雑学

麻雀の役満役の確率格差についての話

麻雀の役って全部でいくつあるんだろう。

そう思ったことはないでしょうか。

ちょっと数えてみたところ、ローカル役などを除くと役は全部で37種類あります。

結構ありますね。

とはいえ、上位12種類の役で全体の出現率の9割を占めるとも言われているため、初心者のうちは37種類の役すべてを覚えておく必要はありません。

中でも、和了すれば子で32000点、親で48000点を得られる麻雀の花形である役満は、最も確率の高いといわれている四暗刻ですら、出現率はわずか0.049%。

これはだいたい2000局に一回出る程度の確率です。

逆に、出現率の最も低い四槓子や天和については、それぞれ出現確率が0.0003025%、0.000234%ということで、20~30万局に1回出るようなレベル。

これは一生麻雀を打ち続けても人生ですべての役に出会える人のほうが少ないくらい天文学的な数値です。

今日は、そんな感じの麻雀役の確率の話について、主に役満を中心に書いていきます。

役満の個数は12個だが、確率的には不平等

まず、なぜ37個も役があるのかという話から入ります。
これは、単純に役満の数が多いからです。

役満はローカルなものを除いても全部で12個あります。
全体の1/3が役満というわけです。

一応全部挙げると、四暗刻 、国士無双、大三元 、四喜和(小四喜、大四喜)、字一色 、清老頭、地和、緑一色、九蓮宝燈、天和 、四槓子 で12個です。
(大四喜と小四喜は一応わけて数えています。)

ただ、数は12個もあるけど出現率は全部合わせても1%にも達しません

麻雀役の確率格差が大きいことがお分かりいただけるかと思います。

まあ、役満は点数が高いし多少難しいのは仕方がない、という意見ももっともなので、ここからは役満同士の確率の違いについて考えていきましょう。

その他の役について詳しく知りたい方は以下の記事に相関図でまとめているので参考にしてください。

役満の出やすさ格差

では、続いて役満の出やすさについて考察していきます。

それぞれの役満は点数的には等価で全て子で32000点、親で48000点です。(国士十三面や四暗刻単騎をダブルとするルールを除く)

しかし、その出やすさはピンきりで、最も出やすいモノと最も出にくいモノでは、出やすさが何と100倍以上違います

それぞれについて簡単に見ていきましょう。

最も出やすいものは四暗刻と国士無双で、出現確率はそれぞれ0.049%、0.043%とほぼ同程度です。

四暗刻は出和了で対々、三暗刻になるケースも多いので、見逃していけばもう少し確率は上がりそうですね。

次点で大三元が0.039%。大三元も小三元になってしまうケースもあるので、大三元チャンス!というような場面はもう少し多いのかなと思います。

ここから一気に確率が下がって、四喜和(小四喜と大四喜の総称)で0.012%程度となります。

この辺りまでがいわゆる出やすい役満で、ここから先は出にくい役満になります。

四喜和のあとには、字一色、清老頭、地和、緑一色と続きますが、この辺は0.001%台のオーダーに入っています。

そして残りの九蓮宝燈、天和、四槓子に関してはさらに桁が一つ下がり、0.0001%台のオーダーに入り、最も出にくい四槓子は出現確率わずか0.000234%。

こうしてみると、概算ですがオーダーで見ると最も出やすい四暗刻(0.049%)と最も出にくい四槓子(0.000234%)では、100倍以上四暗刻のほうが出やすいことが分かります。

各役満のシェア

文章でごちゃごちゃ述べてもなかなかわかりにくいかと思うので、それぞれのシェアを図に表しました。

厳密には複合系があるのでこの限りではありませんが、大体こんな感じです。

四暗刻、国士無双、大三元という出やすい役満御三家が全体の80%を占めており、続く四喜和、字一色を併せるとシェアの90%にも登ることがわかります。

なので、「役満を上がった」という友人がいた場合には、四暗刻か国士無双か大三元だと思っておけば8割当たるということです。

このシェア図からわかることとして、ともなれば確率的に狙うべき役満には順序があるということ。

字一色か国士で迷ったら国士のほうが確率的にはリターンが大きそうだし、清老頭ならなおさらです。

夢がない話ですが、なんでもいいから役満を和了する必要があるような場面(例えばオーラスの断ラス)などでは、確率の高い役満を目指すことが勝率アップにつながります。

もっとわかりやすい例で言うと、初めての役満を和了して仲間内で自慢したい、という人は上記の確率上位御三家を狙っていきましょう、という話です。

逆に、あるかはわかりませんが、例えば3つ暗槓して暗刻がさらに手にあって、四槓子と四暗刻が両方狙えるぜ!みたいなとき、役満コンプリートを狙っていくという人は、より出逢いの少ない四槓子を優先して狙っていくというのが効果的であるといえます。

レア役満に確率に見合った得点を

ここまで役満内でも確率に格差があるというお話をしてきましたが、そうなってくるとマイナーな役満たちは難しいわりに確率が低く、わりに合わない役ということになります。

役満は、麻雀の花形であり一概に点数で優劣を測れないといわれればそれまでですが、個人的な考えとしては、点数のわりに確率が低いというのは切なさがあるので、マイナーな役満は点数を上げてあげてもいいのかなと思います。

過去はイカサマ師が多かったなどの風紀的な理由もあり、例えば天和を確率通り四暗刻の100倍の点数の「100倍役満」にしたら、100倍役満を和了しまくって荒稼ぎするイカサマ師が出てきたことでしょう。

しかし、現代では全自動卓メインでイカサマは難しくなりました。

なので、この機に100倍とはいかないまでも、ほとんど見ることのないマイナー役満の点数を、せめてダブル役満くらいには上げてあげるのもよいのかなと思います。

もっと言えば和了した瞬間に勝利が確定する感じの遊戯王でいればエグゾディア的なポジションを与えたとしても、ゲームバランスは大きく崩れることはないでしょう。

役満に夢があるというならば、その夢は一攫千金なアメリカンドリームのほうが筋が通るのではないか。

自分はそう考えています。

ちなみにアメリカンドリームで思い出したのですが、アメリカの麻雀では、毎年アメリカ式麻雀協会がルールを改正し、役も毎年更新されているといいます。

日本の麻雀もそんな感じでアップデートしていくのも、面白いのではないかと、個人的には思っています。

まとめ:役満はみな価値がある

ここまでの話をまとめると以下の通りです。

・麻雀役は多いけど、よく使われるモノは限られている

・役満の中にも確率の格差がある

・マイナーな役満は報われない

こんなところです。

ただ、メジャーだからいいとか、マイナーだから駄目とか、そういう話ではないとも思っています。

役満を和了する喜びはメジャーかマイナーかで変わりはしません。
そのことはベテランの打ち手になっても忘れずに持っておきたい心だと自分は考えています。

10年前くらいになりますが、初めて和了した役満のことは、自分は今でも覚えています。四暗刻単騎の9s出和了でした。

ベテランになってくると、逆にメジャーな役満は珍しくもなんともないと思ったりすることもありますが、四暗刻だって大三元だって立派な役満です。

間違っても、初めて役満を和了してはしゃいでいるビギナーの方に向かって、「四暗刻くらいで写真撮ってんじゃねえよ」とかそういうことは言わないように注意しましょう。

何とも言えずやるせない気分になってしまいます。

むしろ上級者なら、和了した役にあわせて、以下の麻雀役ライターをプレゼントするくらいの心意気を持ちたいものです。


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まあ、もし初めての役満にあわせてライターとかを贈る文化が根付いたら大体みんな四暗刻か国士無双か大三元のライターを持っているという、ちょっと笑える感じになってしまいますが、心意気はそんな感じがいいのかな、と思いました。

以上、終わり。

◆麻雀役の出現率について参考にさせていただいたサイト
http://www2.odn.ne.jp/~cbm15900/html/y99.html