3人麻雀の本ってあまりないんですね。なぜか。
プロがないからでしょうか。
とはいえ、競技人口も多いし、普段はヨンマという人の中にもサンマ好きな人って意外と多いです。
そこで、このサイトを誰か、サンマのスペシャリストが見て出版してくれたらいいなー(他力本願)と思い、出版してほしいサンマ本のコンセプトを書きました。
サンマ何切る本
4人麻雀と3人麻雀では牌の数や種類が違うので、牌効率も違ってきます。
具体的には、ヤオチュー牌の割合が増えるので、タンヤオが狙いにくくなり染め手やチャンタ、国士無双などが狙いやすくなります。また牌の数が減るので七対子で牌が重なる確率もアップします。
そこまではわかるのですが、定量的な考察をして、この場合はこう!みたいな内容を「何切る」形式でドリルにした麻雀本が出版してほしいです。
たぶん需要はあると思うんです。
サンマとヨンマを徹底比較した本
実際、サンマしか打たないという人ってあんまりいないと思うんです。
ヨンマよりサンマが好きという人でも、4人いればまあ4人麻雀をします。
このような場合、打牌の使い分けが重要になってきます。
サンマの後にヨンマを打つと手牌が悪く見えたり、無理な染めに向かってしまったりと、サンマに引きずられてしまうことがあります。
サンマとヨンマの違いはわかりますが、サンマならこれを切る、ヨンマならこっち、というような打牌の比較を行っている本は現状ではありません。
フリーとネット麻雀、競技麻雀と裏ドラありの打牌の比較を行っている本は最近では結構あるので、ああいったノリでサンマとヨンマの打牌選択の差を比較した本を作ってほしいです。
サンマでの相手の手牌の読み方を書いた本
サンマの際は、ヨンマと違って筋の本数が少ないため、安易な無筋は当たる確率が高く危険、と一般にいわれています。
また、染め手が多いので気を付けようとか、そういった定性的な考察はできるけど、サンマになるとどこまで押していいのか、とかどの程度の打点なら押すべきなのか、とかそういった深い読みができずにいるという人は多いのではないでしょうか。普段ヨンマを中心に打っているとどうしてもヨンマの読み方をしてしまうものです。
では実際、サンマのときはどのように手を読めばいいのか。
サンマなんて2色しかないので絶対複合ターツが出てきます。
正直、ヨンマのときよりも読みやすいだけに、正確な読みをしないと大物手に振り込んでしまうリスクがあります。
サンマのときの読みの優先順位などを書いた本や、立体の何切るで強者はこう読む!みたいな本があるととても助かります。ぜひ出版してほしいですね。
参考:現状あるサンマの本
現状出版されているサンマの本は2冊です。
◆こちらにサンマ本をまとめています↓
・サンマ本まとめ
Amazon:マンガ3人麻雀 女神が教える3麻戦術 ―手作りから押し引きの極意まで―
2018年1月に出版された日本初のサンマの戦術本です。漫画となっていますが、解説部分は普通に文章で書いてあります。内容は、サンマのルールやヨンマとの違いを簡単に説明した入門書のような感じです。
Amazon:三人打ちフリー雀荘の麻雀ルール・京都編 三人打ち麻雀ルールシリーズ
京都の三人打ちフリー雀荘での一般的なルールを紹介した本です。関西はサンマが盛んなので、関西転勤などで3人麻雀専門の雀荘フリーデビュー前に読んでおくとよい一冊です。
まとめ
前にどこかでも書いたのですが、サンマ本というのは需要に対し供給が圧倒的に少ない、いわばビジネスチャンスだと思うんです。なので、どこかのサンマ強者の方!ぜひサンマ本を書いてみてはいかがでしょうか(提案)。
あと、近々三人麻雀の天鳳位の著作が出るみたいですね。これも個人的にはかなり期待しています。
Amazon:天鳳位直伝! 三人麻雀の極意 (マイナビ麻雀BOOKS)