戦術

サンマのコツは七対子!強者は牌を重ねる

サンマを得意とする友人にMというやつがいた。
三度の飯よりサンマが好きという感じで、4人そろってもサンマを打ちたがる、そんなちょっと変わった奴だった。

いつだったか、Mと麻雀を打った後、居酒屋に飲みに行った。

「お前よりサンマが強いやつはいるか」という私の問いに対し、Mは「1人こいつには勝てないというやつがいる」と答える。

何が強いのかと尋ねると、「七対子がえげつない」とのこと。
いわく、「七対子を制すものがサンマを制す」

確かに七対子は強力な手役だが、なぜサンマでは七対子なのか。
その理由は以下の2点であるとMは述べていた。


ナナヲチートイツ (1) (近代麻雀コミックス)

サンマは牌の種類が少なく重なりやすい

ヨンマでは牌は34種136枚だが、サンマでは牌は萬子の2~8が抜けて27種108枚。
ぱっと見そこまで大きな差には見えないが、Mによるとサンマでは牌はかなり縦に重なりやすくなるという。

また、牌の種類は減っているが、ヤオチュウ牌の種類はサンマでも13種でありヨンマと変わっていないため、サンマではヨンマに比べ横に伸ばしづらく縦に伸びやすいツモが来るという。

確かにヤオチュウ牌の割合で見ると、ヨンマでは13/34(約0.4)であるが、サンマでは13/27(約0.48)であり、ヤオチュウ牌をツモる確率は20%ほど上昇しています。

 

サンマではツモは旨くない

サンマでは、主にツモり損のルールが一般的であるため、待ちを広くとってツモりにいくというプレイスタイルは効率が悪いのだという。

ツモり損のルールとは、例えば子が満貫をツモった場合、ヨンマと同様、親から4000点、子から2000点をもらうルール。プレイヤーが少ない分、実入りが少なくなります。

ツモリ損のルールでは、ツモって40符5翻のような手はツモって2000、4000よりも、出和了で8000点を得るほうが点数が高くなり、文字通りツモ損になります。

そこで、待ちが広いが読まれやすい平和やタンヤオよりも、単騎で自由に待ちを選択できる七対子が有効となるのです。

サンマではどこからとるかが重要で、追いかけている相手から出やすい待ちに寄せていくことが重要なのだそうです。なるほど。

七対子は受けが効く

サンマでは牌が少なく、プレイヤーも少ないため、よりオリにくい場になることが多いです。
しかも打点が高くなる傾向があるので、ギリギリの攻防を制す力が求められます。

そんなとき、危険牌を掴んでもそれを抱えたまま、打ちまわせる七対子は攻守のバランスが良く重宝するのだそうです。トップ目で安パイをかかえながら進みたいときなども、七対子なら守備表示のまま手を進めることができて楽です。

Mが勝てないと思ったというプレイヤーは降りてる場面でも信じられないくらい粘り強く七対子で回し打ってくるそうで、常に七対子を警戒しないといけないため、オリるときなども気を使わせられたそうです。

 

まとめ

サンマは七対子という話は、Mの話を聞いて個人的にはかなり納得しました。七対子はどんな悪い手からでもチャンスがあるので、山や手牌が読めればかなり強い打ち手に慣れるに違いないなと思いました。

サンマで強い相手と戦う場合は七対子を警戒していきましょう。


ナナヲチートイツ 紅龍(1) (近代麻雀コミックス)