本記事では河本ほむら (著), 武野光 (著), 山田秋太郎 (著)による麻雀漫画『グレイテストM』について紹介します。
筆者の私見だとリアル度は「F」(フリーダム)となります。
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では、以下であらすじから見ていきましょう。
目次
河本ほむら『グレイテストM』とは?異能歴史麻雀漫画です。
まずは概要です。
書誌情報
書誌情報はこんな感じ。
タイトル | グレイテストM~偉人麻雀大戦~ |
---|---|
作者 | 河本ほむら (著), 武野光 (著), 山田秋太郎 (著) |
出版社 | 小学館 |
連載 | さんでーうぇぶり(無料アリ) |
既刊 | 2巻(2021/7/12) |
近代麻雀以外の麻雀タイトルで、小学館系のさんでーうぇぶりで連載しています。
単行本は2021/7/12に第2巻が発売されます。
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あらすじ
続いてはどんなお話しなのかの触りを紹介します。
ストーリーとしては、以下の通り。
次代の神々の長「神」を決めるための戦いとして、麻雀が採択されます。そしてその候補としては古今東西の人間の中から見込みのある偉人34名が選ばれ、トーナメント対局により勝者を決めていく・・・!
こんな感じです。
偉人たちなので、ムダヅモ並みの引き(運命力)とそれぞれに特殊能力があったりします。
孔明vsヘレンケラー!?偉人麻雀大戦!!
「次代の神」の座を争い圧倒的な「運命力」を携えた偉人達が麻雀で対決!
第1試合は諸葛亮孔明vsニュートンvs葛飾北斎vsヘレンケラー!!偉人達の「能力」と「運命力」がぶつかり合う本格麻雀対戦は必見!
『賭ケグルイ』の原作者・河本ほむらが描く心理戦を美麗絵師・山田秋太郎が熱筆!!日本プロ麻雀協会の水口美香監修の元、令和の最強麻雀漫画ここに爆誕!!
『グレイテストM』のレビュー。対局はフリーダムだが一貫性がある
ここからは実際に読んだ自分が、ネタバレにならない程度に感想をレビューします。
結論から言うと、ムダヅモ並みにフリーダムな打牌描写ですが、能力の相性やちょっとした格付けとかがあって、わりと面白いです。
枠組みの王道さ
まず良いなと思ったのがプロットです。
34名のトーナメントで勝敗を決めるというのは、最初からゴールが見えていて王道だけどわかりやすいくてよいなと思いました。
なんで34名なのか、とか半端ではみたいな話はありますが、そこは本編で回収されるはず。(たぶん)
・・・もともとフリーダムな内容なので型というか枠はきっちり目のほうがよいなという点で高評価!
能力の多彩さ
続いては能力麻雀における能力の多彩さです。
フリーダム系能力マンガというと『ムダヅモなき改革』が有名ですが、同著は政治的な縛りがあり、登場人物は現代に限られていました。
(なのでネタは時事問題に制限されていた)
一方でこのグレイテストMでは登場人物は
- マリーアントワネット
- シャーロックホームズ
- 諸葛孔明
というように古今東西にわたっています。
なので、特徴に基づく能力の幅も広くより自由な対局ができる点がよいといえる。
読み合いはなく必殺技系
ちなみに本書は麻雀としての深い読み合いとかはあんまりないです。
能力の格付けで強いほうが派手な技で勝利を決めるみたいな感じなので、
- よく言えば麻雀を知らない人でも読め
- わるく言えば麻雀を期待すると外す
作品です。
ただ麻雀描写に関してはめちゃくちゃというわけではなく、制作陣も充実しています。
- 麻雀漫画『じゅうしまつ』の作者・山田秋太郎さん
- ギャンブルマンガ『賭ケグルイ』の武野光さん、河本ほむらさん
なので展開は敢えておおざっぱにしてるけど、その裏の心理描写の動きとかはきっちり描かれており、そういった点を楽しむことはできます。
麻雀に詳しい人は、麻雀漫画ではなく「マージャヌ」みたいなイメージで読むとよいと思います。
終わりに。同著者のギャンブルマンガ『賭ケグルイシリーズ』もおすすめ。雀魂コラボあり
簡単ですがそんな感じが『グレイテストM』の紹介でした。
リアル度Fはなかなかないので、フリーダムなやつを読みたかったんだよな!という人はぜひ読んでみてください。
また、著者らは「賭ケグルイシリーズ」の制作陣でもあります。
こちらは読みあいの駆け引きだけで展開される硬派系美少女ギャンブルマンガです。
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賭ケグルイシリーズは順番も読む大切(管理人別サイト)
最後に読める場所ですが『グレイテストM』はさんでーうぇぶりで連載しており、2021/6現在では無料で読むことができます。(1話と最新が無料、ほかは時間を待てば無料)
ぜひ読んでみてください。ではまた、良い麻雀ライフを!
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