今日読んだ麻雀本がわかりやすく、初級者に最適だと思ったので紹介します。
※初級者とは、ルール(役)は覚えたけど、和了するスピードが上がらない人、どういった順番で牌を切ればいいかの判断がまだわからないという人をイメージしてます。
今日読んだ本はこちらの1冊『麻雀技術の教科書』。
以下でこの本についてレビューを行っていきたいと思います。
『麻雀技術の教科書』の特徴!守備型と鳴き派のプロ2名の共著でバランスがいい。
まずは本書『麻雀技術の教科書』とはどのような本なのかを簡単に解説します。
特徴としては、面前重視の守備型の井出洋介プロと小上がり重視の小林プロの2人で執筆していることです。
正反対の二人がともに同意した内容のみを載せているので、確実なセオリーのみを学ぶことができます。
本書は例えば牌効率の場合は、それぞれの打牌の際の全パターンを列挙しメリットとデメリットを比較した上でどちらがよいかを説明してくれるので、本書を読めば考え方がわかります。
孤立牌の比較の項目では残す牌により以下の枚数差があることを示してくれています。
- 字牌…1種3枚
- 1,9牌…3種11枚
- 2,8牌…4種15枚
- 3-7牌…5種19枚
リャンメンリャンメンでのイーシャンテンでの受け入れが4種なのに対し、中張牌の孤立2種なら11種の受け入れであるなど、
麻雀打ちなら知っておくべき基本の確率や枚数を学べるのも嬉しいです。
ルールを覚えたばかりの初心者は、この本でかなりレベルアップと思います。
上級者は全パターンを覚えて、自身の読みに利用しよう。
以下に個人的に良いと思った項目をまとめました。
こんな内容が学べるという参考にしてください。
『麻雀技術の教科書』で学べる内容
続いては本書で学べる内容をいくつか紹介します。
ざっと挙げるとこんな感じの項目があります。
- ペンチャンを残すかどうかの選択の基準。p23
- 無意識のシャンテン戻しを把握しよう。p41
…1378m336788p5678sなどで1,3mを落とす人は多いが、これはシャンテン戻しである。戻すならそのリスクを把握した上で行おう。(シャンテン戻しする場面p65) - 攻撃的に打つ配牌か、守備的に打つ配牌かを見極める。
…攻撃的に打つ打牌では受け入れ枚数を最大にし、守備的に打つ配牌では字牌の重なりを重視します。 - 手配をブロックで考える。p44
- ロスの枚数でみる牌効率。p53
- 自分で使っている牌の受け入れを外すp74
- 二度受けターツを嫌う。
- 字牌の絞り方。序盤は絞らず、中盤から絞る。
- 清一色のGoサインの基準は10枚。4ブロックあるかどうかという人もいる。
- 役なし愚形のリーチ基準は、好形変化5種は待ち、2種は即リー。
- 追っかけリーチは残り枚数が多い待ちにする。
- 遠い仕掛けは急所から。急所はリャンメンのこともある。一通、三色など
- 形式聴牌は残り4-5巡から考える。
- カンの勘所は手広いイーシャンテン以上の状況。
- 多面ちゃんの見分け方。
まとめ。「麻雀技術の教科書 効率的なアガリ方」は経験則で打っていた人にオススメの本。
全打牌パターンを比較してくれているのがかなりありがたい本です。
普通こう、とかでなく論理的に枚数で比較してくれるので、経験則でなんとなく打牌を選んでいたという人も読み直すと結構面白いと思います。オススメです!
ぜひ読んでみてください。ではまた。良い麻雀ライフを!
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