麻雀のオリ打ちとは、「相手の仕掛けや立直に対しベタオリしていたのにも関わらず、安牌が尽きて振り込んでしまうこと」を指します。
降りてたのに打ち込んで(振り込んで)しまったを略してオリ打ちです。
こちらの意味が優勢ですが、「ベタオリをする」という意味で用いる人もたまにおり、注意が必要な用語でもあります。
以下では、オリ打ちや近い意味の用語について解説します。
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オリ打ちとは?
オリ打ちとはベタオリ中に振り込むことを指します。
「オリ打ちしてしまったよ」
「厳しいリーチでしたし仕方ないですよ」
などのように使います。
リーチが入ってはじめのうちは安牌(現物等)を切っていたものの、全員がベタオリをした場合などは安牌が新規でなかなか増えません。
やがて手持ちの安牌がゼロになってしまい、手牌の中からもっとも安全そうな牌を選んだけどロンされてしまった・・みたいな感じでオリ打ちとなります。
その他にも、完全安牌もあったが、比較的安全そうな牌(スジ等)を切ったら当たってしまった・・という場合にオリ打ちという人もいます。
ミスで振り込んだ場合と、本当に安牌がなくて振り込んだ場合のどちらでもオリ打ちという言葉が使えるイメージです。(私見)
オリ打ちは悪いのか?
基本的にはあまり良くないです。自分の手がそこそこ良くて安牌がないなら前に出るべきだし、自分の手がイマイチで安牌がないのは手組みが悪いからです。
ただ、早い段階でリーチが複数軒入ったり、強烈な仕掛けをしている人が何人かいたりすると、熟練者でも安牌が尽きてしまうことはあります。
そんなときに何とか降りようとしてそれでも振り込んでしまうことはあり、それは仕方ない面もあります。
しかし、その辺の土俵際のオリ(の牌の選択)に実力が出やすいので、場面等を記録しておいて、上級者に意見を求めることも有効です。
オリ打ちと紛らわしい用語の解説
オリ打ちと近い意味の言葉について解説します。
ベタオリ
普通に降りる(ベタオリをする)場合は、オリ打ちというより「降りる」「引く」「ベタオリする」などの方が誤解がなくおすすめです。
気合い降り
安牌が少ないけどなんとか降りる場合には「気合い降り」などの用語も使えます。
安牌がないけど気合いで降りるという意味です。
配牌オリ
配牌がイマイチではなから上がりを諦めて打つことを配牌オリと言います。
完全には諦めてないけど、ほぼ諦め気味な場合は「降り気味に打つ」などと言います。
参考:配牌オリのやり方!ベタオリのタイミング、絞りの併用、おすすめの役などについて
終わりに
簡単ですが、以上が「オリ打ち」の解説でした。
意外と使い勝手が良く、ネット麻雀(特に天鳳勢)がよく使うワードなので覚えておきましょう。
オリ打ちをすると悲しいので、メリハリのある押し引きを心がけると良いのではないかなと思います。
ではまた。良い麻雀ライフを。
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