【麻雀役解説・立直】因縁を付けられないリーチの打ち方!

現代麻雀における代表的な役の一つである立直(リーチ)

今日はこのリーチという役の成立条件、使い方、そしてフリーなどで因縁を付けられにくいマナーのよいリーチ棒の出し方などを解説していきます。

現代麻雀の顔役「立直(リーチ)」の成立条件

まずは立直(リーチ)の成立条件についてみていきましょう。

立直というのは麻雀役の一つで、唯一自らの意志により付けたり付けなかったりが可能な役となります。

点数は1役で、宣言に1000点棒が必要で、また、リーチをかけると手替わりができなくなるのが特徴(ツモ牌以外はすべてツモ切り)。

立直の成立条件としては以下の3つの条件を満たす必要があります。

1.面前(鳴きを入れていない状態)で聴牌(あと1枚でアガリの形)であること

2.自分の点数が1000点以上であること

3.あと1回以上ツモが残っていること

それぞれ簡単に解説していきます。

1.聴牌(あと1枚でアガリの形)であること

まず第一の条件としては、自分の手がアガリまであと1枚の状態(聴牌)であるということ。

これはビンゴのリーチなどと同じ概念なので分かりやすいですね。

で、ここで注意すべきは鳴きを入れている手ではリーチが打てないということ。

これは何でかというと、鳴きリーチありだとゲームバランスが崩れるため。とにかく何でも鳴いて形が整ったらリーチ!では、もはや手作りという概念がなくなってしまうのでせめて面前のみとなっています。

ビンゴではボコボコと穴が開いて見るからにあと1枚!みたいな感じでリーチとなりますが、麻雀においては手をさらさないままリーチを宣言することになります。

ちなみに、鳴きは唯一「暗カン」のみはしてもOKです。

2.自分の点数が1000点以上であること

第2の条件としては、自分の点数が残り1000点以上あることです。

これはリーチをかけるには1000点棒を場に提供する必要があるため。

この供託は、いわば選挙資金のような概念でこれを支払えないものはリーチを宣言することはできません。

なので900点以下でリーチを宣言すると、もれなく誤リーチという反則になり罰符1000点で即死するので注意が必要。

リーチ宣言で提出したリーチ棒(1000点)は無事アガリとなった場合は回収することができますが、他の人のアガリとなるとその人に取られ、流局の場合は場に残ります

3.あと1回以上ツモが残っていること

最後の条件としては、リーチを賭けたあと、1回以上ツモれることが条件となります。

これは何であるのかは不明ですが、恐らく最終ツモ(海底)でリーチをかけてそのまま流局みたいな無駄な行為を避けたり、リーチをかけたまま1度もツモらずノーリスクで流局に逃げ込むみたいな行為を禁止するためかなと思います。

とりあえず、覚えておくべきは4人麻雀の場合、牌が残り4枚以上、サンマでは残り牌3枚以上必要であるということです。

リーチ判断は現代麻雀の必須スキル

実はこのリーチという役ですが、昔の麻雀では存在しない役となります。

じゃあ、いつからあるのか、というと戦後からだといわれています。

リーチという名前からも分かるようにこの役はアメリカ麻雀からの輸入品で、太平洋戦争終了後のガヤガヤした時期に入ってきた役なのだそうです。

ちなみに、同じくアメリカ麻雀から輸入された役として七対子(セブンペアーズ)や、緑一色(オールグリーン)などがあります。

で、その後は現代にいたるまで根付き続けて、いまでは最もポピュラーな役にまで上り詰めたというわけです。

現代麻雀では、大抵の麻雀戦術書を読むと、「リーチ判断」という項目が章として振り分けてあるほど。

リーチをいかにうまく打つかというのは非常に重要なポイントなのです。

 

因縁を付けられにくいリーチの打ち方

そんな現代の必須スキルである立直ですが、実は打ち方は意外と難しい。

というのも、50年以上の歴史の中で、リーチのマナーともいうべきものが生まれているからです。

このマナーを守らないと、フリーなどでマナーにうるさい系おじさんとかに因縁を付けられることもあるので注意が必要。

正しいリーチの打ち方は以下の通り。

1.リーチと発声する

2.リーチ棒を出す

3.牌を横向きにして切る

なぜこの順序なのかというと、一応理由があります。

それは、「リーチ宣言牌が鳴かれないことを確認してからリーチを打つ」という行為を防止するため。

リーチをかけた1巡目(リーチ後最初のツモをツモるまで)は、一発という役が複合し、2役となっているルールが一般的です。

しかし、この一発は鳴きを入れられると消えてしまう。

なので、リーチをいつ打つかというタイミングで、宣言牌を鳴かれないときに打てば少なくとも下家はリーチ一発という2役のプレッシャーを受けることになりお得なので、宣言牌が鳴かれないことを確認してからリーチを宣言するという手法があり得ます。

ただ、これは一般に禁止されている行為で、牌を切る前にリーチを宣言し、リーチであることを知った後で捨て牌を鳴くかどうかを判断してもらうというのが正しい手順となるのです。

それなら「2:リーチ棒を出す」と「3:牌を横向きに切る」はどっちが先でもいいんじゃない?と思うかもですが、これも一応この順序がオススメ。

というのも、雀荘がガヤガヤしていたりするとリーチの宣言が聞こえないケースがあるからです。

自分が依然あった例としては、リーチを宣言し、牌を横にしてリーチ棒を取り出したところ、対面のおじいちゃんが「わしはリーチの発声を聞いとらん!そのリーチは無効じゃ!」と騒ぎだしてごちゃごちゃしたことがありました。

上家と下家は聞こえていたといっていたので距離の差とかもあるみたいで、変に綾がつかないようにするためにも、声量に自信のない人は先にリーチ棒を出す方が無難です。

終わりに

ここまでリーチの成立条件と打ち方について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

リーチは現代麻雀ではもっとも多く目にする役といっても過言ではありません。

ぜひ正しくマスターして、綾のない勝利を目指していきましょう。