本屋をうろうろしていると、麻雀本カテゴリーで見慣れぬ本を発見。
それが『今日からはじめる 健康マージャン入門』という本。
ぱらぱら見るとタイトル通りこれから新たに健康マージャンを始めようという人向けの本であるようです。
「…そういえば祖父が麻雀覚えたいとか言っていたし、まあ行き先はあるだろう」と麻雀ルールを知っているにもかかわらず、何となく購入してしまいました(笑)
で、せっかくなんで書評書きました。
目次
『今日からはじめる健康マージャン入門』の内容
2018年9月20日に発売された本書は、日本健康麻将協会 (監修)の作品となっています。
内容としては、「賭けない・飲まない・吸わない」というテーマで最近勢力を伸ばす健康マージャンをシニア世代から始めようという人向けの本です。
本書では、4枚麻雀、7枚麻雀と徐々にランクアップして13枚麻雀に到達するというステップアップの形式をとっていたり、親決めや配牌の取り方についてかなり詳細に書かれていたりと、かなり初心者にやさしい親切設計です。
役の説明、ゲームの進め方、鳴きの説明など1冊読めば一通りプレイできるように作られているので、入門書としてはなかなかよいです。
しかもフルカラー!気合入っています。
用語集や、符計算シート、点数計算早見表なども付いています。
あとは、3種類の罰符の違い、シャンポンから両面への変化のさせ方などがけっこう珍しい内容だなと思いました。
以下では、本書を読んでこれは面白いなと思った3点についてもう少し詳しく紹介します。
『今日からはじめる健康マージャン入門』で面白いと思った特徴
本書では、ほかの入門書では学べないような内容についてもけっこう深く書かれています。
例えば以下のような感じ。
・3種類の罰符の違い
・悪い待ちをいい待ちに変える方法
・配牌の取り方やドラのめくり方などの詳しいルール
それぞれについて説明していきたいと思います。
3種類の罰符の違い
まず本書で面白いなと思ったのは、麻雀の罰符には、程度によりアガリ放棄、1000点罰符、チョンボの三種類があるという視点で説明していたこと。
これはかなりわかりやすいなと思いました。
チョンボだけ習っていたりすると、なんで誤ポンは1000点払うだけでよいの??みたいな矛盾を感じることもあるのでその点がケアされています。
悪い待ちをいい待ちに変える方法
本書で面白いなと思った2つ目のポイントは、シャボ待ちやカンチャン待ちをよりよい両面待ちに変えていく方法について書かれていること。
44とあるところに5を持ってきたら4を切って両面にするとかそういう感じで、これは初心者にかなりわかりやすそうだなと思いました。
もしかしたらシニア層だと、がんこなおじいちゃんとかが両面にしましょうといっても「わしはこの最初に聴牌したシャボ待ちと心中するんじゃー」みたいになるのかもしれないな、と思いました。(妄想です)
配牌の取り方やドラのめくり方などの詳しいルール
3つ目は配牌の取り方やゲームの進め方について詳しいこと。
ぶっちゃけ麻雀入門書を読んだだけで、じゃあプレイ開始してくださいといわれても、どこから牌を取り出すかとか、ドラはどこをめくるかとかがよくわからず、そのままゲームができることは少ないです。
ただ、本書では、ドラの取り出し位置はここ、流局したらこうする、みたいな話がかなり詳細に書かれているので本書を読めばけっこうすぐに立ち上がれそう。
本読んで予習学んできたはずなのに、実践で全然動けずに恥をかいた!というようなクレームを回避できそうだなと思いました。
終わりに
けっこうわかりやすいのでこれから麻雀覚えようという人にはオススメ。
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