2023年5月、新たに麻雀系ファッションブランド「宝燈」が立ち上がりました。
名前は九蓮宝燈から取ったというこのブランド、日常使いできるさりげない麻雀アイテムを中心にした切り口のアパレルショップです。
今日は、そんな「宝燈」について、立ち上げ者の巡るむぐさんに話を伺いました。
巡るむぐさん↓
目次
「宝燈」とは?
まずは「宝燈」とは何かをみていきましょう。
ブランド名 | 「宝燈」(ポウトー) |
---|---|
立ち上げ | 巡るむぐさん |
設立 | 2023年5月 |
ショップ | pouto-official.myshopify.com(オリジナルショップ) https://www.creema.jp/c/mahjongiijan(Creema) ⇧点棒ロンTはCreemaにのみあるそうです |
備考 | さりげない麻雀アパレルブランド。 |
2022年8月ごろから活動されている麻雀グッズクリエイターの巡るむぐさんが、自身のブランドを立ち上げたのが「宝燈」です。
元々の活動内容を踏まえて、どんなブランドなのかを伺いました。
さりげない麻雀アパレルブランド
Q:一言で言うと、どんなブランドですか?
A:「さりげない麻雀ファッション」を意識しています。
麻雀牌の模様がバーン!というようなTシャツはこれまでもありましたが、一見すると麻雀には見えず、ただ見る人が見ればわかるというギリギリのラインを狙った作品が特徴。
例えば、点棒ロンTなどがあります。
よく見ると点棒になっている↓
Tシャツはシルクスクリーン工房で印刷
メイン商品の1つである点棒Tシャツについては、巡るむぐさん自身がデザインしているのはもちろんのこと、SUZURIなどのオンデマンドのプリントサービスではありません。
制作についてもむぐさんが貸し工房へと出向いて1枚1枚手で作成しているとのこと。
【🀄發王ロンT🐲】の色違いも制作中!
白に緑が映えますね☺️#麻雀 #麻雀アパレル pic.twitter.com/7Kc1KGG6TW— 【宝燈-pouto-】巡るむぐ (@mahjongiijan) February 24, 2023
これは一般の麻雀ファンが手に取りやすい価格帯に落とすための工夫だそうです。
というのは、袖の部分に印刷を入れるのは規格外となることが多く、業者へ依頼すると1着1万円以上になってしまうからです。
ここまでしているクリエイターは他にはあまりおらず、グッズ作成へのこだわりが伺えます。
海外展開も視野に
さらに海外展開も視野に入れているというから驚きです。
麻雀はとてもファッションと相性が良いと前から思っていました。エルメスやプラダ、ディファニー、マルジェラなど世界的なハイブランドはオリジナルの麻雀牌をデザインしていますし、最近は日本ではロエベが中国でグッチが広告に麻雀を取り入れてます。
これは、麻雀牌、点棒、麻雀卓、様々な道具が持つ色彩や質感、造形に美しさがあるからだと思います。それらは普遍的で、決して麻雀を知らない人でも美しいと思うもの。麻雀愛好家だけに止まらない広がりが今後あると思います。
特に日本式麻雀の美しさはノンバーバルなデザインとして海外にも通用すると思っており、海外発送しやすいCMSでショップを作成しました。海外対応を直近の目標としています。
海外に発信していくと言う野望を持った麻雀アパレルは新しいですね。
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このように宝燈はちょっと一味違う麻雀ファッションブランドなんです。
以下では、そんなブランドを立ち上げたときのお話をもう少し詳しく伺っていきます。
「宝燈」ブランドの立ち上げに至るまで
ではここからは「宝燈」の立ち上げに至るまでの裏話をもう少し詳しく伺っていきます。
ブランドを立ち上げたきっかけは?
宝燈のコンセプトは?
また、麻雀の持つ造形美を麻雀を知らない人に対しても伝えていければと考えております。
宝燈に込めた思い
なぜこのタイミングで?
また、今のブランドでは自分に紐づいてしまっているので、モノを主役にしたいという思いがあり、ブランドを立ち上げました。
最終的には、自分がいなくても回るようにしていきたいですね。
あくまでモノが主役という考え方だそうです!
変わった点について
これまではCreemaで販売をしておりましたが、今後は「宝燈」のショップでの販売が中心になります。
今後の展望について
麻雀を知らなくても、麻雀のもつ造形美で「宝燈」ブランドが選択されること。
また、それを通して「日本の文化としての麻雀を海外へ」というところを目指しています。
アパレルを通しての麻雀普及は新しい切り口ですね。非言語なので確かに海外展開に良さそう!
ブランド立ち上げやったことまとめ
レンティオの社長とも麻雀仲間だそう(人脈が広い)↓
社長が麻雀好きです笑
— 【宝燈-pouto-】巡るむぐ (@mahjongiijan) June 13, 2023
「宝燈」のおすすめ麻雀アパレルアイテムまとめ
この項では、そんな「宝燈」のおすすめアイテムを紹介していきます。
点棒ロンT
点棒ロンTについては、デザインを入稿した後、工房を借りてシルクスクリーン印刷で1枚ずつ手作業で刷っています。
腕の部分へ印刷するのは一般的な印刷代行サービスではあまりなく、外注するとコストが跳ね上がります。
なので、自作にすることでコストを抑え、手に取りやすい価格帯になるよう工夫しました。
アクセサリー
日常使いしやすいアイテムを多数取り揃えております。
麻雀役の漢字や牌をモチーフにしたデザインが多いです。フォロワーの皆様の意見も取り入れて作ったものもあります。
一筒ネックレス、シングルタイプもあります!
詳細はこちらから!https://t.co/9skH0bHDAD#麻雀 #麻雀アクセサリー #宝燈 pic.twitter.com/vxSMgzjW7F
— 【宝燈-pouto-】巡るむぐ (@mahjongiijan) May 18, 2023
ネクタイピン
地味に人気なのがネクタイピンです。一般に麻雀グッズは男性向けのアイテムが少ない中で、ネクタイピンは選びやすいアイテムだと思います。
また、女性から男性へのプレゼント用途として買われることも多いですね。
「宝燈」を立ち上げたむぐさんについて
以下では巡るむぐさんについてどんな方なのかを伺いました!
◆むぐさんプロフィール
職歴:大学卒業後に広告代理店に。その後転職し現在はビジネスデザイナー(コンサルタント系)に。二児の父。
麻雀歴:10年くらい。社会人になってから同僚に誘われて。
(大学時代はやったらハマってしまいそうと思って避けてた)
- コロナ禍では麻雀に救われた
- セットは週1くらい
- ウォレットタグの販売を過去にしたことあり。(今でもつけてる)
麻雀を始めたきっかけ
麻雀に救われた過去も?
クリエイター活動を始めたのもそんな麻雀に対して、自分でも麻雀界に何か貢献したい(作りたい)という思いも大きなモチベーションでした。
2023年現在も麻雀は現役!
巡るむぐさんはMリーグもちょいちょい見るそうで、Twitterプロフィールには「ロボじゃが🐉魔王🌸堀渋🐻もてぃ🦏ずん」なる謎の呪文も!
(打ち筋だけでなく、実際に会って人柄も良い人はさらに尊敬できると仰ってました。)
ウォレットタグを販売した過去も
ウォレットタグとは、カード1枚だけが入るくらいの財布の代わりに使えるカード入れのオリジナル商品。財布持たない派に最適。
駆け出しクリエイターへのアドバイス
なんでも調べれば出てくる時代なので、時間はかかりますが、一度自分で調べたり試した経験を積むことが大切だと思います。
そういった経験は後で応用が効くので意外にコスパが良いんです。
「過去にやったことがあると、後でその知識が断片的でも助けになる」
むぐさんはAIも使える↓
画像生成AIに「嶺上開花」を書いてもらったらまさしくそれが出てきてAIの進化に驚いている。
chatGPTにmidjourney用のpromptを書いてもらうというライフハック凄まじい。 pic.twitter.com/mTkAUHwBBU
— 【宝燈-pouto-】巡るむぐ (@mahjongiijan) June 16, 2023
番外:時間はどこから?
時間はどこから出ていますか?
平日の主なスケジュールはこんな感じです。
◆むぐさんのスケジュール(平日)
9:00 本業開始
〜(お仕事)
18:00 本業終了。帰宅。
〜 (子育て。家事など)
21:00 寝かしつけ完了。作業開始!
〜 (主にデザイン作業)
25:00 作業完了。就寝
終わりに。さりげない麻雀ファッション「宝燈」はMCMでも買えるぞ!
以上がむぐさんの新ブランド「宝燈」の概要でした。
- 「麻雀好き以外も買ってくれるように」
- 「日本の文化としての麻雀を海外へ」
という野望は良いなと思いました。今後もデザフェスや麻雀大会、MCMなどに出展予定とのこと。ぜひ一度商品をご覧になってみてはいかがでしょうか。
ではまた。良い麻雀ライフを!
インタビュー協力:巡るむぐさん(@mahjongiijan)
宣伝↓
むぐさんも参加予定のMCM2023埼玉が川口の雀荘ぐりぐりで開催予定!参加費無料!7/23はぐりぐりへ集合だ!!(一応自分もいます。たkる)
終わり。
麻雀打ちにおすすめな麻雀グッズ。
実は色々ありまして、これでもか!と100個くらいまとめました!
- 麻雀好きな人へのプレゼント
- 自分用に身に着けるものを
- 大会の景品や参加賞に
どの用途でも大体これだ!というのが見つかるはずです。
ぜひチェックしてみてください!
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