本記事では「すずめ雀(すずめじゃん)」について解説します。手牌6枚の簡単麻雀風のボードゲームです。
お疲れ様です、麻雀グッズ研究所のたkるです。
皆さんは麻雀を友達に普及しようとして手こずった経験はありますか。
自分はちょいちょい仕掛けては失敗したりしており、そんな中見つけ出した作戦がボドゲから入るです。
麻雀も一種ボドゲの1つなので、ボードゲーム好きは麻雀にもハマる可能性が高いと言えます。
つまり
麻雀っぽいボドゲ→麻雀
という流れは王道。具体的には「すずめ雀」がオススメです。
以下でこのすずめ雀について解説します。
目次
すずめ雀とは?麻雀風の簡単ボドゲです
まずはすずめ雀について簡単に解説します。
商品名 | すずめ雀(すずめじゃん) |
---|---|
メーカー | すごろくや |
値段 | ¥5,290 |
人数 | 2~5人用 |
対象年齢 | 6歳〜大人 |
所要時間 | 30-40分 |
ルール | 手牌6枚のミニ麻雀 |
『すずめ雀』は、番号と字の牌を使って、手元の6個で、同じ3個か連番3個を揃えるように、またライバルの〈完成する最後の1個〉を放出しないように、1個ずつ入れ替えながら完成させ、その組み合わせに応じて得点を稼ぐ、2〜5人まで遊べて、ドキドキする駆け引きが本格派のミニマル(限りなく最小)な新麻雀ゲームです。 麻雀でいうところの「索子ソーズ牌1〜9」と「發ハツ」「中チュン」のみの11種類44個を使い、各自ランダムに手牌5個を手元に置いて、1人ずつ代わりばんこに〈1個取る〉→〈1個捨てる〉を繰り返して、必須の3個+3個の〈連番〉か〈同じ〉を作り、完成したらその牌の種類構成に応じた得点を稼ぎます。 得点のやりとりは全員の持ち得点を奪い合う形式で行なわれます。 もし、捨てた牌が、ライバルの誰かに「それを貰って完成(=ロン)」されてしまうと、自分の得点だけが奪われてしまいます。 〈本人が一度捨てた牌ではロンできない〉のルールを活用し、各自が捨てた牌を見つつ安全な牌を捨てることも重要です。 とはいえ、ここぞというときには当てられる覚悟で勝負したりしていきましょう。 本来の麻雀にある複雑なルールは極限まで削ぎ落としており、リーチやポン、チー、カンなどもありませんので、常に誰かが完成間近である前提で、序盤から「うわ、どれを捨てよう…」と悩ましく楽しめます。 さらに、麻雀に付きものの組み合わせ得点(=役)の種類も極限まで減らしています。 1/9/字牌があるかないか、色が揃っているか、にまつわる5種類だけですので、すぐに覚えられることでしょう。 5種類とはいえ、絶妙な得点配分により、何を揃えるのかに悩んだり、高得点の組み合わせが揃いつつあってドキドキしたりする楽しさも存分に味わえます。 こうして、混ぜる→セットする→1人ずつ取って捨てる→誰かが完成して得点、をスタートプレイヤーをずらしながら繰り返していき、4周したらゲーム終了。持ち得点が多い人が勝ちです。 【ここがオススメ】初めて遊ぶときには牌の番号の識別に少し戸惑いますが、覚えなければならないルールもそれほどないため、すぐに麻雀経験者と対等にドキドキする駆け引きを楽しめます。とはいえ、麻雀本来の、状況把握によって最大限にチャンスを活かす取捨選択の実力も健在です。 2〜5人で遊べて、「ちょっとやる?」と気軽に始めてじっくり楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとして超おすすめのゲームです。
ソウズ+發中のホンイツ麻雀
「すずめ雀」は一言でいうと麻雀を簡略化したゲームです。
牌は本来の麻雀なら34種136枚ですが、すずめ雀はソウズ+字牌の一部(發と中)で11種44枚しかありません。
それに伴い手牌も6枚(待ち番時5枚)となり、頭なしで2メンツを作ればアガリとなります。
麻雀を知っている人であれば、説明はこれだけですぐに始められ、麻雀を知らない人であっても5分もあれば覚えられる簡略ルールなんです。
リーチ、鳴き、符計算もない
そしてこのすずめ雀では、麻雀のめんどくさいルールのほとんどが削ぎ落とされています。
例えば、すずめ雀においては
- リーチ
- 鳴き(ポン、チー、カン)
- 符計算
などが省かれています。
役も(必ずホンイツとなるため)一部変化しており、点数制で一覧となっています。
なので、この一覧表さえ見れば全てがわかるというわけなんです。
すずめ雀の点数計算
すずめ雀の点数計算は通常の麻雀と同じ「点棒」を用いて行います。
右の方に見えるこれ↓
カウントとしては、1人45点を最初にもち、親が2周した時にもっとも持ち点が多かった人が勝ちとなります。
ちなみにそれぞれの点棒は
- 一万点棒っぽいやつ・・10点
- 5千点棒っぽいやつ・・5点
- 100点棒っぽいやつ・・1点
です。この辺で麻雀への布石が置かれているのも良いですね!
すずめ雀をやってみたレビュー!評判通りで面白いゲームでした
というわけで実際にすずめ雀をプレイしてみました。
ゲームに熱中しすぎて画像は取り損ねたのですが、感想とかを書いていきます。
道具はこんだけ↓
頭がないのわかりやすい
まず「すずめ雀」のルールについてですが、頭なしというのがかなりわかりやすいなと感じました。
麻雀の
4メンツ(3枚1セット)+1雀頭(2枚1セット)
というのは初心者相手にはなかなか伝わらないこともありますが、すずめ雀なら
3枚1セットを2つ作ればOK
となるので、紛らわしさがなくて良いです!
(実際、麻雀を知らない人も一瞬で理解してた)
複合形が強い
すずめ雀を初めてプレイすると、強い形がわかりにくいかもしれません。
というのは頭がないからで、
待ちの形は
完成メンツ+不完全のメンツ
になります。
なのでこの不完全なメンツが何かによって
- 同じ牌2枚・・待ちは1種類(2枚)
- ペンチャン、カンチャン・・待ちは1種類(4枚)
- 両面・・待ちは2種(8枚)
というように待ちに結構差が出ます。
中でも強い形となるのが連続形です。
45678
みたいな形は、369の3面待ちとなりかなり強いので見逃さないように注意しましょう!
フリテンはあるので微妙にゲーム性は高い
このすずめ雀、基本的には簡単方面に振っていますが、実はゲーム性は結構高いです。
というのはフリテンが採用されているからで、これにより後半はベタオリもそこそこ重要に・・!
人数が多い場合、ターンは数順で終わりとなるため、ベタオリをして点差を守るのも戦略となります。
人数と順目の関係
2人 | 手牌で消費:10枚 ドラ:1枚 山枚数:33枚 流局まで:16.5順 |
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3人 | 手牌で消費:15枚 ドラ:1枚 山枚数:28枚 流局まで:9.3順 |
4人 | 手牌で消費:20枚 ドラ:1枚 山枚数:23枚 流局まで:5.5順 |
5人 | 手牌で消費:25枚 ドラ:1枚 山枚数:18枚 流局まで:3.6順 |
人数が多いほど早上がりが重要となります。
すずめ雀は麻雀牌でも代用できるがぜひ本物をプレイしよう
そんな感じがすずめ雀でした。
ソウズと字牌があればできるので、麻雀牌を用いて行うことも可能です。
ただ、すずめ雀はイーソーが雀になっていたり、ドラが多かったりとゲームバランスと可愛さを絶妙に調整してあります。
麻雀牌というだけで警戒する人もいるので、ぜひ「すずめ雀」のセットでプレイしてみてください。
値段は5000円くらいです。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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