麻雀のアガリ点数が一目で分かる点数早見表。
従来あれは記憶するしかないものとされていました。
しかし実はそうじゃなかったんです。
点数早見表の各数値は適当に決まっているわけではなく、綿密な計算をもとに算出されたロジカルな値なのです。
今日は全部覚えるのは嫌!という人に向けて、点数早見表の算出方法を解説します。
動画版も作りました↓
麻雀の点数早見表とは?満貫以下では特に重要な一覧表です。
まずは麻雀点数早見表とは何かを簡単に解説します。
麻雀点数早見表とはその名の通り、麻雀で和了(アガり)となったときの点数が一目で分かるアイテムです。
よく雀荘とかに行くとポスターとして貼ってありますよね。あれが点数早見表なんです。
こんなやつ↓
子

親

麻雀の点数は役と符で決まりますが、若干数値の丸めこみがあってその辺をパッと見れるのがこの点数早見表というわけです。
で、こいつは丸暗記しろ!というのが通説ですが、実は算出することができます。
そんな話を以下でしていきます。
麻雀の点数早見表の計算方法!符×役を切り上げます

では本題に入って算出方法です。
まずは青天井などで使われる麻雀の点数計算(近似なし)ですが、これは以下の通りとなっています。

画像が見えない人がいるかもなので文字でも書くと、
点数=2^(役+2)×符×4
です。符は切り上げなので32符なら40で計算といった感じになります。
これを計算すると、例えば30符1翻の場合「960点」となります。
で、実はこの計算式で計算した値の10の位を切り上げた数値が点数早見表の値なんです。
実際に5役以下を計算してみるとこんな感じ。

切り上げると・・・

なんか見慣れたやつになるんです。(↑は子のロンの点数です)
これ実はツモとかでも同じように算出ができて、
- ツモ時の子の支払い・・・ロン点数(切り上げ前)を1/4にして10の位を切り上げ
- ツモ時の親の支払い・・・ロン点数(切り上げ前)を1/2にして10の位を切り上げ
で計算できるんです。

で算出に関しては、Excel関数で言うと
「ロン時点数」=IF(ROUNDUP(「符」*(2^(「役」+4)),-2)<8000,ROUNDUP(「符」*(2^(「役」+4)),-2),”8000″)
とかそんな感じになります。
これを導入したエクセル関数を作ると一瞬で点数早見表を作れるのでおすすめです。
点数早見表の計算方法を覚えたところで満を持して丸暗記しよう!
ここまで点数早見表の計算方法を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
計算力に自信のある人は、毎度計算して切り上げてもよいし、一般人は計算の基礎を理解したところでやっぱり記憶することになるのかなと思います。
じゃあ、意味ねえじゃなえかよ!
と思うかもですが、意味も分からずただ丸暗記しろ!と言われるのと、意味が分かったうえで暗記するのでは、記憶のしやすさに差があるかなとも思います。
ぜひ満を持して記憶を頑張って行きましょう!
ではまた。良い麻雀ライフを!