麻雀の点数計算が苦手という人は一定数いると思います。
4人いれば誰か1人くらいは点数計算ができるからいいかーと思ってたら、しまった!今日は誰も点数計算ができないぞ!みたいな展開もあり得ますね。
そんな人におすすめなのが点数計算を自動化してくれる麻雀卓です。
それがこちらの「パイリーダー」
一見すると普通な卓にも見えますが、実はICチップ付きの麻雀牌を卓でスキャンして読み取るという超ハイテクな麻雀卓なんです。
そんな昔からあったこのハイテク機器について以下で解説していきます。
目次
ジョイスが開発したパイリーダーとは?
ではパイリーダーについてみてきましょう!
まずはこちらの動画の2:37あたりを中心にご覧ください。(普通に打牌している時間が長いので飛ばし推奨!)
文章で簡単にサマリーを書くと、麻雀牌にICチップを導入しており、これにより上がりの際、所定の牌を置くと役と点数を自動で判別してくれるというのがこのパイリーダーの機能となります。
実際、動画の中では「チャンタ、70符1翻、3400点」というように音声で教えてくれています!
と思ったんですが、値段が手積み卓で30万、自動卓80万円くらいするみたいで、高すぎるためあんまり浸透していないみたい。
パイリーダーの機能!
ではパイリーダーの機能を詳しくみていきましょう。
パイリーダーの機能としては、以下のようなものがあります。
- ゲームルール決め
- 取り出し位置がわかる
- ポンとチー、アガリ牌を判別する
- アガリ点を読み取る
- 点数の増減を計算する
それぞれ見ていきましょう!
ルール決め
まずはルール決めです。
パイリーダーでは上がり点を読み取る必要があるため、どんなルールに基づいてパイを計算するかを最初に決めます。
具体的には、3人対戦(サンマ)か4人対戦(ヨンマ)か、持ち点はいくつスタートで何点返しか、点数表示はどうするか、ウマや箱下計算はどうするか、といったような感じの設定を決定していきます。
その辺の情報が決まったら実際にゲームスタートです。
サイコロを振る際の起親や取り出し位置もわかりやすい
続いてはサイコロを振って親を決めていくわけなんですが、ここもサービスが行き届いています。
具体的には、サイコロを回すと誰が親かを表示してくれるんです。
親が振った後の取り出し位置もこんな感じで表示してくれます!
いちいち数えなくていいので、地味にありがたし!
ポン、チーやリーチ、ツモなどは所定の位置に置く
そして対局中の鳴きはあらかじめ決められた場所に置くことにより、自動で判別の対象となります。
こんな感じでマットに色々と書いてあるので、その通りに配置すればOKです。
例えば、ツモ牌は上がり時にツモ牌ゾーンに置くことで、それが上がり牌(ツモ牌)だと認識される仕様。
アガリ点を読み取り
で、所定の位置に置いたらアガリ点が読み取られます。
その際にロンなのか、ツモなのかは中央のボタン操作により行います。
正しいアガリ方を選んだら、点数の移動が行われます。
全て卓上のボタンにて完結するという上級者不要の卓となっています。
用途としては、介護施設とか老人ホームとかで、今まで麻雀の複雑な点数計算にちょっと苦手意識があったけどそこを自動化してくれるならプレイしたい!という人を狙っている模様!
かなりコアなサービスですが、めっちゃ技術力高いですね!
パイリーダーを導入している団体
続いてはパイリーダーを実際に導入している団体を紹介します。
それがこちらの脳トレ麻雀推進連合会さんです。
動画↓
脳トレ麻雀推進連合会さんは東京都荒川区西日暮里にある脳トレに特化した健康麻雀クラブです。1日打ち放題2000円とのこと。
パイリーダーに興味がある方はぜひ遊びにいってみましょう!
画像で上がりを点数を自動計算する「麻雀カメラ」
ちなみに異なるアプローチとして、リアル牌の画像を読み取って、AIによる画像認識で点数を自動計算していこうというものもあります。
それが麻雀カメラというアプリ。
こちらも正直読み取り精度が微妙なんですが、無料でインストールできる(iphoneのみ)ので試してみるのはありです。
パイリーダーに未来はあるか?
とここまでパイリーダーについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
めっちゃすごいシステムなのにあまり一般的でないのは個人的にはすごい意外でした!
なんで伸びないんだろうと思って考えてみたんですが、このパイリーダー、あくまで初心者向けというところが結構厳しいのかなとも思っています。
例えば、従来の全自動卓はパイリーダーと同じく30万円とかする高価なものですが、全自動卓は麻雀が好きすぎる人がさらに効率よく麻雀を打つためのアイテム!
高くても需要はあります。
しかし、パイリーダーは点数計算を覚えるくらい麻雀好きな人にとってはすぐ不要になってしまう通過地点のようなアイテムです。
なので、めっちゃ麻雀を打ってもらいたい人がいる!みたいな人以外にはそこまで需要が出なかったのかなと思いました。
ただ、これから麻雀を始めようという人が多い環境、例えば老人ホームや大学などでは、ファーストステップとしての需要は生まれそうなアイテムでもあります。
ちなみに楽天とかで売り出されていたんですが、今は生産中止中とのこと。
・パイリーダー|楽天市場・・・売り切れ中ですが詳細を見れます!
ただ、個人的にはかなり期待しているアイテムなので、ぜひ生産再開してほしいところ!
(そしたら本サイトが全力応援の構えあり!)
そんな感じでした。ではまた。良い麻雀ライフを!