5-2.雑学 PRあり

麻雀大会を主催し運営するコツの話。オンラインと雀荘イベントの両面で解説します

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本記事では麻雀大会の主催・運営ノウハウについて解説します。

麻雀大会の主催をしてみたい!という人は多いのではないでしょうか。

しかし、大会の運営ともなると何をして良いかわからないという人がほとんどかと思います。

そこで今日は、

これから麻雀大会を企画してみたい!

という人に向けて、すでにオンラインでの麻雀大会を複数回運営し、さらにオフラインのイベントも企画中のぴんふさんに麻雀大会運営ノウハウを伺いました

こっちの方が詳しい↓

この記事の著者
たkる

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たkる

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麻雀大会の分類。大きくネットと雀荘イベントに分かれる

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まずは麻雀大会の分類です。

これは大きく

  • オフラインイベント・・雀荘を貸し切って行う
  • オンラインイベント・・ネット麻雀で行う

の2つがあります。

オフラインイベントの場合には、雀荘貸切費用、人数の調整などが必要となるため、より難易度が上がります

ではそれぞれのノウハウについて以下でみていきましょう。

ネット麻雀大会・オンラインイベントのやり方

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まずは比較的難易度の低いオンラインイベントのやり方を解説します。

ステップは以下の通り。

  • 会場を決める
  • 大会費用を払う
  • 大会の詳細を決める・告知を出す
  • 大会を開催する

ゲストを呼ぶ場合などは別途調整が必要になります。

ではそれぞれについて簡単にみていきましょう。

会場を決める

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まずは会場ですが、これはネット麻雀のいずれかを利用するのが一般的です。

具体的には

  • 天鳳
  • 雀魂

の2択になるかと思うのですが、これは後者の雀魂がオススメです(ぴんふさん談)。

天鳳と雀魂は共に

  • 大会用ロビーがある
  • 自動マッチングができる
  • 連続何戦のカウントができる

というように基本機能は両者とも揃っています

しかし、天鳳では結果の集計が出るのが20分ごと(バッチが回ってるっぽい)なのに対し、雀魂は即時ででます。

なので大会終了時の待ち時間を減らせるという点で雀魂の方が便利なんだそうです。

また大会のルールの詳細は雀魂では個室同様にかなり細かく設定可能です。

他にも手動で対局一時停止とかできる(右上に出てる)↓

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大会費用を払う

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続いては大会費用についてです。

これは天鳳の場合では無料ですが、雀魂では少しだけ費用がかかります

雀魂の場合では大会専用ロビーから輝石60個(120円くらい)を納入することで大会が開催可能。

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この費用分を差し引いても雀魂の方がおすすめとのこと。

大会の詳細を決める・告知を出す

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続いては参加者集めです。

大会に人を集める集客力がもともとあるひとは「大会します!」だけで良いかもですが、そうでない場合は何らかのコンセプトがあった方が良いと言われています。

たkる
たkる
ぴんふさんの場合だと、初心者OKとかが多いそう。

告知はしつこいほどに何度もやった方が良いそうです。

大会を開催する

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当日の大会運営に関しては、主催者の他にもう1人運営を置く方が無難です。

なぜかというと、通常の運営とトラブル時に対応できる人員を分けた方が良いため。

特に始まりと終わりについてはトラブルが起こりやすいので、ここだけは経験者を配置するのがおすすめです。

具体的な例でいうと、へこきむし(@he_ko_ki)さんがエキスパートなのでお願いすると良いそう。

また当日は配信を行うなどして、参加者と対話ができる体制を整えるとなお良い。

(Twitterで完結でも良いけど、結果発表などは配信で行った方が盛り上がる)

景品について

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景品の選択は重要です。

何もないよりはあった方が良いですが、出せば出すだけ赤字になるからです。

もしあなたがクリエイターなら似顔絵を描く、自分のグッズを出すなどはオススメの方法と言えます。

逆に現金、Amazonギフト券などは味気ない上に金目当ての人間を引き寄せ、イカサマを誘発するリスクがあります。

転売ヤーなどには価値がなく、参加者にとって価値のある景品が理想です。

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オフライン雀荘イベント・麻雀大会の主催・運営方法

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続いてはオフラインのイベントです。

こちらでは新たに、

  • 雀荘を予約する
  • 人数を調節する
  • 予算が赤字にならないようにバッファーを組む

などが必要となり高難易度となります。

以下でそれぞれ見ていきましょう。

雀荘の予約

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まずは会場を押さえる必要があります。

この場合、馴染みの雀荘に行って空いてる日と予算感を確認し、予約を取ります。

オフラインイベントの場合、雀荘ありきなので日程や規模はこの予約ステップで決まり重要です。

ゲストを呼ぶ、人を集める

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続いてのステップはゲストを呼び、大会のコンセプトを決め、人を集めることです。

前の2つはオンラインイベントと同様ですが、3つ目について、オフライン(雀荘)イベントではより重要となります。

なぜかというと、雀荘イベントの場合、雀荘の貸切料をペイしなくてはならないため。

つまり1日3万円の費用がかかっていたとして1人2000円取るとします。もし16人以上くれば良いですが、10人しか来なければ赤字です。

そんな感じで予想した人数から欠けるとそれだけ主催者がダメージを負うことになります。

たkる
たkる
ほぼ人数制限なしのオンラインと大きく違う点ですね。

なので人数集めはよりシビアに行う必要があり、

  • Twitterなどでの告知
  • 知り合いをあたる
  • 雀荘の常連客にも声をかけてもらう

など総合的なPRを行い、早めに人数を埋めるようにしましょう。

バッファーを組む

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人を集める前の段階での話にはなりますが、損益分岐点にバッファーを持たせるのも重要です。

つまり4卓16人が最大人数だとしたら、16人きてやったトントンにするのではなく、12人くらいで黒字になるように設定する。

このバッファーが重要となります。

というのは、

  • どうしても人を集めることができない
  • 予期せぬ事情等で当日キャンセルになる

などはリスクとして存在しているからです。

オフラインイベントは準備もオンラインイベントより大変なのもあり、頑張ったのに大赤字ではモチベもガタ落ちですね。

そうならないようにバッファーを持たせ、(儲けてると思われたくない人は)余った分をゲストや雀荘などに還元していきましょう。

集計アプリなどを使おう

大会の場合、最終戦の前に条件を確認したいなどの要望がでがちですね。

しかしリアルタイムで結果を集計するのは非常に大変。

このギャップを埋めるのが集計アプリです。

例えばこちらのAmpaiというツールを使えば、各卓ごとにスマホでぽちぽち結果を入れれば、自動で結果が集計されます。

後で誰と同卓したかなども一覧化されるのでその点もグッドです。

ぜひ採用してみてください。

詳細↓

麻雀大会・リーグ戦のための集計用アプリ「ampai」の使い方レビュー。とても便利だった知り合いの巡るむぐさんが大会を主催するということで、大会に参加してきました。 その際に集計ツールとして使用されたのがAmpaiとい...

>>麻雀大会・リーグ戦のための集計用アプリ「ampai」の使い方レビュー。とても便利だった

番外編:ゲストの頼み方は?知り合いにDMで!

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最後にゲストの呼び方について解説します。

といってもこれはそんなに難しいことはなく、基本的にはDMで声を掛ければOKだそうです。

ただし連盟のプロについては団体を通してという噂もあるそうで、そこだけ要注意。

ぴんふさんにコツを伺ったところ、普段からゲストに呼びたいプロや雀士と仲良くしておくことも重要とのこと。

気軽に話せる関係をSNS上で作っておけば、DMで依頼をかけても不審がられることは少ないでしょう。

予算感についても決まっているのであれば、あらかじめ「このぐらいなのですが大丈夫ですか」と聞いてみるのもありです。

麻雀大会をやってみよう!詳しい話は動画版もどうぞ

そんな感じがぴんふさんに伺った大会運営ノウハウでした。

より細かい話はラジオ版(Youtube)で話しているので興味ある方はぜひお聞きください。

今回は(ぴんふさんがお酒入ってないこともあり)かなり真面目な内容です。

麻雀大会は、麻雀打ちなら誰もが一度は参加する機会があると思います、一度運営して運営側の立場を理解してみるというのも良いかと思います。

今日にある方はぜひチャレンジしてみてください。

ではまた。良い麻雀ライフを!

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