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本レビュー「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」アナログ派なインタビュー本でした。

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「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」の本レビューをしていきます。

ざっくりした感想はこんな感じ。

  • 中上級者向け
  • アナログ派
  • インタビュー本
たkる
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人は選ぶが、書いてある内容は深い本という印象でした!

以下で詳しく見ていきましょう。

たkる
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「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」とは?アナログ派Mリーガーの頭の中を話す本

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まずは概要です。

タイトル 「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」
著者 沢崎誠
発売日 2020年8月31日
出版社 日本プロ麻雀連盟ブックス(マイナビ)
難易度 上級者向け

内容としては、2019年度のMリーグにおける対局をインタビュー形式で振り返っていくというもの。

チョイスされる場面はハイライトといった感じではなく、どちらかというと判断の分かれるポイントばかりなのが特徴です。

具体的には、インタビュアーの黒木真生が「普通はこう切るはずなのに、なんでこっちなんですか?」と問いかけていき、それに沢崎誠が回答するという形式。

確かにちょっと変かなーという場面ばかりなので、逆の選択をした理由みたいなところが学べる1冊となっています。

ただタイトルにもあるように、かなりアナログ派(経験論)なので、枚数とかの比較はほぼなく、理解できるかどうかは結構人によるかも

たkる
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前局からの流れ的にこっち!みたいな概念もあるので人を選ぶかも。

レビュー「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」のポイント!

ではそんな「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」のポイントだと思う点をいくつか紹介します。

配牌から動かないターツを疑う

まずは一番最初の項目なんですが、「配牌から動かないターツを疑う」です。

ここにこの本のテイストが凝縮されているかなと思ったので持ってきました。

場面としては、「両面と対子2つの選択で、なぜか両面を落とした」というところなんですが、この答えが「両面ターツは配牌からあったが全く入っていないから」なんです。

ん?

と思う人も多いかと。

さらに解説を読むと、

配牌から動かない→誰かが固めて持っている可能性が高い→どうせ来ないから落とす

という理論。

正直、これだけだと、

そうかもしれないしそうじゃないかもしれない・・・

と思う人が多いのではないでしょうか。(立体牌譜があるので本があるともうちょいわかる)

ただ全体を通してこんな感じなんです。

沢崎さんは自身の読みを解説しますが、その理由や前提条件については最低限しか話しません

なので、この場面でなぜ沢崎さんがそう選んだのかを自分で考えられるタイプの人じゃないとこの本はきついと思いました。

たkる
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自分は半分くらいわかるような、半分くらいわからんような・・という感じでした。

やや喧嘩腰?たまにマウントが入る

あとこの本の特徴としてインタビュー形式で進んでいくのですが、そのインタビューが結構突っ込んでいます。

優勝した時の気分はどうでしたか?

とかそんな緩い感じでなく、

「この選択はおかしいと思うがなぜか?」

みたいなテイストになります。(構成上仕方ないけど)

なのでこれに答える沢崎さんもややヒートアップしているように(文章だからわからないけど)感じる場面もあり、それに伴いインタビュアーへのマウント的なのが入る時もあります。

例えば字牌の切り順に関して、

「それはプロの捨て牌じゃない」

とか

「そういうのを勉強不足というんだ」

とかそんな感じ。

この辺に耐えられるかどうか、みたいなところも本書の人を選ぶところかなと思いました。

たkる
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自分は一回投げ捨てましたが、もう一回読んだら(言い方は悪いけど)確かに一理あるな・・・と思い直して最後まで読みました。

ガチなインタビュー形式だからこその深い知見を知れる

本書の良い面としては、割と突っ込み気味なインタビューだからこその実戦的な深い読みについて知れる点があるなと思いました。

普通の麻雀本って著者の理論に突っ込みが入ることって基本ないですが、本書は全文インタビュー書き起こし!みたいな感じなのでディスカッションを聞いているような感じです。

なので、

強者はここを気にするのか、

とか

逆にこっちはなんでダメなの?

みたいなのがある程度は解消されている点が魅力かなと思いました。

終わりに。「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」はこんな人におすすめ

まとめると、本書「沢崎誠の強すぎる麻雀経験論」は、

  • テイスト的に割と人を選ぶタイプのインタビュー本
  • 書いてある内容は深いがわかりにくい
  • アナログ派の流れ理論とかもある

といった感じ。正直あまり読みやすい本ではないというのが感想ですが、

  • Mリーグで沢崎さんの打ち筋に疑問を感じていた人
  • 経験から来る読みについて深く知りたい人

などにとってはかなりオススメの本であると言えます。

我こそは!という人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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たkる
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