZ↓
ベルトスクエア↓
この辺は特許の関係で色々あったみたいです。
(GAZZを作った頃は中国式のベルト型が通ってなかったなど)
山の積み方動画↓
値段が安い
あとは値段の安さがポイントですね。
GAZZは点数表示ありのCF版(手元と中央に点数がある)だと、36万円くらいですが、BS卓(手元点数表示のみ)なら25万円くらいです。
全体的を値段が安くしたい人はBSがおすすめ!
BS卓はアジャストさんのショップにて販売中
そんな感じがBS卓でした。
購入は、YahooShoppingにあるアジャスト社さんのサイトで買えるそうです。
これ↓
値段も安くて地味な工夫が多い隠れた名卓です。
- かっこいい卓が欲しい方
- 人と被らない卓が良いという方
は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた。よい麻雀ライフを!