似ていると評判の麻雀一番街と雀魂の違いを解説します。
まず大きな違いはバグの多さです。
麻雀一番街とは?という人は以下の記事を合わせてどうぞ。
目次
2つの美少女麻雀ゲーム、雀魂と麻雀一番街をそれぞれ解説
まずはそれぞれの概要を見ていきましょう。
雀魂
まずは(日本では)2019年にリリースした雀魂です。
こちらは天鳳に近い本格的な段位戦を採用したブラウザゲーム(スマホ版はアプリ)で、美少女キャラを使える点、フルボイスでキャラガチャがある点などが最初の特徴でした。
その後も咲コラボ、アカギコラボなど様々なキャラを追加し、さらには特殊ルールも熱心に開発。
わずか2年で天鳳の500万IDに届きました。
詳細記事↓
麻雀一番街
一方の麻雀一番街は2022年1月リリース。
美少女麻雀ゲームとしては、雀魂がブレイクしたのち、姫麻雀、姫雀鬼などのゲームが後追いをしており、それにさらに遅れてのリリースのため後発となります。
特徴としては、トップ取りの麻雀と盛んな大会戦を押しており、段位戦ルールは4位だけでなく3位でもマイナスになる、一局戦の大会(優勝賞品あり)が毎日開催など違いを出してきています。
UIに関しては雀魂にかなり近く、ガチャ制度、対局中スタンプなども同様です。
詳細記事↓
雀魂と麻雀一番街の違いについて!パクリというほどではないがUIは似てる
ではここからは雀魂と麻雀一番街の細かい違いについて、項目ごとで見ていきましょう。
完成度(バグの少なさ)
まずは全体的な完成度についてです。
これは雀魂がほとんどバグがないのに対し、麻雀一番街は現状ぼろぼろです。
なのでバグのない麻雀を楽しみたい人は雀魂がおすすめ。
対応機種・ブラウザ
続いては対応機種です。
PCは一般ブラウザ
スマホアプリ(iOS、Android)
PCは専用ブラウザ
スマホアプリ(iOS、Android)
どちらもスマホ版はアプリが出ていますが、PC版に違いがあります。
雀魂はブラウザゲームとしてどのOSでも遊ぶことができますが、麻雀一番街は専用ブラウザなのでソフトをインストールする必要があります。
さらにこのソフトがWindowsにしか対応していないため、Macユーザーは現状遊ぶことができない状況です。
対局のスムーズさ
対局のスムーズさに関しては、どちらも天鳳などのスピードタイプの麻雀ゲームに比べると遅いです。
どちらがより遅いかでいうと麻雀一番街です。
理由としては、回線落ちの際に回線落ち者がフルタイム(初期20秒、毎ターン5秒)を使ってしまうバグが見つかっており、これがまだ改修されていないため。
(改修予定とはなっている)
アプリの重さが両者そこそこ重いですが、麻雀一番街の場合、回線が混み合うと他家の打牌が同時に打たれるように見えることもありました。
課金システム
続いては課金システムの比較です。
これはどちらも基本無料のガチャやアイテムなどに課金ができるという仕組みです。
ガチャの額も大体数百円(300-500円程度)で大体同じ、キャラがゲットできる確率も5%と全く同じとなります。
段位制度
段位制度については違いがあります。
階層は全部で20数段階でほぼ同じくらいですが、麻雀一番街は天鳳に近いレート+段位での卓分けとなっています。
(雀魂は段位のみでレートがない)
段位の変動ポイントは雀魂よりも麻雀一番街の方が鬼畜で、(これはまだ未確認なのですが)昇段後のポイントが0から始まるという噂もあります。
(雀魂、天鳳などは中間値から始まる)
あとは麻雀一番街は東風戦と東南戦で変動ポイントが同じ、下位の卓に入るとプラスが半分やゼロになるという点も特徴的です。
>>麻雀一番街の大会戦、段位戦制度の違いと昇段ポイントまとめ!攻略法も少し!
スタンプ
スタンプに関しては麻雀一番街の方が充実しています。
理由としては、
スタンプだけでなく、セリフ(定型文)を送ることができるためです。
これがフルボイスで再生されます。
コミュニケーションの取りやすさで麻雀一番街に軍配が上がります。
対局中UI
対局中のUIはどちらも似ています。
雀魂
一番街
自動和了、鳴きの有無、ツモ切りボタン、などはどちらも存在しています。
強いて言えば局の始まりにドラが強調されるモーションが麻雀一番街では入り、これは結構わかりやすいです。
ただ、対局中はドラが中央などに表示されないため、ドラを見失いがち。
大会戦
大会戦については麻雀一番街に一局戦があるのが特徴です。
公式の大会の頻度では麻雀一番街の方が圧倒的に多く、人が集まればすぐに開催されるトーナメント方式の大会があります。
一応ゲーム内通貨やガチャ券の景品が出ますが、ガチャ券に関しては優勝して1枚(ガチャには200枚が必要)とかなりレートが低いため、ほぼ賞品なしだなと感じました。
景品目当てでなく、単純に一局戦がオンラインで打てるという意味では良いと思います。
サンマ
麻雀一番街ではまだサンマ機能がリリースされていません。
雀魂も最初はヨンマのみでやがてサンマができたので、今後は同じようなルートを辿るものと思われます。(サンマと思しき部分が準備中になっていた)
ただヨンマでもかなりバグが出ており、いつになるのかは不明。
会社と国籍
どちらも外資系です。
- 雀魂・・Yoastar(中国)
- 麻雀一番街・・・Lancelot Tech Ltd.(台湾)
Yoastarは他のゲームも出しているのでそこそこ知名度がありましたが、麻雀一番街を運営するLancelot Tech Ltd.は2021年創業でデータが少ないと言えます。
初期参戦プロ
初期参戦の著名人の比率で言うと、麻雀一番街の方が多くのプロやV-tuberを起用している印象です。
雀魂も人気が出てからは配信を行うプロなども増えましたが、初期ではほとんどいませんでした。
一方の麻雀一番街は主に(連盟以外の)プロに声をかけ、最初から30人くらいの著名人を1番の住人として起用、さらにアンバサダーにMリーガーの松本プロ、瑞原プロを起用し話題を呼びました。
初期の根回し面では麻雀一番街の方がスマートな印象があります。
友人戦
友人戦については現在調査中。
終わりに。雀魂をリスペクト(パクリ)して作ってそうだが、詰めが甘い
パクリかどうかと言う視点では、似てはいるがパクリとまでは言えない、が個人的な所感です。
雀魂より後に出た美少女系麻雀ゲームである姫麻雀、姫雀鬼などはどれも雀魂にUIがある程度似ており、その辺と比べて著しく激似というわけではないと感じました。
雀魂のいいところをリスペクトして、さらに良いものを作ったぜ!っていう意図が随所に見え隠れしている印象。
局所的には雀魂よりも良いUIの部分もあるのですが、全体としては、如何せんバグが多い・という感想でした。
ただ運営の対応は早いので、今後はさらに良くなる可能性はありそうです。
現状の評価:今後に期待
どちらか1つを始めるとしたら?と聞かれたら雀魂がおすすめです。
そんな感じです。ではまた。良い麻雀ライフを!