麻雀を覚えてしばらくすると、強くなる人は、
というようなことを考え始めます。
たまにセット麻雀を打っているだけでは、メンバーも固定化されてくるし、時間も限られているため、なかなか強くはなれないからです。
じゃあ、どうすればいいのか?
セット麻雀以外でもいろいろあって、具体的には麻雀本を読む、フリーに行く、麻雀ゲームをする、などの方法で技術の上達が可能となります。
今日は、その中の一つ、「麻雀ゲームをプレイする」というアプローチでの技術向上について、お話ししたいと思います。
麻雀ゲーム・麻雀アプリは星の数ほどありますが、中でも初級者から中級者に上がるうえで有用だなと思うものをピックアップして紹介します。
「コソ練して、同じ時期に覚えた友人よりも強くなってやるぜ!」という方はぜひ試してみてください。
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では、始めます。
目次
強くなる麻雀ゲーム+アプリの選び方!個別技術を学ぶ一人用と総合演習のオンラインがある!
まずは簡単に麻雀ゲームの選び方の基礎の話をします。
大きく分けると麻雀ゲームは以下の2つに分かれます。
- 麻雀の個別技術を学ぶゲーム
- 麻雀の総合力を高めるゲーム
それぞれ簡単に解説します。
まず、麻雀の個別技術を学ぶゲームとしては、ルール、基本役、牌効率、清一色など自分が苦手とする分野を重点的に鍛えて基礎力の底上げを図るゲームです。
一方で総合力を高める麻雀ゲームとしては、実際の対局を全国の雀士と行い、セットが組めない時間帯にも経験を積んでいく!というスタイルのもの。
この2つの使い分けが重要で、基礎ができていない状態で間違った打牌選択で演習を続けても強くはなれないですし、基礎が完璧に理解できていても、対局数が極端に少なければ実戦でアワアワしてしまい勝てません。
具体的にいうと、局所的な技術だけだとベタオリや押し引き、打牌スピードを学ぶことが難しく、一方で実践だけだと、レア役である清一色やゲームでは自動でやってくれる点数計算などを学べないです。
なので、この両者をバランスよく使っていくことが重要となります。
【個別技術で強くなる!】おすすめ一人用無料麻雀ゲームアプリ4選!
ではそんな前提を踏まえた上で、本題に入りましておすすめの麻雀ゲームを紹介していきます。
- 【手牌7枚で基本役を学ぶ!】「ミニ麻雀」
- 【聴牌スピードをあげる!】「一択何切る」
- 【点数計算の基礎を固める!】「Maru-janの点数計算ゲーム」
- 【高難易度役・清一色を克服!】「バンブー麻雀」
- 【強者の考えを学ぶ!】麻雀相談所
それぞれ見ていきましょう!
「ミニ麻雀」:手牌7枚で基礎役を学ぶゲーム
まずは、手牌が7枚で進行するミニ麻雀というゲームです。
「なんで手札13枚もあるの!?多すぎて無理!」という人は、とりあえず手札7枚からスタートして徐々に枚数を増やすのがオススメ。
このミニ麻雀というゲームは、手牌が7枚なので手作りも簡単で、かつ役の種類も7枚で作れるもののみであり、全体的に覚えやすいので初心者のファーストステージとして有用です。
ただ麻雀で使う役って、実は重要なものは手牌7枚でもほとんど作れるのでこれだけでもかなり勉強になります。
覚えられる役はこんな感じ!
簡単にプレイできるので是非どうぞ!
・ミニ麻雀 – GameDesignをプレイする!
ミニ麻雀の詳細レビュー記事はこちら↓
「一択何切る」:聴牌スピードをあげる麻雀アプリ
続いては、麻雀において重要な牌効率を鍛えるアプリです。
牌効率とは?
牌効率とは、麻雀でアガリに向かって最も最適な受け入れ枚数となる牌を切ること。牌効率が良いと確率的に聴牌しやすくなります。
それがこちらの「一択何切る」。
I-PhoneやAndroidにインストールするタイプのアプリで、一問一答形式の演習を繰り返し最適な打牌選択を学ぶことができます。
製作者は天鳳鳳凰民ののnopropsさんという方だそうです。
一択何切る↓
iPhone⇨一択何切るipad版
Android⇨一択何切るAndroid版
「点数計算塾」:Maru-janで基礎固め!
続いては、点数計算を練習できるゲームとしてオススメなのが、Maru-Janのスピンオフの麻雀点数塾です。
Maru-janはレートアリのオンライン麻雀で、ぶっちゃけ法律的に微妙な感じもありますが、この麻雀点数塾は無料でノーレートなので安心して使うことができます。
ダウンロードして開始するとこんな感じのスタート画面があり、OKを押すとすぐにスタートできます。
回答画面はこんな感じ。
このケースだと、北家で北のみの手を2ソウ単騎で出和了した場合の点数を入力していきます。
タンヤオドラ1とかの簡単な手から、こんな感じのけっこう難しめの手まで幅広く出題されるのが特徴です。
全15問がワンセットとなっており、全部とくと試験結果画面に移ります。
ここでは正解率や回答スピードにより段位が振り分けられます。
このゲームはかなり本格的な容赦のない問題が次々と出てくるので本気で点数計算を覚えようという人にはおすすめ。
難点は、ツモの場合でも合計点数で回答せねばならないところ。
例えば、300・500とかではなく、1100点と回答します。
実戦では300-500と回答するケースのほうが多いので、このゲームをやるときも、頭の中で300-500と唱えたうえで足し算して回答するようにしましょう。
「バンブー麻雀」:高難易度役・清一色を克服するアプリ
続いては、初心者の鬼門、待ちがよくわからなくなりがちな「清一色」を鍛えるゲームです。
清一色は、実戦ではなかなか使う場面が来ないのでおろそかになりがちですが、本当に重要な役となります。
バンブー麻雀という名称でソウズのみを用いた麻雀ゲームがリリースされているので、それを用いていきましょう!
・バンブー麻雀サイト(ブラウザでいけます。)
アクセスするとこんな感じの画面に出るので、開始を押せばゲームスタート!
ルールとしては、清一色のみで2人麻雀をプレイし、相手を飛ばすか自分が飛ばされれば終わりというシンプルなゲームですが、これがなかなか難しいです。
ちなみに、チョンボは役満払いで間違えるとこんな感じで煽られます。
軽い気持ちで始めたのですがけっこうハマりました。
同じ色ばかりでわちゃわちゃしてくるとわけが分からない!という人はぜひバンブー麻雀をプレイするようにしましょう。
他にも清一色力を高める手段としては、「メンチン何切る」という本も出ているので本で読みたい派はそちらもおすすめ
2022最新!天鳳七段以上の麻雀相談所
2022年6月に面白いアプリができました。
それがこちらの麻雀相談所です。
何切る投稿アプリなのですが、その条件は独特です。
なんと、天鳳七段以上、あるいは雀魂雀聖3以上しかログインできないのです。
閲覧は誰でも可能なので、強者の考え方を学びたい人にオススメ。
牌効率と即断力を鍛える「ウラドラシル」
2024年にリリースされた「ウラドラシル」も変わり種ですがおすすめです。
このゲームは、手牌を作ると相手にダメージを与えられるという形式のパズルRPG系ソシャゲで、ターン制ではないのでとにかく早く聴牌することを覚えられます。
厳密には麻雀ではないけど、結局やってること麻雀では?みたいな微妙なライン。自分のターンだけを無限に経験できるので、初心者なら牌効率を鍛えられると思います。
【総合力で強くなる!】無料オンライン麻雀ゲームのおすすめ2選!
続いては総合力を高めるゲームのお勧めを紹介します。
オンライン麻雀もいろいろありますが、おすすめなのは天鳳と雀魂です。
ではそれぞれ見てきましょう!
そのほかのオンライン麻雀ゲームの比較は以下の記事を参照ください。
「天鳳」:高レベルプレイヤーの集うオンライン麻雀ゲーム(アプリ版もあり)
続いては実際に対局ができるタイプのオンライン麻雀のオススメを紹介します。
対人戦が楽しめるオンライン麻雀はいろいろありますが、これは天鳳一択です。
なぜかというと以下の通り。
- プレイヤーのレベルが高い
- 観戦機能があり上級者の後ろ見ができる
- 牌譜機能があり自分の打牌を振り返れる
以下でそれぞれの理由を説明します。
プレイヤー数が多くレベルが高い
400万IDとも言われており、クリアしたのはわずか10数人。
プロでも1人しかクリアできていないです。
いわば頂上を目指して山を登っている修験者の集まりのようなのが天鳳クラスタの特徴です。
観戦機能がある
そしてその強い人たちの対局を観戦することができるのが天鳳の魅力です。
今行われている対局を5分遅れで観戦できるリアルタイム観戦と、牌譜機能を用いたアフター観戦が可能。
プレイヤーごとの視点変更とかもできます。
牌譜機能
そしてさっきもちらっと書きましたが、牌譜機能があるのが第3の利点です。
これは上級者だけでなく、全員分保存されています。
期限は何か月だったか詳しくは忘れたんですが、たしかけっこう長いこと残っていたはずです。(月額500円の有料会員は永久保存)
さっきの対局を振り返りたい!とか先週の対局を友人にURL送って添削してもらうみたいなのが出来ます!
自分の打牌を後から見るのはミスがわかったりして恥ずかしいですが、かなり上達するので絶対にやったほうがよい方法です。
以上の点から天鳳が圧倒的にオススメ。
デメリットはのめり込みすぎるとリアル麻雀より天鳳の住民となってしまう恐れがあることと、画面がシンプル過ぎて慣れるまで相手の手が読みにくいことくらいですね。
天鳳のサイトには以下から行けます!
「雀魂」:可愛いキャラで本格対局ま最新の麻雀ゲーム(アプリあり)
続いては2019年5月にリリースされた麻雀ゲーム「雀魂」です。
こちらは天鳳と同様にオンラインで世界中の雀士と麻雀が打てる段位制の麻雀ゲームなんですが、天鳳との違いとしては可愛いキャラを使えるという点があります。
対局もフルボイスでガチャによってキャラを着せ替え出来たりもするというソシャゲ機能もあり!
無機質になりがちなオンライン麻雀を、楽しくプレイしたいという人におすすめ。
キャラまとめ↓
詳細レビュー↓
・雀魂
変化力をつける!変わり種麻雀ゲームおすすめまとめ
ここからは番外編です。
この項では、直接麻雀技術のレベルアップにつながるわけではないけど、変わり種のルールにより、思考力や判断力を鍛えられる麻雀ゲームを紹介します。
麻雀ぷよ
まずはこちらの麻雀ぷよです。
これは名前の通りで、落ちゲーのぷよぷよと麻雀を組み合わせたようなゲーム。
3つ以上の牌をメンツにすると消せて、同じ牌3枚だけでなく、345などの順子もありなので割と頭を使います。
時間内に判断する能力を高めたい人におすすめ。
2角取り(四省麻雀)
続いてはぷよぷよとは逆に、制限時間が長めでしっかり考える系の麻雀ゲームとして「2角取り(四省麻雀)」です。
こちらはパズルゲームのような感じで、2回曲がり以内で到達できる位置にある同じ牌を取っていき、すべての牌を消せば勝ちという一人用ゲームとなります。
後半割と詰将棋みたいになるので、1手先、2手先まで読む力を身に付けたい人におすすめです。
終わりに!麻雀ゲームアプリを使いこなしてライバルに差をつけよう!
今回紹介したゲームをまとめると、以下のようになります。
- ミニ麻雀⇒手作りの基礎と基本役を覚えられる
- 点数計算アプリ⇒点数計算がばっちりになる
- バンブー麻雀⇒清一色手が得意になる
- 天鳳⇒自分の打ち筋を顧みることができる、上級者の打ち筋をしることができる、絶対的に対局経験を増やすことができる
総合力を鍛えたいなら、天鳳だけやっていれば大体OKですが、そうすると個々の技術にはやや取りこぼしが出てしまいます。
例えば、自動で行ってくれるのでなかなか学べない点数計算とか、めったにこない(けど重要な)清一色手とかそういったやつです。
それを点数計算アプリとかバンブー麻雀で補っていきましょう。
ある程度基礎が身に着いたら麻雀本に手を出してみるのもおすすめです。
麻雀本については以下にまとめているのでよかったら参考にしてください。
◆参考記事
・本屋で購入できる麻雀本おすすめまとめ59選!
中級者までの麻雀は、覚えるべきことが決まっています。
そしていかに必要なスキルを素早く集めるかは、友人と対局していないところでの努力二より変わります。
ぜひ、麻雀ゲームや本を使ってライバルに差をつけていきましょう!
ではまた。良い麻雀ライフを!
◆オススメ記事
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