大阪のマツオカさんへいったら、見慣れぬ卓が置いてありました。
「これはなんですか?」と聞いたら2025年発売予定の新作とのこと。
マット(テカテカではない)な黒色で、これまでにみたことのない質感でした。
以下で詳しく見ていきます。
動画も作りました↓
◆Eager3 CS目次
0:00 導入
0:10 Eager3 CSの中身について
0:20 デザインの違いについて
0:32 新色・マットブラックの紹介
0:45 既存カラーについて
0:56 新色・メタリックブルーの紹介
1:15 電源を入れてみた
1:23 右上の誤差表示について
1:41 得点差表示の違いについて
2:36 箱下点棒について
2:55 点棒の中に鉄芯が入った
3:51 ドッキング可能機種について
4:34 点棒の点数記載について
4:57 USBポートの位置変更について
5:19 点棒ケースのランプについて
5:32 点棒ケースの部屋とチップ入れについて
5:54 点棒読み取り速度のアップについて
6:14 点棒の誤差の出にくさについて
6:26 販売情報について
7:47 Eager3とよく合う椅子について
8:13 終わりに
目次
マツオカグループの業務用全自動麻雀卓Eagerシリーズをおさらい
まずEagerシリーズをおさらいしましょう。
マツオカグループ・レディオシステム社製の枠
Eagerシリーズはレディオシステム社の全自動麻雀卓の「枠」を指します。
(広義では卓と合体した全体を指し、狭義では枠のみを指します。Eager2 CSといえば、AMOS卓との合体系、Eager2だけだと枠のみのような感じ)
2012年ごろにEager1が発売し、そのちょっとあとにEager2が発売。近畿圏を中心にさまざまな雀荘等に導入されていました。(Eager3はその後継Ver)
枠のパイオニア・レディオシステム社↓
事務所はマツオカさんと同じところにあります↓
オープントップでかっこいい系
デザインとしては、白黒または赤黒というこれまでにない色合いと、点棒ケースが蓋なしなのも特徴でした。
AMOSREXX3より前は、オープントップといえばこれといった感じでした。
かっこいい感じのメタリックレッド↓
モノトーンともちょっと違う独特な色合いホワイト↓
・・蓋がないことで蓋をぱかぱかしてぶっ壊されるリスクが軽減します。
AMOS、センチュリーなどにドッキング可能
で、この枠なんですが、実はサイズが可変で、さまざまな卓に取り付けることができます。
具体的には業務用の
- AMOSアルティマ(レックス)シリーズ
- センチュリーシリーズ
などは大体可能。あとGAZZとか昇竜とかもいけるそうです。
(家庭用の中国卓はダメかもとのことでした)
四角の丸の部分が枠を吸収することでサイズが変更される↓
そんなEagerシリーズの最新作が2025年6月に発売予定。
2025年発売の新作「Eager3 CS」の機能を紹介
では新作を見ていきます。
新しい点は主に枠で、中身はAMOSREXX2(の本体・CSN)となっています。
デザイン(新カラーなど)
デザイン面として、従来のメタリックレッドと白黒に加えて、メタリックブルーとマットブラックが追加されるようです。(全4色)
マットブラックはシックな感じがよいですね。AMOSREXX3の黒(グレー)などはテカテカ系なので、違いがあります。
メタリックブルーは車のような外観!↓
青色全体(マツオカさんツイートより)↓
点差と点数が同時に表示可能に
これまでのEagerは、点差モードと点数モードは切り替え式で、どちらかを選択したらもう一方は見えない感じでした。(点差にしたら点差しか見えない)
しかしEager3では、「点数のみモード」と「点数+点差モード」に変更され、点差を見つつ、点数も見れるようになりました。
点差ありモード↓
点数のみモード↓
・・あとめっちゃ細かい仕様の違いとして、AMOSREXX系は点差を押してもしばらくすると点数表示に戻りますが、Eager系は永続です。なので、ずっと点差と点数を出して置けます。
合計点数が合わないときの表示がわかりやすく
合計点数は右上に表示され、これは元々だったのですが、合ってないときに【Check!!】と出るようになりました。
誤差があったら表示する機能は大体どの卓でもありますが、これはわかりやすい!
しまい忘れなどであってないとすぐわかりますね!
読み取り速度アップ
機能面として点棒の読み取りの速度がアップしたそうです。
これまでは入れてからちょっとだけ待たないと反映されなかったのが、爆速で反映されるように。(総とっかえでも1秒以内になってました)
せっかちな人でも大丈夫!
・・ここは画像だと説明しづらいのであとで動画見てください。
(5:54 点棒読み取り速度のアップについて)
点棒に数字が記載
点棒が色でなく文字で判別できるようになりました。
これは初心者にありがたい。
5,000点って何色?とかならない!
USBが見やすく
USBの差し口が見やすくなりました。
これまでは手で死角を探す必要がありましたが、今回は横向きでかつ光るのでわかりやすい。
けっこう光ってます↓
リーチ音がカスマイズなしで鳴る
これは自分も知らなかったのですが、これまでのEager2 CSって、リーチ棒の置き場にカスタマイズを入れないとリーチ音声が鳴らなかったみたいなんです。
というのは、Eager枠はマツオカ製、内部の卓は大洋技研(AMOS)製ということで、微妙に規格が異なるため。
具体的にはEagerの点棒には鉄芯が入っていないため、鉄があるかどうかのセンサーでは反応しません。
そこで点棒のエリアに光センサーで鳴るようにカスタマイズを入れていたんだそう。
REXX3のサイコロゾーン(赤いシールのようなものがない)↓
Eager3のサイコロゾーン。よく見ると確かになんか貼ってある↓
それがEager3では点棒に鉄芯を入れたので、それが不要になったらしいです。
へー。
値段は据え置き(Eager2と同じ)
お値段についてはEager2の価格を据え置きになるそうです。
枠だけだと30~40万円くらい、本体の価格にもよりますが、AMOSREXX2〜3の場合は80万円程度となります。
普通にAMOSREXX3を購入する場合と同じくらいのイメージですね。
マツオカさんから正式に価格出ました↓
【価格】
◎EagerⅢ CS(自動配牌・ドラ出し・リーチ音声付き)
税込841,500円
◎EagerⅢ RT(リーチ音声・積棒機能付き)
税込495,000円
・・RTはたぶんリトロボのRTですね。中身が配牌無しのタイプ。
終わりに
以上がEager3 CSの紹介でした。枠のみが新しくなった新作ですが、色やデザインが変わると雰囲気はガラッと変わりますね。
機能面でも、点数・点差同時表示、素早い読み取りなどは実践的でユーザー評価も良さそうな気がします。
あとUSB、意外と知らない人も多いのですが、これならすぐわかってよいですね!
そろそろ枠を買い替えようと思っていた方、あるいはこの機に新規で卓ごと購入しようと思っていた方は是非検討してみてください。
問い合わせ、ご注文先はマツオカさんのサイトかレディオシステムさんのサイトより。
ではまた。良い麻雀ライフを。