自動配牌といえばアルティマ系。そしてセンチュリー系などは自動配牌がない。さまざまな雀荘に通っている方であればこの理解があると思います。
しかし実はこの中間として「半自動配牌」の卓もあります。
具体的にはMJ-JAPAN(昇竜系)とS-teller(ステラ)です。
今回はこれらの半自動配牌卓について紹介します。
「半自動配牌式」全自動麻雀卓とは?
配牌が自動で出てくるわけではないが、山を前に出したり、手牌を後ろに引いたりする動作により配牌が完了するタイプの卓です。
例えばレディオシステム社のステラという卓では、最初三段で山が出てきます。
(上二段が地上に出ていて、下一段が埋まっている)
これの上二段を前にスライドさせると残りの一段が出てくるという仕組みとなっています。
前に出した二段が山、後ろに残った一段が手牌というわけです。
サイコロを振って4枚ずつ取り出す必要はないけど、完全に自動というわけではない、まさに半自動となっていますね。
半自動配牌式麻雀卓おすすめ2選!それぞれの使い方を解説
で、この半自動配牌の卓が2種類あります。
それぞれ時期も会社も全然違っているため、動作も異なります。
この項ではそれぞれの使い方を解説します。
MJ-JAPAN
まずはMJ-JAPANです。
こちらは結構古い卓で、現在では制作会社が倒産してしまっているのですが、耐久性が高いため今でも雀荘などでちらほら見かけることがあります。
仕組みとしては、最初に配牌が一段で上がってきて、全員がそれを後ろに引いたことを確認されると、山が上がってくるという形式。
(手牌あたりにセンサーがある)
枠がEagle oneだったりWAKWAKだったりで結構色々あるのでわかりにくいんですが、最初に手牌が上がってきたら大体このタイプだと判断しましょう。
ステラ
続いては新しい卓で大阪にあるマツオカグループのレディオシステム社による新作「ステラ」です。
こちらは前項でも紹介した通り、三段で上がってきて山を前に出す形式です。
上二段だけが地上に出ているのでこれを前に出します。
すると、残りの一段が出てきて手牌になるというわけです。
山を前に出す動きは(マナー的に)どうせ行うのでスムーズですね。
枠はデジタル式のデジテンボウのタイプと、かっこいい系のEagerの場合があります。
Eagerタイプ↓
発売が2022年とかなのでまだあまり出回ってはいませんが、今後は増えるかも。覚えておきましょう!
>>ステラDTをレビュー!自動配牌の家庭用卓がついに出た!?【レディオシステム社2022年新作PR】
終わりに。全自動配牌だけじゃない自動卓の色々を知りたくなってきた頃だろう
そんな感じがちょっと珍しい半自動配牌式の麻雀卓でした。
この辺を押さえておくと、こいつ麻雀歴長いな?となるのでおすすめです。
また、この辺の卓の構造の違いとかに興味を持った人も中にはいると思います。そんな方はうちのYoutubeチャンネルの方で、色々な卓の山積みをただ眺めるだけの動画シリーズを出しているのでぜひ参考にしてください。
(この記事も実質それが狙いで書いたまである)
ではまた。良い麻雀ライフを!