株式会社ニル様より、麻雀風ボドゲ「ツクル10テン」をいただいたのでレビューしていきます!
10点を作る(10点まで減らす)ゲームです。
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目次
8枚麻雀風ボドゲ「ツクル10テン」とは?
まずはツクル10テン(ツクルテンテン)の概要を簡単に紹介します。
名前 | ツクル10テン(ツクルテンテン) |
---|---|
制作 | かぶけんさん |
値段 | 4,400円 |
ジャンル | ボードゲーム(2~4人用) |
ルール | 8枚の手札を合計10点にしたら勝ち |
販売 | Booth |
ニルの原田社長のお話では、正式に「麻雀ライク」なゲームとして紹介して良いと製作者から許可が出たということで、ルールは麻雀風。
1〜9の数字の書いてある手札を入れ替えて行って、人の捨てた札をもらったり手の中でメンツを作ったりしながら、合計点数を10にしたら勝ちという感じです。
(メンツにすると、3枚で1カウントにできるので数が減って10に近づく)
役もあって難しい上がりをするとたくさん点数がもらえます。
・・麻雀っぽいですね。
ちなみに製作者は、かぶけんさんというクリエイターの方が作ったようで、Noteが出ています。
参考:ツクル10テン(ツクルテンテン)を作ってん!|かぶけん(Note)
8枚麻雀風ボドゲ「ツクル10テン」のやり方と流れを解説
実際にテストプレイをしてみたのでやり方を解説します。
説明書を読むより実際にやってみた方がわかりやすいなという印象でした。
ルールの全体像
まずはルールの全体像として、ルール表を掲載します。これを読んで行なっていく感じになりますが、文章だとわかりにくいので、読みながら並べていくと楽です。
目的としては、合計10点を作ることで、手牌に関するルールは以下の通り。
- 同じ色の3枚はメンツにできる
- 同じ色の同じ数字3枚(刻子)は合計で0点にできる
- 青色の階段状の3枚(順子)は数字の一番小さい数1枚分にできる(456なら4)
- 赤色の階段状の3枚(順子)は数字の一番大きい数1枚分にできる(456なら6)
- 孤立牌はそのままのカウント
- 2メンツ+孤立2枚、または1メンツ+孤立5枚、または孤立8枚で10点にする
配牌時は大体10超えなので、減らしていくゲーです。
フィールドの作成
まずは内容物とかを確認しましょう。
その後、こんな感じで、フィールドを作ります。
「ツクル10テン」と書いてある札は麻雀でいうところの牌で、ここから手札を7枚(自分のターンのみ8枚になる)を引いていく感じになります。
表には数字が書いてある↓
数字の書いてある正方形の札は点数で、勝つともらえます。(親が管理となってましたが、誰でも良いと思うので適当なところに置いてきましょう)
「1st」(裏は2nd)と書いてあるのは親マークみたいなやつです。
何も書いてない細いやつは手札を立てるためのもので、1人に2つずつもらえます。
(マグネットでくっつくが向きがあるので注意)
また、1人に1枚ずつ点数表(役一覧)が配布されます。
で、これらを以下のように並べます。
手札を7枚ずつ取る
フィールドの札からランダムに7枚ずつ取って手札にします。
親決め
親決めについては、ルール表には非常にアバウトに、「数字の7を一番好きな人、該当者がいなければ、最適な方法で親を決めましょう」とあります。
実質決めはないのと同じですね。(ちなみに普通に先行が有利です)
親から時計回りでゲームスタート
適切な方法で親を決めたらゲームをスタートします。
まず親が1枚札を引いて、いらない1枚を切ります。
時計回りで次の人に移ります。
(上がり、人の捨てた札をもらう、カードを引くの3択ですが、最初の人は99%カードを引くになる)
・・ちなみに理牌は色ごとにしておくとわかりやすいです。
切る札の選び方としては、孤立してる牌、または数の大きい牌がおすすめ。
3枚セット×2+孤立2枚となるので、メンツ作りは重要。ただ、孤立牌に7とかが残るとほぼ10を超えてしまうため、そこも考える必要あり。(上の方を切っておけばとりあえず上がりに向かえる)
牌をもらう(ゲット)、またはドロー
2人目以降は牌を引くか、最新の捨て牌をもらう(ゲットという)をするかを選択できます。
麻雀と違って、自分のターンにしか鳴き(ゲット)は行えないので、競合することはありません。
間違えて1枚多いんだけど、本来は7枚でなき↓
晒す
1枚切る
10点にしたら上がりを宣言
10点ができたら上がりを宣言します。
この手だと、
- 青メンツ:4(一番小さい数字)
- 赤メンツ:4(一番大きい数字)
- 孤立牌:1×2枚
→合計:10点
となります。
上がりはデフォルト1点なので、まず1点をもらいます。
次に役の計算に入ります。
ちなみにチョンボ(宣言したがあがりではなかった)の場合は、他の全員に1ポイント入ります。
役計算
役計算は、役一覧と突合していきます。
結論から言うと、この手は役なしでした。
ポイントとしては、難しいことをすると点が入ると言う感じです。
- 点数が下がりがちな青を少なくする
- 7を使う
- 同じ札3枚を作る
などにポイントが入りがちです。
まあ役なしでも上がれるのでボーナスくらいに思っておくと良いかなと思います。(覚えなくて良い)
こういう手なら7の役を狙えるかも。
誰かが4点になるまで繰り返す
これで1ラウンドが終了。
その後もう一回混ぜ直して、もう一度勝負。
最終的に誰かが4点になったら終了といった感じ。
エキスパートルールみたいなのも書かれてましたが割愛します。(難しそうだったので)
8枚麻雀風ボドゲ「ツクル10テン」のレビュー。やってみた感想は?
そんな感じが「ツクル10テン」でした。
以下ではレビューを行います。
ルールは最初戸惑うかも。大人雀士向け
ルールについて、慣れてくるとなるほどなと思う仕組みが多いのですが、最初は用語も多く、何をして良いかわからない人も出るかなと思いました。
子どもよりは大人、大人でも麻雀がわかる人が最も理解が早そうと思いました。
とにかく減らせ。メンツの数もカウントせよ
戦略としては、とにかく数を減らすという方針でいくとわかりやすいです。
メンツを作るだけでなく、メンツの値が幾つになるのか(両面だと逆が入った場合の対応など含め)をカウントする必要があるのは結構面白かったです。
常にぬるぬるの三色を押さえていくようなイメージ。
鳴きは積極的に行う方が良さそう
鳴きでメンツを確定させる方が速い感じがしました。
ただ、鳴きについても考えて鳴かないと、10を超え(が確定し)てしまうことがあるので、そこは注意が必要そう。
0点になる刻子は大体鳴きで良さそう。
結論:腕自慢の雀士同士が楽しそう
以上が「ツクル10テン」のレビューでした。
普通の麻雀にはちょっと飽きてきてる・・みたいな人同士でやると、読み合いも白熱して一番楽しいと思います。
ぜひ雀士の集まりなどでプレイしてみてください。
※プロ雀士同士の対局なども楽しそう。
ではまた。良い麻雀ライフを。
Booth販売ページ↓
https://booth.pm/ja/items/6305242
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