2018年10月よりスタートしていたMリーグ。数か月の死闘の末、2019年2月12日についに第一ラウンドの決着が付きました。
これからは上位4チームによるファイナルシリーズとなります。このファイナルシリーズというのは、プロ野球でいう日本シリーズ、クライマックスシリーズみたいなものになります。
今日はこのMリーグのファイナルシリーズについて紹介していきます。
目次
Mリーグの勝者はレギュラーシーズン+ファイナルシリーズの合計で決まる
まずは、Mリーグのルールから簡単におさらいしていきましょう。
いきなりお金の話で恐縮ですが、Mリーグというのは優勝賞金5000万円という破格の大会。
さらにMリーグの出場者には、推定400万円以上の年棒を保証され、安定した収入の得にくいプロ雀士にとってお金面で見ても夢の舞台となっています。
※Mリーグの選手は、Mリーグの掲げるゼロギャンブルの思想に賛同したものとして、オンレートの雀荘のゲストなどを受けられなくはなり、その分を補う意味でも年俸制が採用されている
で、このMリーグの勝敗ですが、1チーム3人の勝敗の合計点数で決まります。
シーズンは2つに分かれていて、まずは、第1ラウンドとなるレギュラーシーズンを1チーム80半荘を戦い、そこでの上位4チームが第2ラウンドのファイナルシリーズに進むことができます。
そして上位4チームがレギュラーシーズンでの得点を半分持ち越した形でファイナルシリーズ24試合を戦い、合計得点によって優勝チームを決定するのです。
2018年度のファイナルシリーズ出場チームはこの4チーム
続いて、2018年度のMリーグで、ファイナルシリーズに出場する栄誉ある4チームを紹介していきます。
出場チームは以下の4チーム
1位通過:EX風林火山(281.7pt)
2位通過:渋谷ABEMAS(184.5pt)
3位通過:KONAMI麻雀格闘倶楽部(39.2pt)
4位通過:赤坂ドリブンズ(-8.7pt)
では、続いて惜しくも第1ラウンドで敗退となった3チームを紹介します。
5位敗退:U-NEXTパイレーツ(-99.2pt)
6位敗退:セガサミーフェニックス(-170.2pt)
7位敗退:TEAM雷電(-227.5pt)
麻雀は野球みたいにマジックは点灯しないですが、けっこう段々で離れた結果となりました。
下位通過チームに逆転はあり得るのか
けっこう点数が離れているなーと感じる方も多いかと思います。
「実際これ逆転可能なの?」という視点で見ると、私見ですが十分可能であると考えられます。
というのも、ファイナルシリーズへの持越しは半分になるので、トップの風林火山と4位通過の赤坂ドリブンズの差で見ても、150pt程度です。
対して半荘数は24半荘もあります。
1日麻雀を打ち続けた日を想像してみていただくと分かると思いますが、10半荘くらいで150ポイントくらいの差が覆ることはざらにあります。
なので全チームにチャンスがある白熱の展開が予想されます。
Mリーグ・ファイナルシリーズの放送予定
最後にMリーグファイナルシリーズの放送予定について紹介していきます。
レギュラーシーズンは、主に平日に行われていましたが、ファイナルシリーズは土日に行われます。
また、時間帯も違っていて、ファイナルシリーズでは、3月16日、17日を除く3月の土日の15時から、1日3試合を行います。
具体的には以下の日程ですね。
◆Mリーグ・ファイナルシリーズの日程
第1日目 3月2日(土)15:00~
第2日目 3月3日(日)15:00~
第3日目 3月9日(土)15:00~
第4日目 3月10日(日)15:00~
第5日目 3月23日(土)15:00~
第6日目 3月24日(日)15:00~
第7日目 3月30日(土)15:00~
第8日目 3月31日(日)15:00~
なぜ3月16日、17日を外しているのかは不明ですが、前半戦を終えて修行パートに入れるように配慮しているのかもしれません。
Mリーグファンの方は3月の土日はなるべく開けておくようにしましょう。
終わりに
ここまでMリーグファイナルシリーズについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
なんだかんだでMリーグが盛り上がっていてよかった!と1麻雀ファンとして思います。
自分は特にどこのチームのファンというわけではないので、フラットな視点で楽しんでいきます!
当サイトでは、面白いサービスや経営をしている雀荘、麻雀関連団体をたまに取材しています。
取材系記事はかなり気合を入れて書いてるのでよければ読んでいってください。
\さらに詳しくなりたい人へ/
こんにちは。秋元と申します。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
Mリーグについて、わからないことがあるのでご存知でしたらお聞かせいただけないでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
【次年度について】
1.去年のドラフトで各チームに3名が割り振られましたが、次年度は現在のメンバーがそのままのチームに残留するのでしょうか?
それとも毎年ドラフトが行われ、新しいメンバー編成になるのでしょうか?
2.現在7チームですが、次年度はチームが増える予定はあるのでしょうか?
3.現在各チーム3名体制ですが、次年度はチーム人数が増えることはあるのでしょうか?
【レギュレーションについて】
1.各チームにエースが存在(風林火山の滝沢やファイトクラブの佐々木など)しますが、3名均等の出場試合数になっていないのでしょうか?
例えばアベマズはエースの多井に出場試合数を増やして予選を勝ち抜いたことは、ちょっと残念で、チーム戦という概念から外れているような気がするのですが・・・
2.対戦チームカードは予めサイトで確認できますが、出場選手名は当日でなければ、わからないのでしょうか?
個人的な意見ですが、好みの選手がいつ出場するか事前に知ることができれば、予定が立てやすくなるのですが…
【パブリックビューイングについて】
1.もう少し大きい会場にする予定はあるのでしょうか?
【優勝賞金について】
1.優勝賞金5,000万円はチームに寄与されるのでしょうか?
割り振りに決まりはあるのでしょうか?
おわかりになられる範囲で構いませんので、お聞かせいただければ幸いです。
今後も楽しみにしております。
秋元さん、こんにちは。
ご覧いただいてありがとうございます。
来年度のMリーグについては自分も調査中ではあるのですが、わかっている点をお伝えいたします。
(ほとんど曖昧な答えになってしまい申し訳ありません。。)
>【次年度について】
>1.去年のドラフトで各チームに3名が割り振られましたが、次年度は現在のメンバーがそのままのチームに残留するのでしょうか?
>それとも毎年ドラフトが行われ、新しいメンバー編成になるのでしょうか?
⇒これについては来年度の8月になってみないと分からないですね。。。グッズの購入がチーム単位であることやファンが選手についていることを考えると、おそらくは今いるメンバーの大半は同じチームで続投かなと予測しています。
2.現在7チームですが、次年度はチームが増える予定はあるのでしょうか?
⇒Mリーグはもともとは8チームでの開催を予定していたとのことで、名乗りを挙げる企業があれば追加はあり得るかなと思っています。ただ、現時点ではまだ特定の企業名は挙がっていないようです。
3.現在各チーム3名体制ですが、次年度はチーム人数が増えることはあるのでしょうか?
⇒いまのところ人数変更の話は出てないみたいです。
【レギュレーションについて】
1.各チームにエースが存在(風林火山の滝沢やファイトクラブの佐々木など)しますが、3名均等の出場試合数になっていないのでしょうか?
⇒レギュラーシーズン80試合のうち、それぞれのプレイヤーは40試合以上は出てはいけないルールとはなっています。
なので一人がずっと出続けることはできないですが、出場数の偏りは生じています。
2.対戦チームカードは予めサイトで確認できますが、出場選手名は当日でなければ、わからないのでしょうか?
⇒今のルールだと当日にならないと出場選手はわからないです。
【パブリックビューイングについて】
1.もう少し大きい会場にする予定はあるのでしょうか?
⇒パブリックビューイングの人気を考えるとあるかもしれませんね。ただその辺の話はいまのところ出てないです。
【優勝賞金について】
1.優勝賞金5,000万円はチームに寄与されるのでしょうか?
割り振りに決まりはあるのでしょうか?
⇒チームに寄与されます。そのうちスポンサー企業がいくらとか、選手ごとの割り振りとかは一般には公開されていません。