イベントなどで、この日だけ麻雀を打ちたいというような機会では、レンタルという選択肢を考えることもあるかと思います。
自分は以前青空麻雀大会を企画する際に、牌とマットのセットが複数必要になり、頭を悩ませた末、車で友人宅をめぐって牌とマットを回収して回りました。
ただ、あとからレンタル使えばよかったんじゃね?といわれ、確かに、と思った記憶があります。
そう思って今日は、麻雀牌やマットなどのセットのレンタル価格について調べてみました。
目次
全自動麻雀卓のリースとは?一般の意味と少し異なる
麻雀業界でリースというと、レンタルではなく、分割払いでの購入のことを指します。
つまり、所定の支払い回数を終えた後は、購入した人のものになるというわけです。
普通に考えたらレンタル的な意味(厳密にはリースとレンタルも異なりますが)にとりがちなので注意が必要ですね。
以下では、本来の意味のリース(レンタル的なもの)について相場等をみていきます。
全自動卓のレンタル価格!1日27000円から
まずは需要が高いであろう全自動卓のレンタルについてです。
全自動卓のレンタルに関しては、
- 全自動卓製作メーカー
- 全自動卓販売会社
などにより、個人でも1日から利用が可能なものもあります。
大洋技研社(法人限定)
まずはAMOSシリーズを手がける大洋技研社です。
こちらは法人限定となります。
※初期費用15,000円+初月料金9,800円
にてレンタルが行われており、これがおそらく最安値。
機種は同社の製造するアモスJPシリーズ。点数表示なしのJP2とありのJP-EXで月額料金に若違いがあります。
・AMOS JP2 :月額¥7800
・AMOS JP-EX:月額¥9800
詳しくは以下。
https://rental.taiyo-chemicals.co.jp
ささき商事
続いては元々は自動卓の販売・修理を行っていて、2020年にはオリジナル卓AQUAも出しているささき商事社です。
こちらでは一日あたり27000円からで全自動卓を貸し出しています。
- アモスレックス(自動配牌あり)・・50,000円〜
- アモスヴィエラ(山積み+点数表示)・・30,000円〜
- アモスノア(山積みのみ)・・27,000円〜
送料、イスなどの備品は別途料金がかかるとのことで、事前相談をしましょう。
※ささき商事さんの拠点は埼玉にあるのでその近くだと安くなりそう。
詳細は以下!
https://www.sasaki-mj.co.jp/user_data/rental_lease
レンティオ(レンタル総合)
色々なものをレンタルできるレンティオというサイトでも全自動麻雀卓が2023年より復活しています。
【速報】社内にて、全自動麻雀卓のレンタルが再開されるとの情報共有がありまして、社内の一部の方々が歓喜に沸いております
— レンティオ 宣伝部 – 家電レンタルサービス Rentio – (@Rentio_jp) February 21, 2023
値段は、以下の通り。
AMOSJP2・・1ヶ月15,500円(送料込み、3ヶ月から)
AMOSJP-EX・・1ヶ月19,500円(送料込み、3ヶ月から)
※1ヶ月だけのプランは3万円くらい
サイトは以下の通り。
AMOSJP2↓
https://www.rentio.jp/products/amos-jp2
AMOSJP-EX↓
https://www.rentio.jp/products/amos-jp-ex
Twitter↓
@Rentio_jp
学園祭などでは雀荘さんからレンタルすることも
大学の学園祭や新歓イベントなどで全自動麻雀卓を置いているケースがたまにありますね。あれについては、馴染みの雀荘さんから輸送しているケースが多いです。
例えば、以下は東京都市大学競技麻雀部の新歓イベントで、マーチャオさんから卓を借りたそうですね。
取材した↓
学生麻雀連盟×大洋技研による高校生への無償レンタルも!
高校生以下は風営法の関係で雀荘に入れないため、代わりとなる活動場所を提供していく施策がスタートしています。
具体的には、高校の部活動向けに無償で卓を提供するという以下の試みで、申請が通れば無料レンタルができます。
【#学生麻雀連盟 高校麻雀部支援プログラム 募集開始!】
✅全自動麻雀卓「AMOS JP-EX」を無償で貸出!全国の高校麻雀部や同好会をサポートする「高校麻雀部支援プログラム」募集開始!
▼詳細、応募はこちらから📝https://t.co/P2CGXskwYf#AMOS pic.twitter.com/jxaMSnsiX6
— 学生麻雀連盟 (@gakujanren) May 28, 2023
その他のレンタル
また、イスなども付いたフルセットとしては、以下のサイトでレンタルがあり、値段は一日52920円でした。
https://event21.co.jp/mat633_auto.htm
・・・こちらは割と見かけない卓を採用(全自動麻雀 MAT-633Es )
神戸市内なら送料無料で、イス付きの全自動卓が一日30000円からというサイトも!
http://www.matuoka.com/page/1
変わり種のキャンプカー+自動卓レンタルもあり
あとは変わり種として、キャンピングカー+自動卓のコンビでの貸し出しをレンタカー会社のTRCが行っていたりもします。
電源は車から取る作戦ですね。アウトドア派はこちらもどうぞ。
詳細記事を書きました↓
手積み麻雀用品のレンタル事情まとめ
手積み編です。ちょっとだけ自動なやつもこっちに入れました。(2019年ごろ調べなので古かったらすみません。チェックしてみてください)
麻雀牌とマットのレンタル価格1泊2日で2592円
続いては手積みの牌とマットのレンタルです。
そもそもやってるところあるんだろうか、と思って調べてみたらありました。
あらゆる商品をレンタルできることを売りにしたレンタルショップ「ジャストタイム」では麻雀牌とマットのセットを1泊2日で2592円から借りることができます。
料金は期間によって変わり、2泊3日なら3,240円、3泊4日3,888円です。
ちなみに返品は着払いで払ってよいとのことで送料は負担する必要なし。
麻雀牌やマットは普通に購入してもそれほど高くはないですが、家に置き場のない人や、アウトドアなどでワンポイントで需要があるときなどは使えそうですね。
3泊4日で3888円は結構強いと思う!
半自動卓1泊2日で5400円から
先ほども紹介しましたレンタルショップ「ジャストタイム」では、今は販売が中止された幻の半自動卓ジャンクルの貸出を行っています。
価格は1泊2日で5400円から。
◆ジャストタイム↓
半自動麻雀台セット ジャンクル(麻雀牌付)
折り畳み式の手積みテーブル(半自動でない)は、1泊2日4,320円からなので、せっかくだったら半自動卓のほうがお得感ある。
一度半自動卓で打ってみたい人にオススメ。
イス付き手積み卓セットレンタル価格は18000円から
テーブルも欲しいと思ったときは、こちらのサイトでテーブル付き麻雀セットがレンタルできます。
価格は初日が18000円、その後は1日当たり1800円とのことです。
http://www.kondo-sanko.jp/popup/index.php?ID=123960
家具として麻雀卓を月額レンタルする「CLAS」もおすすめ!月1000円〜
ちなみに麻雀卓と椅子だけであれば、何も麻雀用じゃなくてもOKですね。
60〜80cm四方くらいの正方形の机があれば、それを麻雀卓にすることができるからです。
そんなパターンだと家具のレンタルサービスを使うのもありで、具体的には家具を1か月単位でレンタルできるサービス・家具のレンタル_CLASがおすすめ。
で、この使用料がけっこう安くて、送料込みで月1500円とかでちょっとオシャレな机が入れられたりするんです。
例えば椅子が不要なローテーブルタイプでちょっと良さそうなのを持ってくるとこんな感じ。
つまり、これを30で割ると1日当たりの料金が出るわけで、計算すると、なんと約50円/日!
よくね??
注意点はこんなところ。
- レンタル可能場所は7都道府県
- 最低レンタル期間は3か月
- クレジットカードが必要
まあ、興味あったら試してみてください。最速でおしゃれな部屋を作りたい人におすすめです。
旅先で借りるなら全自動麻雀卓付きの宿という選択肢もあり
ちなみに自宅とか学校とかの近所ではなく、合宿をしたい!みたいな用途の場合もあるかと思います。
そんなときは、現地の雀荘近くの宿か、全自動卓付きの宿を借りるのがおすすめです。
実はけっこう各地にあって、以下の記事などにまとめたので参照ください。
その他場所別だとこんな感じ!
>>【京都】京都で麻雀が打てる旅館のおすすめまとめた!
>>【沖縄】寒い冬を逃れる沖縄石垣島の麻雀旅館
>>【愛知】愛知県の麻雀旅館おすすめまとめ「蒲郡保養所蒲郡荘」他
>>【避暑地】麻雀を打てる避暑地の旅館【夏合宿にオススメ】
麻雀卓のリース(長期レンタル)については各代理店へご相談を!
ちなみに雀荘で使用するなどの目的で麻雀卓をリースしたいという場合についてはどうなるのでしょうか。
レンタルとリースは微妙に違いがあり、ざっくりいうと以下の通り。
レンタル | 一時利用が主 |
---|---|
リース | 長期利用。(半年〜10年くらい) |
これまで挙げたメーカーは全てレンタルとなります。
リースについては、全自動麻雀卓の納入を得意とする代理店等で行われている可能性があるため、そちらへお問い合わせください。
(大抵は個別見積もりとなると思われます)
終わりに。麻雀用品のレンタルは畢竟雀荘という説もある。
麻雀用品のレンタルって、採算取れないのかなと思っていましたが、意外と現実的な価格帯ですね。
特に手積み牌がいくつも必要になるときなどは、そんなにストックしておくわけにもいかないのでレンタルを利用するのもいいかもしれませんね!
とはいえ、麻雀卓をレンタルするのって要は雀荘でセットを打つのと変わらないという説もあります。
なのでイベント等でどうしても必要なときにレンタルを使い、普段は雀荘で!が最適解な気もします。
そんな感じ。ではまた。良い麻雀ライフを!