アナログな点棒を用いない「デジタル点棒方式」の全自動麻雀卓のおすすめ(というかほぼ全部)を紹介します。
安い価格で点数表示ありがいいんだよなぁという人は参考にしてください。
デジタル以外の全まとめはこちら↓
>>全自動麻雀卓おすすめまとめ【価格別全10種】家庭用・業務用を網羅
目次
デジタル点棒方式(点棒レス)とは?
まずはそもそもデジタル点棒方式とはなんぞやという人向けに概要を解説します。
知っている方は読み飛ばしてください。
アナログな点棒が不要
通常の全自動麻雀卓では、「点棒(点数棒)」を用いて点数のやり取りを行います。
8,000点の上がりなら、5,000点棒1本と1,000点棒3本か、あるいは10,000点棒を出して2,000点のお釣りを受け取りますよね。
しかしデジタル点棒方式では、画面で操作し、点数をデジタルにやり取りします。
以下のようなパネルが搭載されており、この画面上で点数のやり取りが完結するというわけです。
デジタル点棒卓の利点は時短
このデジタル点棒卓のメリットを紹介します。
各社が挙げているメリットとしては、時短になるが最も多いです。
どういうことかというと、まずお釣りや両替関係のやり取り、
- リーチ棒がなくての両替
- お釣りがなくての両替
などの動きはデジタル点棒卓では不要です。
また、
- 半荘ごとの原点戻し
についても、ボタン1つで行うことができます。
なので、慣れてくればアナログな点棒でのやり取りよりも確実にスピーディーで、単位時間あたりの対局数を最大化したい人にとってはおすすめの方式といえます。
そのほかでは、読み取りエラー(による誤差)、点棒の管理などが要らないことも利点と言えます。
あとスマホが置きやすい↓
これはステラDTという卓⇧
アナログな人に受け入れられないことも
しかし一方で、既存の卓に慣れている人から見て斬新な構成であるため、とっつきづらく感じる人もいるかもしれません。
もしメンツの中に頭の固い人や新しいことを学ぶのが苦手な人がいる場合、デジタル点棒方式が受け入れられない可能性はあります。
>>【訪問レビュー】渋谷の雀荘Mahjong+さんでMaru-JanRを見せてもらってきた!
かつてデジタル点棒卓のみを配置した雀荘があったがあまり流行らなかった⇧
ちなみに一応デジタル点棒卓を購入した際でも、家庭用卓の場合、アナログ点棒も同封していることが多く、(点数表示機能は使えないものの)アナログ点棒で対局を行うこともできるようになっています。
デジタル点棒方式の全自動麻雀卓おすすめまとめ
ではここから本題に入りまして、デジタル点棒方式のおすすめを紹介していきます。
AMOSJP DG
まずは大洋技研社のAMOSJP-DGです。
こちらは最も新しく2024/11の発売。
特徴としては、デジタル点棒卓の中で最もボタン数が少なく、操作が簡潔な点かなと思いました。説明書やプレイガイドも付いているので、初めての人でも戸惑わなさそう。
あとは点数と点差が同時に出ているのも地味に便利。
値段は19万円。
詳細↓
MJ-REVO Smart
続いてはコペラス社(雀卓ファクトリー)のMJ-REVO Smartです。
こちらは色が豊富(5色から選べる)なのと、値段が安い点が特徴。
コペラス社は全体的に安い(アナログな点数表示で20万円)ですが、日本の埼玉にあるメーカーです。
MJ-REVO Smartは15万円程度。
一宮サイクルのデジタル点棒卓
続いては千葉(の外房)にある一宮サイクル製の卓です。
基本的な構成はMJ-REVO Smartと似ています。
値段はさらに安く、10万円程度。(色は黒のみっぽい)
※サイクルと付いていて、ショップによって名前の表記がズレてたりもするんですが、麻雀卓だけでなく電動自転車や大型の工具類などニッチな商材を扱いまくる会社さんです。麻雀卓は主に10万円以下のところが中心。
※他にも激安系卓販売会社はあるけど、一宮サイクルが一番安い気がする。
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ベルトスクエア
続いては東京の新小岩にあるアジャスト社のベルトスクエア(BS卓)です。
アジャストさんはデジテンボウというデジタル点棒式のキットを開発している会社でもあり、そのノウハウを自社の卓にくっつけた感じ。
値段は15万円程度のBS卓と、30万円程度のGAZZの2系統があります。
(GAZZはオリジナル製の高い卓で、山の積み方などが独特。半業務用みたいな立ち位置。BS卓はよくある積み方の家庭用廉価版)
BS卓は丸っとしたフォルムが良いですね。
ステラDT(半自動配牌)
続いては大阪にあるレディオシステム社のステラDTです。
こちらは半自動配牌となっているのが特徴。
最初に三段(のうち上二段が地上に出る)で上がってきて、全員が山を前に出したら残りの1段が出てくるという仕組みになっています。
マナー的にどうせ山は前に出すので流れで自動配牌も受け取れるという独特の構成。
自動配牌式のデジタル点棒卓は現状販売中のものでは他にないので、自動配牌が欲しい方はこちらがおすすめ!
ちなみにデジタル点棒方式のやり方としてはアジャストさんと連携しており、デジテンボウ2を採用。
参考:Maru-Jan R(販売終了?)
あとはすでに販売終了となってしまった卓ですが、参考としてMaru-JanRを紹介します。
こちらは自動配牌あり×デジタル点棒方式という構成で、業務用として売り出されました。
Maru-Janの名前の通り、ネット麻雀のMaru-Janを運営するシグナルトーク社と業務用卓AMOSシリーズを手掛ける大洋技研社のコラボ商品。
チップのやり取りなどもできて、個人的にはかなり良いと思ってたのですが、時代が早すぎたのかもしれない・・(復活を期待)
終わりに。デジタル点棒方式以外のおすすめ卓の記事もあります。
以上がデジタル点棒方式のおすすめでした。
慣れると速いんですがいかんせん斬新さがネックになっており、というところの立ち位置かなと思います。
先入観のない属性の人、例えば、大阪のマツオカさんで行われている子ども麻雀教室などでは、子どもたちがすごいスピードでデジタルパネルを操作していました。
なので今後その世代が育ってきたらじわじわと広がるかもなと思いました。
終わり。
デジタル点棒方式以外のおすすめは以下の記事をどうぞ。
【2024年最新版】全自動麻雀卓おすすめまとめ【価格別全10種】家庭用・業務用を網羅