2024年9月30日発売の家庭用全自動麻雀卓「スリムヴォイス」シリーズを紹介します。
音声機能がついたという話は聞いていたのですが、それ以外にも箱下表示やサイコロゾーンの変化など、色々パワーアップしていました。
なんか色々すごかったので以下で詳しくみていきます。
動画版も公開しました↓
目次
「スリムヴォイススコア」とは?基本機能まとめ
引用元:アルバンさんサイト
まずは基本的な機能を見ていきましょう。
スリムシリーズの2025モデル
アルバンさんから発売されている家庭用の全自動麻雀卓の「スリム」シリーズという商品があり、その2025年モデルが「スリムヴォイス」シリーズになります。
このシリーズが進化してきたもの↓
毎年なんらかのバージョンアップがなされているのですが、今回は大きな変更として音声と箱下が追加されたため、「ヴォイス」という名前がつきました。
(マイナーバージョンアップのみの場合は、202x年モデルとなることが多く、大きな新機能がつく場合は名前がつく印象)
前回のバージョンのレビュー↓
>>【訪問レビュー】評判の全自動麻雀卓「スリムスコア28S」を見せてもらってきた!
点数表示ありと点数表示なしのモデルがある
ちなみにスリムシリーズは2つに分かれていて、点数表示ありのものがスリムスコア、なしのもの(山積みのみ)はスコアの表記なしとなっています。
点数表示なしのタイプ(スコアと名前についていない)↓
今回のヴォイスも両方が出ていて、スリムヴォイススコアとスリムヴォイスとなります。
ちなみに最後についている数字は牌のサイズを表しています。
メインの新機能は音声機能と箱下
そんなヴォイスの新機能は音声と箱下です。
開局時、リーチ時、南入時、オーラス(オーラス続行時)にそれぞれ音声があります。
引用元:アルバンさんサイト
リーチについては1,000点棒を置いたときのみ音声が流れ、それ以外の棒では反応しないようです。
箱下もこれまで家庭用卓は大体なかった(MJ-REVOだけあった)のですが、ヴォイスはオプションで箱下をつけられるようになりました。
黒色が飛び点棒ですね。
「スリムヴォイススコア」の商品レビュー!
ではここからはそんなスリムヴォイススコアについて実際に見ていきましょう。
アルバンさんでプロトタイプを見せてもらったので、それを元にレビューしていきます。
音声機能(VOICE:伊達朱里紗、小山剛志)
音声は女性音声が伊達朱里紗さん、男性音声が小山剛志さんを起用。
ゲームスタート!などの一般的なボイスから、リーチ時は複数の音声があったりして、全19種類。
どの声が出るかはランダムとなっています。
音量なども設定できるようで、ゼロにすればOFFにもできるそうです。
ちなみにリーチ音声のみ専用の1,000点棒で発動するので、点数表示のない「スリムヴォイス」では、点棒を別途購入する必要があります。
箱下点棒(マイナス表示可)
あとありそうでなかった箱下点棒が追加されました。
箱下用の点棒は黒色で、1人2本で-20,000点までいけるようになります。
まとめるとこうなる↓
箱下の有無は、電源をつけた時に判定されます。電源ON時に1本でも黒色点棒があれば、マイナスありのカウントとなり、黒点棒がなければマイナスなしでの10万点カウントと変化。
つまり、マイナスありとなしが両方いけます。
便利ー。
マイナス点棒は、
サイコロボックス見やすくなった
あとサイコロボックスもかなり進化してました。
まずデザインが変わって見やすくなっています。
今回のデザイン↓
これまでのデザイン↓
具体的には、本場や東南表示が見やすくなり、親決めボタンなどもわかりやすくなりました。
あと地味なところで、サイコロが消音化されたりもしたそうです。
本場がやりやすく
あと、積み棒がちょっと変わって、親がうつった場合でも本場を押せば続きからになります。
例を挙げると、1本場で流局→次の親に移動→本場ボタンを押すと2本からスタート・・といった感じ。これも便利ですね!
親決めが選べる
あと親決めを手動かランダムかで選べるようになってました。
親決めはこれまで通り、親ボタンと本場ボタンを同時押しで行う感じですが、押し方をどっちが先にするかで手動かランダムかが変わります。
回転がゆったりした方は手動で押した人が親に、速い方は自動で親が決まる感じになります。
ここまでが新規機能です。この先は既存なんですが、おさらいしていきましょう。
点数、点差、順位表示機能
ここは既存の機能ですが、点数・点差・順位が1画面に表示されます。
ボタンがないので切り替えは不要。掃除もしやすいです。
すごい読める点数表示
あとあまり知られていないんですが、点数表示がすごい精度良いです。
例えば、16万点持っててもズレない。すごい。
あと、牌とかと一緒に入っても読めます。
とてもすごい。
持ち運べる点棒ケース
あとこれは機能というほどではないのですが、点棒ケースが取り外して持ち運べます。
チップもそのまま持っていけるので席替え頻繁にしたい派に便利。
ぽけっと
卓上からカラカラして点棒を落とすやつができます。
レックス3にもついてるけど、実はスリムが先なんです。
(手積み卓のぽけっと→スリム→アモスレックス3の順番。前2社はアルバン社製)
2組の牌を入れたまま折りたためる機能
2023年モデルから追加された機能。牌を2セット入れたまま折りたたむことができます。
ここも今回のバージョンからふたがちょっと変わったようで、バンド不要となりました。
このバンドが不要に↓
他の折りたたみ卓は基本、牌を取り除いてから畳むのでここもスリムの利点。
牌の置き場が必要ないので省スペースになるのと、牌を入れる手間がないのでスタートも速くなる!
総評
まとめると、かなり進化しててすごい。
音声機能は家庭用で初なのでもちろんすごいんですが、それ以外にも毎年ちょっとずつ改良されてて痒い所に手が届く製品になっています。
2世代違うと別物みたいな感じなので、前の卓が古くなってきた人は買い替えもあり!
と思いました。
「スリムヴォイス」シリーズの販売情報
最後に「スリムヴォイス」シリーズの販売情報を紹介します。
発売日は2024/9/30〜。予約はすでに受付中だそうです。
販売は、現在のところアルバンさんの公式サイトか、
なお、ショールームで購入するとお持ち帰り値引きや、
お値段に関しては、
かなりお得なのでこの機に買っておくのがおすすめ。
足のタイプや牌のサイズなどによって微妙にお値段が異なるので、詳細はアルバンさんのサイトでご確認ください。
・・足については畳む人は1本足を、座卓にしたい人は4本足をというのが良いと思います。色は白と黒があります。(青は廃盤)
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そんな感じがスリムヴォイススコアでした。
かなりおすすめなので、声が欲しい派の人以外もぜひチェックしてみてください。
ではまた。良い麻雀ライフを。