5-3.麻雀論 PRあり

流局時の聴牌とノーテンの晒す順番についての話。親からか同時かあるいは

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麻雀の流局時の聴牌(テンパイ)、ノーテンの順番について解説します。リアル麻雀は親からが一般的ですが、ネットは同時です。

その辺の違いでオーラス時に揉めが起きたりもするので、原因や対策を解説します。

結論としては、聴牌・ノーテンは親から順番が一般的、同時にしたい場合はネットか牌を1枚裏向きに出すなどをすると良い。

ではまずは、晒し方の基礎から見ていきましょう。

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たkる

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流局時の聴牌、ノーテンの晒し方基礎知識

まずは初心者向けに流局時の聴牌、ノーテンの晒し方の基礎をおさらいしましょう。

麻雀では手を開く場面が2つあります。

1.アガリとなったとき

2.流局しテンパイのとき(今回は後者を解説)

流局とは、山が王牌(ドラとかがある14枚のエリア)以外全て亡くなったが誰も上がりとならなかった場合を指します。

この場合には、聴牌(あと1枚で上がりの状態)かノーテンかによって罰符の支払いが変わります。

聴牌であった人は手牌を前向きに倒し、ノーテンの人は裏向きに倒します。

 

そしてノーテンの人は聴牌の人に規定の点数(場に3000点を人数で割ることが多い)を支払う・・

というのが基本です。

◆罰符の支払い方

  • 1人だけ聴牌のとき・・ノーテン者3人が1000点ずつ
  • 2人聴牌のとき・・ノーテン者2人が1500点ずつ
  • 3人聴牌のとき・・ノーテン者1人が1000点ずつ(計3000点)

基本的にこれだけなのですが、この順番で揉めることがたまにあります。

聴牌、ノーテンの晒す順番が重要になるケースでの倒し方

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以下ではレアケースとして、(場合によっては)聴牌なのにノーテンといいたい人がおり、それによって晒す順番が重要になる場合を解説します。

例えばこんな局面です。

◆南4局

  • 東家(親):38,000点
  • 南家:36,000点
  • 西家:16,000点
  • 北家:10,000点

こんなとき、親の心情としては、南家が聴牌していないとしたらノーテンを宣言して終了としてトップを確定させたい。

しかしもし南家が聴牌なら聴牌を宣言しないと逆転されてしまう・・!

※トップ目聴牌での終局はないものとして

だから親の立場では南家が先にノーテンを宣言してくれたら悠々と自分もノーテンを宣言でき有利となります。

あるいは同時に宣言だとしても、リアル麻雀では相手の動きを見て、手首のスナップで自分の倒す倒さないを変えることができてしまうかもしれません。

トップ目の親
トップ目の親
南家の筋肉が後ろに動いた・・!?ということはノーテンか・・!(前に倒そうとしていた牌を後ろに変える)

よくあるルールとしては、

親から順番に、反時計回り(南家→西家⇨北家)

で倒していくというもの。

フリー麻雀などではこれが一般的です。

親の人は待っていても誰も「せーの」とか言ってくれないので注意しましょう。

ネット麻雀では同時が多いのでそれと合わせたい場合の方法

ここまでがリアル麻雀(フリーやセット、競技など)のやり方でした。

一方で、完全に同時(相手に見えず)が可能となるネット麻雀では、聴牌・ノーテンの宣言は同時申告(というか聴牌していてノーテンということはできない)となります。

なので天鳳、雀魂ルールで!と言っていた場合などでは厳密に言えばこれを再現しなくてはなりません。

やり方のおすすめは、手牌の牌を1つ(白以外)を選び、それを裏向きにして出し、その向きで聴牌、ノーテンを宣言することです。

  • 順向き(対面向き)・・・聴牌
  • 逆向き(自分向き)・・・ノーテン

そして全員が出し終わったら、せーのでそれらを(横向きに)裏返し、聴牌かノーテンかを確認する。

これにより、リアル麻雀でも相手に知られることなく、同時宣言が可能です。

あるいはこんなの作っても良いかも笑↓

聴牌時のわざノーテンはありか問題。最強戦は2023年から不可になる

ちなみに聴牌しているけどノーテンという行為について。

これは基本的にはありの場合が多いです。

裸単騎で絶対テンパってるやん・・!みたいなときでもリーチをしていなければ、ノーテンと言えます。

ただ、これによって、大会のオーラスなどで優勝の目なし(3位、4位)が自分の判断で勝敗が変わらないよう(あるいは嫌いな人を負けさせるため)に敢えてノーテンを選ぶケースがあるようです。

これがちょっと物議を醸し、「麻雀最強戦」という大会では、オーラスの聴牌時ノーテン宣言を禁止としました。

(放送対局なので確認可能。違反したら多分チョンボとかになるんじゃないかと思います)

終わりに。レアケースには臨機応変に対応しよう

以上が、流局時の聴牌、ノーテンの宣言の順番と同時にしたい場合の対策でした。

まあまあレアなパターンですが、そんな感じの細かい決め問題が麻雀ではときたま発生します。

そこで頭硬いおじさん×2がぶつかると「普通は○○」みたいな頭の悪い主張を双方が譲らず、喧嘩になることもあります。

それは非常に面倒で無駄で虚しいことなので、そうならないように解決策を事前に考えておきましょう。

ではまた。良い麻雀ライフを。

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