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麻雀中にミスったときの裁定集。罰符かアガリ放棄かそれともチョンボか問題

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リアルな麻雀をしていると、ヒューマンエラーが起きることがあります。

例えば、聴牌していない手でリーチと言ってしまったとか、フリテンなのにロンしてしまったなどです。

そんなときに、どんな罰則を与えるのが一般的なのか、以下ではそんなミスの裁定集を紹介していきます。

コミュニティごとに差があるとは思いますが、参考になれば幸いです。

1枚にした図↓

この記事の著者
たkる

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たkる

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裁定の全体像。罰符かアガリ放棄かチョンボに分類

麻雀の罰則の全体像としては、以下の3つに分類されます。

  • 罰符:1,000点を場に支払い続行(その局、上がり可能)
  • アガリ放棄:罰則者はその局に鳴きやアガリを行うことができない。
  • チョンボ:規定の罰則を支払い、その局を最初からやり直し。(配牌から取り直し。本場も加算されない)

チョンボについては、Mリーグだと総合スコアから-20点(20,000点相当)、一般的なルールだと、2000オール、または満貫の支払い(親の場合は4,000オール)となる場合が多いです。

一般的な判断基準としては、ゲームが続行可能かどうかがチョンボの基準となります。

・・満貫払いだと親だけ得じゃね?みたいなところもあるけどなんかそうしてるコミュニティも多い。(多分親でチョンボしてもう一回やるのずるいよねみたいな感じ)

・・あと最高位戦とかだとチョンボよりは軽い小チョンボなるものもあったりします。この辺は競技麻雀は罰則厳しめなのである感じで、一般のコミュニティではほぼないです。

麻雀中のミス(チョンボ等)の裁定集

以下では一般的な麻雀中のミスの裁定をまとめました。

誤ポン、誤チー系

まずは誤ポン、誤チー系の罰則です。手牌に2枚ない牌で間違えてポンと言ってしまった、晒し間違えてしまったなどのやつですね。

・発声のみ:罰符1,000点

・打牌完了:アガリ放棄

大体のルールでは発声して打牌を行う前にミスに気がついた場合は、1,000点罰符となります。この罰符は供託に置かれ、自分で上がれば回収可能です。

誤ロン系

続いては誤ロン系です。

・発声のみ:アガリ放棄

・手牌を倒してしまった:チョンボ

ロンはゲームの終了を意味するため、誤ポン、誤チー系より1段階重くなることが多いです。

山崩し系

ツモるときに誤って山を崩してしまった系は、競技麻雀では厳しいですが、一般にはそこまで厳しくない印象です。

・復元可能:注意(罰則なし)

・復元不可:チョンボ

・見せ牌:特になし or 山を崩した人はその牌でロンできない

しかし、山を丸々全部ぶっ壊してしまったとかはチョンボになることがあります。

また、次の人のツモをこぼしてしまった場合などは、こぼした人はその牌では当たらないのをマナーとする人もいます。(次順以降は可)

見せ牌系

続いては見せ牌系です。

こちらは山を崩してしまうというよりは手牌を見せてしまった場合ですね。

・見せた牌:ロンできない or 特になし

・見せた牌以外:特になし

厳しいところだと、「チーピン、見せ牌です」というように見せた牌を宣言し、その牌ではロンできない(永続)とするルールもあります。

ただ大体は特に何もなしが多いです。

リーチ系

続いてはリーチ系です。

・ノーテンリーチ(打牌完了前):1,000点罰符 or アガリ放棄

・ノーテンリーチ(打牌完了後):流局時にチョンボ(それまでに誰かの上がりなどで局が終了した場合、罰則なし。また、ノーテンリーチについて流局時まで申告不要)

・1000点ないのにリーチ宣言:特になし(リーチできないので戻して続行)

・ツモ番がないのにリーチ宣言:特になし
(Mリーグルールなどは可能)

・待ちの変わるカンをした(送りカン):上がりor流局時にチョンボ

リーチについては、打牌完了前は1,000点罰符が多いです。「リーチ!ではなかった!」みたいなやつですね。

一方で打牌が完了した場合のノーテンリーチは、流局時にチョンボとなることが多いです。

これについては手を開くまでは申告しないで良いとするルールも多く、ロンできるぜ!みたいな顔をしつつ、誰かの上がりを待つというスタイルが許されます。

あとは飛びありのルールで残り800点などでリーチを宣言した場合、本来なら罰符で飛び終了ですが、その場合は例外的に罰則なし(リーチする前に戻る)とすることが多いです。トビ賞などの関係もあるかもしれません。

そのほかでは、リーチ後に手牌構成が変わるカンをするとダメとなるルール(役がつくのもダメとするルールもある)があり、これについても発覚時にチョンボとなります。

むずいので詳細は以下を参照↓

麻雀最難関ルール「送り槓(カン)」を解説。リーチ後のチョンボを回避する方法

多牌系

手牌を規定よりも多く持ってしまう多牌系はイカサマのモーションとしてチョンボになるルールが一般的です。

・多牌が発覚:チョンボ

ただ、最近ではそんなイカサマをする人もほぼいないので、健康麻雀系などでは少牌と同等で一律上がり放棄となることも多いようです。(ぷよ先生談)

少牌系

逆に第一ツモの取り忘れなどで牌が規定より少なくなってしまう場合です。

・少牌が発覚:アガリ放棄、鳴き不可

こちらについては上がり放棄となり、鳴きが不可となるルールが一般的です。

ただ、忘れがちな第一ツモ取り忘れについては、次の人がツモ山に触れるまでセーフとするコミュニティも多いです。

また、抜きドラや花牌などが多いサンマでは、ノーペナルティとなって補充できるルールもあるそうです。(しらたきさん談)

ツモ位置間違え

本来のツモ位置じゃないところをツモってしまうことありますよね。

・注意(罰則なし)

これは特に罰則なしが多いです。

たまーにツモの因果が変わる・・みたいなことを言う人もいますが、罰則自体はなしがほとんど。(遡って戻せるなら戻すとする場合もあり)

イカサマ

イカサマについては出禁が一般的です。指とかはとられないです。

・出禁

過大申告、過小申告

点数申告を間違えるのもノーペナルティーがほとんどです。

過大申告:注意(特になし)

過少申告:特になし(修正されずに進む場合もあり)

ただ、過大申告を繰り返していた場合、同卓者に怒られる可能性はあります。

 

終わりに

以上が麻雀中のミスの裁定のまとめでした。

裁定については大体のコミュニティで一致しがちなので、まあそんなに揉めることはないかなと思います。

ただ、競技麻雀とかはかなり厳しいのでプロの勉強会などに参加する場合は気をつけましょう。

ではまた。良い麻雀ライフを。

 

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