4.戦術

ツモ切りリーチを読む方法。愚形or高打点のダマパターン分けで解説します

本記事ではツモ切りリーチについて、解説します。

まずそもそもとして手出しかツモ切りかを見ていないといけないのでやや上級者向けです。

麻雀を打っているとたまに発生するツモ切りリーチ。

ツモってきた牌を手の中に入れず、そのままリーチを打つという手法です。

これが起きると

中上級者
中上級者
「ツモ切りリーチだと・・・!?」

卓上がざわざわし出したりすることも・・・。

今日は

初級者
初級者
「実は・・その喧騒の理由がよくわからないんだ・・!」

という人に向けて、ツモ切りリーチを解説します。

たkる
たkる
ノーマルなリーチの話は以下の記事にまとめました。また戦術系のまとめはカテゴリートップへ
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ツモ切りリーチとは?敢えてダマにしてた理由が必ずある珍プレイ

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まずはツモ切りリーチが起きる理由についてざっくりと見ていきます。

ツモ切りリーチというのは、自分の手番に引いてきた牌(ツモ牌)を手の中に入れずにそのまま捨てながらリーチをかけるという行為を指します。

ツモ牌を手に入れていないため、手牌構成は変化しておあらず、つまり既に聴牌していたということになります。

普通麻雀では聴牌したらすぐにリーチをかけるため、ツモ切りリーチはちょっと変わった展開ということができますね。

で、このツモ切りリーチですが、

  • なぜこれまでダマにしていたのか
  • なぜ今リーチをしてきたのか

という理由が必ず存在するため、手を読みやすいポイントでもあるんです。

ツモ切りリーチを読む方法。ダマにしてた3つの理由パターンで分類。

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続いてはそんなツモ切りリーチが起こるパターンを分類します。

  • 愚形1300〜2600
  • 満貫以上で出上がりができる形
  • 変化の多い形

この3つです。それぞれ解説します。

愚形1300〜2600

まずよくあるパターンとしては、聴牌はしたもののそんなに良い手じゃないからリスクを嫌ってダマにすると言うパターンです。

具体的には、

🀇🀇🀇🀈🀈🀓🀔🀕🀖🀗🀘🀠🀡

とかでドラもなければ微妙すぎるからリーチをかけない・・みたいなパターンです。

ただそういったパターンの場合には、普通順目が深くなったことで状況が改善(リーチ有利)となることはあまりないため、

  • カンが入った
  • 壁ができて出やすくなった

などの外部要因が関連していると読むことができます。

満貫以上で出上がりができる形

続いては逆に手が良すぎてダマにしているパターン。

聴牌したら即リーと習った人には意外かもしれませんが、麻雀の上級者は満貫以上をダマにする場面も結構あります。

なぜかと言うと、相手も上級者の場合、リーチをかけると上がり確率がかなり下がってしまうため。

なので、出上がりやすいようにダマにしていたけど、誰かがリーチをかけたから自分もツモ切りで追っかけリーチというのはわりとよくあるパターンです。

ポイントとなるのは、

ツモ切りリーチだけど高くて待ちが良い可能性が高い

と言う点で、追っかけリーチの場合には、

1人目のリーチの現物など出やすい待ちである可能性は低い(その場合ダマにするため)

という読みを使うことができます。

たkる
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なので1人目の現物を切ってみるのもあり(当たることもあるけど)

変化の多い形

3つ目は変化の多い愚形聴牌だった場合です。

一般的に待ちの変化が4種類以上ある場合はダマにして待つのもありとされており、例えば以下のような形であればダマになっていた可能性もあり得ます。

🀇🀇🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀍🀓🀔🀕🀖🀗🀘🀡

(マンズだいたい何を引いても良い形になるため)

一方で、待ち変化の少ない形(七対子やただのカンチャンなど)は即リーしてくる人の方が強い傾向があるので、ダマの形から相手の実力を一部測ることもできます。

ツモ切りリーチにゼンツする方法!前順に通った牌は大体通る

あとはツモ切りリーチをされた場合に通る牌は何か?という話もちょっとだけします。

通る牌、それは前順目に通った牌です。

なぜかというと、

前順に通った=(役があれば)上がっていた

→あがられなかったということはそこじゃない可能性が高い

となるからです。

敢えて1枚通ったのを見逃してからリーチをかけてくる人がいないわけではないですが、無意味なダマを選択して来ることは上級者になるほど少ないのでこの可能性は低いと言えます。

たkる
たkる
ずっとツモ切りが続いていればその間の牌が全部通る説!

まとめ!ツモ切りリーチを読み切っていこう

まとめます。

◆ツモ切りリーチとは?

→ツモった牌を手に入れずにそのままリーチを打つ手法

◆ツモ切りリーチの理由と対策

  • 1.愚形で安い
    →リーチをしてきたということは場の変化があったはず。そこに関連している可能性が高い
  • 2.高いくて出上がり可能
    →追っかけリーチの場合は1人目の現物がやや安全
  • 3.手替わりが多い
    →特に何の場況変化もなくツモ切りリーチが入ったらこれが多い。手替わり枚数を数えて相手の実力を概算することも可能

そんな感じがツモ切りリーチでした。

まあそんなにする機会はないかなという技術ですが、ぜひ見かけたら読みを使っていきましょう。

ではまた。良い麻雀ライフを!

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