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【麻雀戦術・トイツ落とし】攻守で使える汎用性の高い技術

toituotoshi
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麻雀戦術の一つであるトイツ落としについて解説します。

トイツ落としというのは、同じ牌2枚の組み合わせである対子(トイツ)を敢えて切り捨てていくという手法。

実践ではトイツが3つ以上あるとそこがネックになって手が遅れることは多いので、このトイツ落としは重要です。

では以下で詳しく解説していきます。

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たkる

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トイツ落としとは何か?

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まずはトイツ落としとは何かを簡単に紹介します。

冒頭でもお話ししましたが、トイツ落としとは、2枚セットになった牌のペアを連続で落とすことを指します。

で、これをすると何がいいのか、というと、麻雀では受け入れがシャボよりも両面の方が多いため、より受けが弱い部分を解消し、聴牌確率を上げることができます。

では、以下ではそんなトイツ落としをするべき場面を見ていきましょう。

トイツ落としをするのはどんな時?ベタオリ、3トイツ、ターツオーバー、タンヤオ移行

トイツ落としをすべき場面を解説します。

トイツ落としをした方がいいと一般的に言われている場面は以下の4つです。

・ベタオリ時

・3トイツのてなり手

・ターツオーバーの手(5ターツ以上)

・タンヤオ移行

ではそれぞれ解説していきます。

ベタオリ時

まずトイツ落としが行われやすい場面として、ベタオリ時が挙げられます。

誰かからリーチが入って、ひとまず回そうとか、ベタオリしようという時にトイツ落としは効果的な戦略です。

なぜかというと、2巡の安全が稼げるため。

トイツ落としの場合、1回通れば同じ牌を次の順目も通せるため、安パイがない場合には危険牌を2枚切るよりも、トイツ落としを1回した方がお得となります。

安パイの場合でも同様で、2巡稼げるのでトイツが落とされがちです。

3トイツのてなり手

続いてのトイツ落とし場面は3トイツの場合です。

3トイツの形というのは、非常に不安定な状態で、受け入れがあまり多くないです。

なので、手なりで最速聴牌したい場合に、手が3トイツになっているような場合だと、一つトイツを落とすような場面はよくあります。

この場合、特に横に伸びない字牌やヤオチュー牌のトイツが落とされがち。

ターツオーバーの手(5ターツ以上)

3つ目はターツオーバーの手です。

ターツオーバーの場合、どこか一つターツを落としますが、この場合にトイツが選択されることは結構多いです。

この場合もヤオチュー牌のトイツが落とされがち。

タンヤオ移行

4つ目はタンヤオ移行です。

例えば、ヤオチュー牌のトイツが落とされた場合などで、それが役牌だった場合などはちょっと不自然ですね。

役牌があれば鳴いて上がれるのに、それを落としたということはどういうことなんだろう、と。

これはタンヤオに移行した可能性が高いです。

相手のトイツ落としの意味を見抜く方法

では以上を踏まえた上で、相手のトイツ落としを見抜くコツについて紹介していきます。

具体的には以下のような読みができます。

・ベタオリをした?

・トイツをほぐしてきた?

・ターツがいっぱいあるのかな?

・タンヤオへ移行した?

まあ、ケースバイケースなのですが、こんな感じの可能性を考えておくと良いです。

あとはレアなケースとして、ぐちゃぐちゃな捨て牌からトイツ落としがきた場合は、七対子手から三暗刻手に移行したかも・・?みたいな読みもできます。

番外編:対子以外のターツ落としの読み方

ちなみに対子落としはターツ落としの一種です。

ターツというのは、あと1枚でメンツ(3枚セット)になれる2枚の組み合わせのことで、同じ牌2枚の対子もターツとなります。

そのほかのターツとしては

  • ペンチャン・・・12、89
  • カンチャン・・・13、46、79など
  • 両面・・・23、56、78など

があり、これらが落ちてきた場合にも対子落としと同様に相手の手を見切る情報源となります。

上の3種類の優劣で言うと両面が最も強いので両面が落ちてきたら

  • かなり良い形か
  • あるいは七対子などの役狙いに移行したか

などを疑うと良いです。

ターツの選択については以下の記事たちをどうぞ。(相手を見切るときの考え方の基準にもなります)

終わりに

ここまで簡単にではありますが、トイツ落としとは何か、とそれを用いる場面、裏返しとして相手のトイツ落としの読み方について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

トイツ落としはかなり実践的なスキルです。

一見すると、シャンテン戻しになることもありますが、長期的にみてプラスになることが多いので、ぜひマスターしましょう。

ではまた。良い麻雀ライフを!

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