戦術

オーラスで考慮すべき項目4選

半荘戦であれば南4局、東風戦であれば東4局というように、対局の最終局をオーラスといいます。
オールラストの略称が由来で、麻雀のほかにアイドルのツアーコンサートの最終日を指す言葉としてもつかわれるそうです。

オーラスという言葉を使っているからと言って麻雀打ちだと思い込んで話をすると、話がかみ合わないこともあるかもしれませんね。

で、麻雀におけるオーラスでは、一つの和了や振り込みが順位に直結するため、ほかの局よりも重要度が高いといわれています。

そこで今日はオーラスを迎えるにあたって考えるべき項目を4つまとめました。

1.順位アップに必要な点数は何点か

オーラスでは牌効率だけでなく、順位を上げるにはツモなら何点必要で、出和了なら何点、直撃ならいくらというような計算をより厳密に行う必要があります。

例えば、トップと4700点差の2着(ともに子)であれば、ツモ1000,2000以上か、2400点以上の直撃、あるいは出和了5200以上が必要です。

この点数状況は本場や、リーチ棒の出方によっても変わります。
点差の確認は、リーチ棒がない場合とリーチ棒が1本出た場合の2つは最低限押さえておきたいところです。

2.振り込んでよいのは何点までか

逆に、トップや2着などの良い順位に着けている場合であれば、順位ダウンのリスクについても考える必要があります。2000点の手でも直撃されれば4000点も差が詰まってしまいます。

一つの基準として16000点以上点差が開いている場合、逆転はされにくいといえます
(満貫手はよくあるが、跳満ともなるとぐっと少ない)

また、2着と8300点差のトップ目であれば、3着と4着には差込が可能です。
仮に8000点を払ってでもトップを確定させる方がメリットがあるというようなことがオーラスでは起こりえるため、臨機応変な対応が必要となります。

またツモられた場合の点差の詰まり方についても把握しておく必要があります。
例えば、自分が親の場合、他家に満貫をツモられると12000点、子の場合、10000点差を詰められるというようなよくあるパターンは記憶しておくと便利です。

3.他家の中で誰が味方であるか

東家:39000
南家:11000
西家:35000
北家:15000

というような二極化した点数状況の場合では、他家と利害関係が一致する場合があります。
上の場面では、トップ目は西家が和了することのみをケアすればいいような状況であり、仮に自らが和了せずとも、南家や北家の仕掛けに対して積極的に鳴かせるなどのサポートを行いオーラスを終えてしまうという選択もあり得ます。

オーラスでは、単に順位だけでなく、誰が味方についているかを把握することが重要で、味方が多いオーラスを迎えることができた場合は、オーラスを優位に進めることができます。

4.ルールの確認

ルールは基本的に対局前に確認するのが好ましいですが、30000万点以下の場合続行というようなルールや、親の和了止めはありかなしか、九種九牌などでも終局するか、などは確認しておくとトラブルにならないのでオススメです。

また手積み麻雀や点棒表示のない全自動卓の場合、全員の点棒確認(点差と全体として10万点あるかどうか)を行うようにしましょう。

全自動卓ではよく点棒の一部が点数に反映されておらず、後から点棒をガチャガチャやったら点数表示が変わったという事象があります。

オーラスでは100点単位で点数を調整して手を作る人も多いので、後から点棒がズレると、結構厄介なことになってしまいます。

そうならないようにあらかじめ全体の点棒合計が開始時と一致していることを確認しましょう。

まとめ

オーラスでは以下の3点を考えて、「親が来た時のみオリるが後は全ツッパ」とか「下家をフォローしつつ、安そうなら差し込む」とか「とにかく最速の和了を目指し、誰が来ても押す」というように方針を決めます。

オーラスは思いが錯綜しているので、相手の立場に立って考えると手が読みやすい場でもあります。
「和了牌だけど見逃されるはず」というような高度な読みが成立すると、オーラスの和了率が上がり順位がぐっとよくなると思います。

オーラスの戦い方は出やすい技術であるので、ぜひ極めていきましょう。


真・雀鬼14 プロ雀士秘話!オーラスの向こう側