2019年5月に新たにサービスインされた「雀魂(じゃんたま)」というオンライン麻雀ゲームがあります。
遅ればせながら
- プレイしてみた感想
- 天鳳との違い
みたいなところを解説していきます。
では参ります。
目次
雀魂とは美少女(+美男子)麻雀オンラインゲームです。
まずは雀魂というゲームがどんなものなのかを簡単に紹介していきます。
基本的な構成としては、天鳳に似ています。
段位制でレベルによって卓が分かれていて、対局後は牌譜をみたりもできる
といったところは同じです。
ただ、天鳳と違う点としては、
- キャラを選択可能である点
- 課金によりガチャを回せる点
- 対局中に表情アイコンを送ることができる点
などが挙げられます。
天鳳は良くも悪くもシンプルすぎるところがあるので、
などの希望を満たすゲームとして登場したのが「雀魂」かなと思います。
では、雀魂の機能について解説していきます。
雀魂の基本機能は天鳳と同じです。ただし課金ガチャあり
まずは雀魂でできることを簡単に紹介していきます。
基本的には天鳳と同じです。
できることとしては、
- 段位戦の対局を打ったり
- 人の対局を観戦したり
- 自分の対局の牌譜を振り返ったり
といった行動ができます。
その他に、
といったことも可能。
雀魂特有の行動としては、
- 課金してキャラにプレゼントをあげて親密度を上げたり
- 祈願を行って新しいキャラと契約したり
と言ったところです。
それぞれ簡単に解説していきます。
雀魂の段位について
まずは雀魂の段位について。
雀魂は天鳳同様にポイントによる段位制となっています。
最新情報
2021.8〜 最高段位「魂天」でポイントではない新昇段ルールが採用されました。
勝てばポイントがもらえてある程度貯まると段位があがり、負ければ下がるという構成。
必要なポイントはこんな感じ。
とはいってもこれがどのくらいなのかが分からないと判断のしようがないので、段位戦のルールも併せて載せておきます。
段位戦のウマはヨンマの東風戦であれば
1位:+10、2位+5
東南戦であれば、
1位:+20、2位+10
といった感じです。
詳細↓
特筆すべきは東南戦が東風戦の2倍になっている点で、雀魂を始める麻雀上級者は東南戦のほうが効率がよさそうです。
(天鳳では東南は東風のどうよう1.5倍のポイント)
・・なんか玉座の間はポイント効率が悪すぎるらしく誰も打たないらしい。
段位戦の各卓への段位制限について
続いては各卓への段位制限について。
雀魂では天鳳同様にレベルにより卓が分かれており、それが以下の通り。
- 1.銅の間・・・段位「初心者」~「雀士」
- 2.銀の間・・・段位「雀士」~「雀傑」
- 3.金の間・・・段位「雀傑」~「雀豪」
- 4.玉の間・・・段位「雀豪」~「雀聖」
- 5.王座の間・・・段位「雀聖」以上
それぞれの段位の詳細については別記事でまとめているので参考にしてください。
ちなみに上位卓では、コイン制度があって、コインが尽きるとコインが補充されるまで待つか、課金するまで卓に入れなくなったりするそうです。
昇段に関しての打数としては、自分の場合「銀の間」(下から2つ目)に行くまでには20戦くらいかかりました。
観戦、牌譜機能について
続いては観戦機能と牌譜機能について。
これは両方ともあります。
観戦については「金の間」以上を選んで観戦でき、牌譜については自分で打った対局が自動で保存されておりそれを振り返ることができます。
↑が初見の相手の実力を図るのに地味に重要!
課金と祈願と親密度アップについて
続いては課金関連に関してです。
雀魂では課金機能があり、
- 贈り物
- ガチャ
- 着せ替え
などのアイテムを購入することができます。
そして課金して得た「コイン」(対局でも入手可能)や「輝石」(課金で入手)を使って、キャラの親密度を上げるためのアイテムや、新しいキャラを手に入れるためのガチャ券(祈願)を買ったりします。
親密度を上げるとボイスが増えたりといったメリットありです。
詳細は以下の記事をどうぞ↓
あと、課金する以外にも銀の間以上で手に入る宝箱から出たアイテムを売って、それを元に祈願する方法もある模様。
課金の使い方については以下の記事を参照ください。
雀魂が天鳳と違うところまとめ
続いては雀魂が天鳳と違う点について解説していきます。
大きく以下の5つかなと思っています。
- キャラを選べる
- 表情を送れる
- 待ちの枚数が表示される
- 打牌スピードが遅い(持ち時間が長い)
- 動作が重たい
キャラを選べる【フルボイスでオンオフできる】
まず一つ目の違いから。
キャラを選べるという点が大きいかなと思います。
キャラについては以下の記事にまとめました。
キャラ一覧↓
キャラの入手方法↓
また、世界観や設定は以下の記事をどうぞ↓
で、どうやってキャラを変更するのか、という話を以下で簡単に書いていきます。
雀魂のトップ画面はこんな感じなんですが、ここで下のほうにある「寮舎」へ行くとプレイヤー変更が行えます。
課金してキャラを増やすことも可能ですが初期で使えるのは以下の2体のキャラたち。
デフォルトでは一姫になっているので、変更したい人は寮舎へGO!
ちなみにボイスはキャラごとに設定からオンオフが選べます。
キャラの育成方法については以下の記事をどうぞ↓
対局中に表情を送れる(通しも可能!?)
続いては対局中の話になりますが、天鳳と大きく異なる点として対局中に相手に見える形で表情を送れるという点があります。
こんな感じで9つのアイコンから好きなのを送ることができます。
煽りにもなりかねないプレイをしても一応問題なしです。
これを使った通しとか流行ったらなくなったりするのかな?とは思う。
(右下は差し込みのサイン!みたいなの)
その他のイカサマは特にない模様(山は乱数)↓
待ちの枚数が表示される
3つ目の違いは、牌を切ろうとしたときにその牌が場に何枚切れているのかを光で教えてくれる点。
これ地味にありがたくて、腕がなまるという説もありますが、間違えて3枚切れの牌で単騎リーチしてしまうみたいなのは避けられます。
打牌スピードが遅い(持ち時間が長い)
あと、これも天鳳ユーザーは戸惑いがちかもなんですが、雀魂のほうがプレイヤーの持ち時間が長いです。
銅の間だと持ち時間は「5+20秒」。
1打あたりの持ち時間が25秒もあるので、めっちゃ長く感じました。
天鳳のように前順で長く使ったらその分次のターンの持ち時間が減るみたいな制度があるものの、元が長いので、毎回長考する人がいると待ち時間がかなり長くなります。
上級卓にあたる「銀の間」「金の間」などに行けば変わるかもですが、一般卓にあたる「銅の間」はわりと待ちます。
役満が出やすい【基本的に高打点な印象】
これは検証をしたわけではないので、体感なんですが、天鳳に比べて高打点が出やすいような感じがあります。
実際、プレイして2半荘目にして役満に遭遇し、その後も平均打点満貫くらいの展開が続いていました。
ルールとして赤は3枚で、一発、裏ドラありです。(天鳳の最も一般的なルールと同じ)
今のところ20半荘くらいプレイしましたが、自分自身の平均打点で見ても7000点くらいあって、むちゃくちゃ高いなと思いました。逃げ切り時は要注意です。
動作が重い
あとはグラフィックが綺麗で音声も選択可能(別途ガチャなどで手に入れる必要あり)なのもあり、雀魂はやや動作が重たいです。
推奨スペックとかは特に公開されてはいないんですが、メモリを結構食うので弱いパソコンとかで雀魂をプレイすると固まるかも。
重い問題の対策としては、
- グラフィックを一部制限する低容量モードというのがログイン後に設定で選べるのでそれにする
- 音楽を止める
などが有効。結構軽くなります。
自動和了が地味に違う
ちなみにこれは上級者向けな細かい話になるのですが、自動和了ボタンを押した場合の挙動がちょっと違ったりもします。
具体的には、
- 天鳳・・・自動和了中に回線切れした場合、ロンもツモもできない
- 雀魂・・・自動和了中に回線切れした場合、自動で上がれる
この違いが地味に大きくて、回線切れしたユーザーに対してゼンツするかどうかの判断が変わるので覚えておきましょう。
文化の違いもある
ちなみに雀魂と天鳳では文化の違いもあります。
- 雀魂はエンタメよりライト層多め
- 天鳳は求道者よりコアな打ち手多め
こんなイメージ。
具体例として、雀魂ではV-tuber発で初心者でもガンガン配信をしていく文化があり、勝ち負けを度外視して高い手を上がりあう「漢気麻雀」なども流行っています。
雀魂の地味にすごい点はルール説明が分かりやすい点
これはオンライン麻雀というゲーム性自体には影響がないところですが、個人的にすごいなと思ったのは雀魂のゲーム内の麻雀のルール説明の項目がめちゃくちゃわかりやすい点。
最初に大まかなルールを説明してくれる(経験者はスキップ可)上、役一覧とかが右上から選べるんですが、これがどこで見たものよりもわかりやすいんです。
こんな感じ。
なので、ルールを全く知らない人がプレイしても雀魂内で完結してルールをマスターすることも可能!
段位戦では非採用ですが、ローカル役の解説も豊富です。
雀魂の最新イベント情報!サンマや個室、大会、アニメもアツい【アップデートまとめ】
雀魂ではまだリリースしたばかりということもあり、順次アップデートがなされています。
これがかなり大きなメジャーバージョンアップみたいなのもあり、例えばこんな感じ。
主なイベントやアプデ内容!
- 2019年6月:ローカル役ありの大会戦「乱闘の間」が期間限定開催
- 2019年7月:サンマの段位戦が追加
- 2020年5月:個室戦で詳細ルールを選べるようになる
- 2020年6月:物語モード、試練の道の追加
- 2020年8月:ドラさんモードの追加
- 2020年12月:実績の追加
- 2021年1月:咲コラボキャラ、温泉合宿の追加
- 2021年2月:新イベント「年獣襲来」がスタート
- 2021年3月24日〜:新イベント「定期検診」開始
- 2021年4月7日:賭ケグルイコラボ発表
- 2021年4月22〜5月13日:賭ケグルイコラボ開始、新イベント「修学淵林」スタート、2020年「年度報告」
- 2021年5月26日〜新イベント「カフェ日和」開催
- 2021年6月「レッドブルコラボ大会」を追記(7月から予選開始)
- 2021年6月23日~7月9日「アンカー牧場のクエスト」
- 2021年8月26日〜イベント「一姫当千」、魂天の新段位制度がスタート
- 2021年9月26日 アカギコラボ発表。闇麻雀(闇夜の戦)、ワシズ麻雀(明鏡の戦)が期間限定実装
- 2021年11月24日~イベント「不思議な夜」開催
- 2022年1月9日 アニメ化が発表
- 2022年1月23日 新イベント「年獣降臨」スタート
- 2022年2月16日 「かぐや様は告らせたい」のコラボ決定!
- 2022年10月ごろ「咲全国編コラボ」開催
- 2023年4月「コードギアス反逆のルルーシュ」コラボ開催決定
コラボで出てきたルールは定期的に大会戦・友人戦に出てきます。
あとキャラも2~3か月に一回くらいのペースで増えています。
特に2020年5月の個室アプデはすごくて、
- 手牌公開対局
- 持ち時間300秒
の初心者指導用のルールが追加されています。(その後、2023年には各競技団体のルールが遊べるアプデなどもあった)
P.S.修羅の戦なども特殊ルールも友人戦に追加されました。(2021.02.06)
特殊ルールは週替わり。一覧は以下⇩
雀魂の大会戦の特殊ルールまとめ!不定期開催のイベントマッチを解説
終わりに。天鳳ユーザーが雀魂に流れつつある!強者は四象戦を目指して
ここまで雀魂とはどのようなゲームかをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
雀魂は、天鳳では取り込み切れなかった「可愛いキャラを使ってガチな対局がしたい勢」を取り込めるのかに期待がかかっているゲームです。
さらに最近はV-tuberの配信が盛んになったり、名のある麻雀プロやYoutuberとかも続々参入しています。
なのでいうて人気商売な
- 麻雀プロ
- 配信者
などは雀魂へ、硬派系の強者は天鳳に残った・・みたいになってます。
ちなみに雀魂の場合にはトップ100位まで上り詰めると100位以内の人だけで争う「四象戦」というのがシーズンごと(年4回)にあります。
足切りラインは雀聖3という天鳳でいう十段くらいの超ハイレベルですが、強者の人はそれを目指してみるのも良いのではないでしょうか。
そんな感じ!
ではまた。良い麻雀ライフを!