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[本レビュー]『なぜロジカルな人はメンタルが強いのか』小林剛著のビジネス書を解説

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本記事では2021年10月8日発売の新刊本『なぜロジカルな人はメンタルが強いのか』についてレビューします。

本書は麻雀プロの小林剛プロの著作ですが、どちらかというとビジネス書寄りとなっています。

東京駅の丸善丸の内本店だけ発売が早かったのでサイン本を買ってきました。本来は2021/10/8発売予定です。

この記事の著者
たkる

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たkる

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「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか」とは?麻雀×ビジネス書本です

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まずは本書の概要を紹介します。

概要

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概要はこんな感じ。

題名 「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか」
著者 小林剛
出版社 飛鳥新社
発売 2021/10/8
備考 丸善丸の内本店だけ先行売出中

麻雀本カテゴリーにいくかビジネス書カテゴリーにいくかは不明ですがどっちかには入るはずです。

丸善丸の内店のみ既に置いてありますが、他では10/8以降に置かれる模様!

(ただ飛鳥新社はややマイナーな出版社なのもあり、小さめの本屋だと見つけづらいかもしれない。)

内容

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内容としては、「非常にロジカル(論理的)なことで知られる小林プロが、メンタルを崩さないように心がけていることなどを語る」というもの。

麻雀プロの著作ではありますが、牌姿は一切出てこず(文中で578の形が〜くらいはある)、麻雀本ではなくビジネス書として読めるほんとなっています。

第1章が総論で、2〜4章で非論理的な人の事例を解説、第5章で著者自身の生い立ちについて述べるというちょっと変わった構成です。

どんな人におすすめか

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本書では論理的な思考を身につけるための方法として、論理的じゃない人の事例が数多く出てきます。

中でも深掘りする2〜4章に関しては、正直元々論理的なタイプの人が読むと、なんでそんな当たり前のことをわざわざって思うかもです。

なので論理的な人がさらに強みを伸ばすというよりは、

「論理的な思考が苦手で・・(つい悪い方に考えてしまう)」

という人におすすめの本と言えます。

小林剛「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか」の感想レビュー

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ではここからは実際に本書を読んで面白かった点とかをいくつか紹介します。

パイレーツのメンタル事情

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まず面白いなと思ったのが著者の所属するU-NEXTパイレーツのチームメンバーのメンタル事情です。

著者の目線からは

  • 小林剛・・・メンタル強い
  • 石橋 伸洋・・・メンタル強い
  • 瑞原 明奈・・・メンタルやや強い
  • 朝倉康心/ASAPIN・・・メンタル弱い

となっており、朝倉選手が割と凹みがちだそうです。

この朝倉選手については、

  • トップをとっても反省して帰ってくる
  • (反省モードに入ると)「周りが見えなくなり、話しかけても反応しません。」

とのことで、反省の鬼。プロ雀士っていうて負けてもすぐ切り替える人が多いイメージだったので意外でした。

非論理的な人に対する言葉選び(配慮)

あとすごいなと思ったのが

数字に弱い人や論理的な思考に慣れていない人ほど、そういうストーリーに酔ってしまう傾向がある

という表現。

論理的じゃない人が論理的じゃない思考に陥ってしまうというのを表現するのに、めっちゃ配慮ある表現ができるのすごいなと思いました。

(ばかは情弱みたいな言い方する人も多そうなところをめっちゃ配慮してるなと思った)

山なし全自動卓の話

麻雀ルールもっとこうしたら良い!みたいな項目が後半にあって、そこで1つのアイデアとして「山のない全自動卓」の話がありました。

(山を積むという動作が無駄だから1枚だけ中央に出てくれば良いのでは?という指摘)

で、これ実は中国だと既にある!というのを麻雀用品ブロガーとしては言いたい!

(なお日本には入ってきていない)

あと四風子連打が元々は縁起悪いとされる西の場合のみであった話とかは初耳でした。

終わりに。ビジネス書風の麻雀本はもっと増えても良いと思う

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本書については、1章と最終章については著者の個人的な考えや生い立ちががしれて面白かったですが、2~4章については当たり前のことを繰り返し言っているだけと感じました。

自分も数字に強い系の論理的なタイプなので、そういう人にはあんまり合わないかもしれません。(そうじゃないタイプの人にはとても良さそう!)

麻雀×ビジネス書の系統でいうと、

  • 藤田社長
  • 多井プロ

など経営者としての本はありましたが、プレイヤーとしての本は本書が初です。

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Mリーグが始まってから麻雀プロのアイドル化(?)が進んでいるので、ファンブックとしての麻雀本はもっと出ても良いかもと思いました。

そんな感じです。ではまた。良い麻雀ライフを!

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