麻雀のイカサマ技の1つ「元禄積み」(げんろくづみ)について解説します。
自分のツモ山(大体は親なので上山)に有効牌を固めるという技です。
別名千鳥積みとも言います。
目次
「元禄積み」とは?麻雀のイカサマ技です。
まず元禄積みとはどんな技なのかを改めて見ていきましょう。
元禄積みとは主に手積み麻雀で行われていたイカサマ技の一種です。
主に親の人が、自分のツモ山となる上ヅモの奇数番目に、有効牌を固めておきます。
次にサイコロで7か11を出すことで、ツモの開始位置を自山に調整し、有効牌をかっさらっていくというわけです。
鳴きが入ると崩れてしまう、ミスると相手に有効牌が入ってしまうなど、条件が多い割に実入りが小さい技でもあります。
ただ、とりあえず何か積み込もうと思ったときに覚えやすいのと、積んだ後に上ヅモを1つ飛ばしに開けていく動作はかっこいいので、イカサマ技の定番として人気があります。
最大8枚のツモをコントロールできるので、なんだかんだ強いです。
※注:当サイトはイカサマを推奨してはしません。
「元禄積み」のやり方
以下ではやり方を解説します。
- 1.有効牌を集める
- 2.間に関係ない牌を入れる
- 3.順モーションで積む
- 4.サイコロで7を出す
この4ステップです。
1.有効牌を集める
まずは有効牌を手元に集めましょう。
前の局のメンツなどを持ってくると速いです。
2.間に関係ない牌を入れる
続いて持ってきた有効牌の間に別の牌を入れます。
これは適当で大丈夫です。
ちなみに17列のうち両端は関係ない牌にして、偶数番目に有効牌を入れます。
3.積む
続いて下山を適当に作ります。
その後、最初に作っておいた元禄積みの山を上に載せます。
4.サイコロで7を出す
最後にサイコロで7を出しましょう。
一応7は一番出やすい数字ではあるので適当に振ってもそこそこ出ます。
(6通り/全36通り=1/6の確率)
以上です。
「元禄積み」のコツと応用例と対処法
以下では元禄積みのコツと応用例を解説します。
コツ1:役牌固め
役牌を2枚固めておくのはシンプルでバレにくい初心者向けの手法です。
南場の「東」などであれば、他家に行っても使いづらいし、自分にくれば特急券となります。
後ろの方に有効牌をおいておくとなおよし。
コツ2:三色積み
単純に3〜7の有効牌をマンピンソウ満遍なく入れておく技。
こちらもオーソドックスですが、他家に入ると手が進んでしまうことが多いので注意。
対処法は鳴き
ちなみに相手が元禄積みを使ってきた場合は、鳴きを入れることでツモをずらすことができます。
ズレる方向としては、もともとが親に入るはずだったとして、
- チーをする、上家からポン→南家に入る
- 対面からポン→西家に入る
- 下家からポン→北家に入る
です。とりあえずチーすると良いでしょう。
終わりに。全自動卓では使えないので現代では気にする必要はほぼなし
そんな感じが元禄積みでした。
手積みでなんかあいつ親のとき7ばっかり出すな?という人がいたら、確率の偏りかもですが、もしかしたら元禄使いかもしれません。
一応注意してみると良いかもです。
ただ、現代では雀荘は全自動麻雀卓を用いることがほとんどです。
その場合は、山は機械が積んでくれるため、積み込みは警戒する必要がないので安心。
(すり替えやぶっこぬきはありえる)
そんな感じです。ではまた。良い麻雀ライフを!