ひらがじゃんの牌バージョンをいただいたのでレビューしていきます。
元々カード麻雀として発売していたのですが、大人気のため牌バージョンも作ってしまったそうです。すごいですね!
以下ではそんな「ひらがじゃん牌Ver」を紹介していきます。
目次
ひらがじゃん牌バージョンとは?
まずは「ひらがじゃん」とはを簡単に解説します。
一言で言うと「ひらがなで面子を作る麻雀風ボードゲーム」です。
ひらがなの書かれた牌を使って言葉を作る
ひらがなの書かれた牌を用います。
このひらがなを入れ替えていき、
3文字の言葉×4
2文字の言葉×1
を作れば上がりとなります。
麻雀がわからなくても遊べる
魅力としては、麻雀がわからなくても(日本語さえわかれば)遊べる点が挙げられます。
また、ひらがなのみなので、子どもの勉強用にもよいので教育用ゲームとしても有用。
そして、にもかかわらず、パターンが多いので大人がやってもそこそこ難しいです。
この初心者から上級者まで遊べる「間受けの広さ」もひらがじゃんの魅力といえます。
例えばこうあったら⇩
「けいり」か「りけい」にする↓
カード版だけだったが、牌バージョンも出た!
で、このひらがじゃんですが、元々はカード麻雀でした。
その後、カード版が人気だったため、牌バージョンも検討され、クラウドファンディングを実施。見事目標額の300万円を達成し、牌版も発売となりました。
一般販売は2025/03時点ではまだですが、在庫が用意でき次第Amazon等で販売予定だそうです。
(自分はひと足先に遊ばせていただいております(ずるい))
ではそんなひらがじゃん牌版を見ていきます。
カード版は以下の記事をどうぞ。
>>ひらがな麻雀「ひらがじゃん」の商品レビュー。結構難しい語彙力ゲー
ひらがじゃん牌バージョンの商品レビュー
じゃあ中身を見ていきましょう。
内容物
内容物は以下の通り。
牌は、あ〜んは各2枚ずつ、濁音(「がぎぐげご」など)と半濁音(「ぱぴぷぺぽ」)、小さい「つ」などは1枚ずつで計120枚となっています。
なので濁音が多い「ボドゲ」などの言葉は作りにくいですね。「ほとけ」などがおすすめ。
あとはルール表が1枚入っています。
牌
牌について詳しく見ていきます。
サイズは22mmでやや小さめです。
雀荘サイズの28mm牌と比べるとこんな感じ。
ただ、小さめなので並べてもそんなに場所は取らないです。
重さは10g程度で、大きさの割には質感があります。軽すぎる感じはしないはず。(雀荘の牌は28mm16gが多いのでそれと同じくらいの密度)
ルール表
ルール表は基本的には紙版と同じです。役がないのでルールはそんなに難しくないです。
ルールについては、ポン、カン(暗カン)ができる点などが特徴です。
コツとして、最初のうちは待ちの数を増やすために門前にこだわるより、鳴きでどんどん面子を確定させて行った方が勝てます。
ひらがじゃんは紙と牌の違い
紙バージョン(カード)と牌バージョンがあります。
それぞれの違いを見ていきます。
値段
値段的には紙の方が安いです。
カードバージョン:¥1,480円
牌バージョン:¥ 4,980円予定(定価)
質感
当然ですが質感は牌の方があります。
あとそこから派生してですが、牌の方が折れたりしないので、子ども向きかもです。(ただし小さすぎる子がいる場合は飲み込むリスクがあるので紙が良いかも)
場所
場所については意外にも牌の方がとらないかもです。
もちろんしまった状態とかだと、カードの方がスリムですが、1枚(牌)あたりの大きさは
カード:7cm×5cm
牌:2.2cm×1.5cm
くらいなので、並べると牌の方がコンパクトです。
その他の利用
牌バージョンだと、あれができます。
ソニー損保自動車保険CM
その他にも色々表現したいときに牌で表現できるようになります。
一応普通の牌でもシール貼ればできるんですが、貼らない方が綺麗ですよね。
ひらがじゃん牌バージョンをプレイしてみた!(感想レビュー)
麻雀打てる勢でひらがじゃんをやってみました。
13枚になると結構難しい
紙バージョンのときは7枚(自分のツモ番で8枚)だったのが、牌バージョンでは13枚になっています。
これが実際にやってみると、最初の手牌を開いたときの絶望感が段違いでした。
最初はリー牌どうしていいかわからなくなります。
ただ慣れてくるとこっちの方がゲーム性ありますね。
七対子がかなり強い
牌の組み合わせが増えることで、おそらく3文字もたくさん作れるはずなのですが、(一般雀士レベルだと)脳のリソースが足りなくなりました。
結果、2文字ならなんとかパターンを見れるな状態になって、七対子(2文字×7組)がとても助かります。
七対子の上家が最も早くリー牌できてる↓
鳴きができない欠点はありますが、みんなが慣れるまでは七対子ゲーです。
実際の麻雀で、配牌みたら国士無双を見るような感じで、いったん七対子をみるのがおすすめ。
小さい「つ」はわかりにくい
小さい「つ」がわかりにくいという前評判は聞いてたものの、実際確かにわかりにくかったです。
ただこれについては、クラファン勢には別途わかりやすい「っ」が配られるそうです。
(製品版もわかりやすい「っ」になると思われます)
感想:かなり楽しいが難しい
いくつかの麻雀系ボードゲームを遊んだのですが最も好評だったのがひらがじゃん牌版でした。
自分個人としても、カード版の時に比べて枚数が多く、みやすいため、より面白いなと思いました。
鳴きなどについては、ある程度やり込まないと難しいなと感じました。(初めてフリーに行ったときのように全然鳴けませんでした)
全体的に奥行きが増した感じでカード版を持ってる人にもおすすめできますし、麻雀初心者でも楽しめると思います。おすすめ。
(もしかしたら考えるのが苦手な人には合わないかも。煽りすぎないように・・)
終わりに
以上がひらがじゃん牌版の紹介でした。
まだプレイできてないので、プレイしたらまた追記していこうかなと思います。
届いた時の所感としては、「思ったより牌だ!」と思ってテンション上がりました。
麻雀系ゲームの中でもかなりとっつきやすくおすすめです。
(発売したら)ぜひゲットしてみてください。ではまた。良い麻雀ライフを。
カード版は販売中⇩