一般的なベタオリの手法ではないと思っているのですが、離れ対子から関連牌を読んで、関連してないところで降りるという技がある気がしました。
例えばこんな場面。
これが2p安牌なんじゃないか?みたいなそんな話です。
以下で詳しく解説します。
離れ対子で手が読めるケース
対子落としって普通は2枚連続で落とすことが多くて、そうじゃない場合は大体関連牌のことが多いです。(くっつきを見てーとかもありますが)
例えば冒頭でも出した以下の対面の手。
8sが2枚手出しで出てきて、間に安牌があるのに8sが最後まで残っています。
となると、(ダマテンをケアしたり、上がり形から切ってない限り)8sは関連牌で、そうなると、形は以下のいずれかになります。
- 6688と何かの3対子
- 688でシャボにして5sを引いた
- 3445688(嵌7s受けがあって8sが残った)
で、これによって何がわかるかというと、待ちは片方が6sのシャボか、そうじゃなければソウズ(の両面かカンチャン)ということです。
つまりシャボで当たらないソウズ以外の牌は安牌で、自分の手だと2pが安牌となります。
離れ対子のベタオリを一般化。関連牌とそうじゃないシャボ
一般化すると以下になります。
◆安牌を挟んだ離れ対子で聴牌が入った場合。
・離れ対子の牌はほぼ関連牌
・待ちは関連牌関連、または関連牌と何かのシャボ
よくあるケースとしては
- カンチャンに受けて両面変化(ペンチャンからカンチャン変化もあるかも?)
- 3対子から1つ落とした(対子2つが近くなので1枚目の時点での切れ具合とかで関連牌が読めそう?)
あたりです。
これによる安牌は
- 関連牌じゃない色でシャボじゃなさそうなところ
- 関連牌と同じ色で遠いエリア(3面張で伸びてる可能性はあり)
などです。アンコ落としが比較的安全にできるのが良いですね。
終わりに。マイナーな学びまとめます。
以上が離れ対子落とし関連牌理論の応用でした。
もちろん一般論としてなので例外もあります。(例えば、2226688s34pとかで8s一枚落として、ワンチャン7s入っても形良くなるから残すかーみたいなパターンなど)
あとは(今回はあんまりなさそうだけど)スライドの場合の対子落としもパターンが変わるので要注意です。
あるいは手出しが入ったら無意味となります。用途はかなり限定的ですね。
ただこのパターンのときは大体イーシャンテンなので、離れ対子落としの2枚目が宣言牌になることも稀によくあります。
そんなとき、これを知っていると全然通ってない色のアンコをすっと落とせたりもするかもです。
という話でした。
たまーにこういうやつ見つけたらまとめて行こうかなと思っています。
索引としては、以下に追記するので何かあったら教えてください。
[麻雀上級者向け]どこかで使える?細かい技術おすすめたくさん!(思いつくたび追記予定)
ではまた良い麻雀ライフを!
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基礎のベタオリ、牌効率などから、やや上級のスライド読み、差し込みのコツなど色々です。
よければ見ていってください。
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