麻雀とかモンハンとかソシャゲガチャにおいてたまに議論に挙がる項目として「物欲センサーは存在するのか」というものがあります。
物欲センサーとは欲しがっている人には与えられず、欲しがっていない無欲な人の元にレアアイテムや好配牌などが贈られるという諸侯無常の神の技。
物欲センサーを信じる人は、本当にキャラが出る可能性のあるガチャを行う前などに、一度煩悩を捨て去るモーションをしてから無欲でガチャにあたるというような行動を行います。
この物欲センサーというのがあるのかないのかは畢竟、神のみぞ知るというところではありますが、麻雀においては一部物欲センサーが存在する、と個人的には考えています。
以下でその理由と、物欲センサーを回避していい手を上がりきるコツを紹介していきます。
目次
麻雀における物欲センサーの対象とは
まずは麻雀における物欲センサーが発動されると一般的に考えられている内容を紹介していきます。
これは自分が適当に挙げた項目ですが、ざっくり以下のようなものがあるのかなと思います。
・配牌の良し悪し
・リーチ後にツモれるかどうか
・聴牌してからアガリ牌が人から出るかどうか
・鳴きたい牌が出てくるかどうか
・点数状況にあった手が来るかどうか
ぶっちゃけ、いい配牌が来るかどうかとか、一発でツモれるかどうか、みたいなところは、完全に運であると思います。
しかし、鳴きたい牌が出てくるかどうか、あるいはアガリ牌が人から出るかどうか、といったところ、あるいは点数状況にあった手が来るかどうか、については物欲センサーが確かに存在しているなと思います。
以下でその理由を紹介していきます。
物欲センサーは他人に読まれることと欲が高くなること
麻雀における物欲センサー、それは人に読まれることと欲が高くなりすぎること、の2点に関連しているなと思います。
それぞれ簡単に解説していきます。
物欲センサーが人に読まれると不利になる
どういう事かといえば、めっちゃ鳴きたい!みたいな感じで字牌が出るたびに場をちらちら見ていたら、「あーこいつ鳴きたいのかー」と思って、トップ目などは牌を絞ります。
あるいは、リーチをかけた場合でも、「めっちゃいい手、絶対アガリたい!」みたいな感じを出せば「怖いし降りとくかー」とか「脇に差し込んでおくかー」となりがち。
このような感じで、物欲を表に出すことにより、不利益が働くという意味で物欲センサーが一部存在しているなと思います。
物欲が高くなりすぎると願いは届きづらくなる
また、もう一つの面として物欲センサーにかかる欲が点数状況によって変化するという面もあるなと思います。
・点数状況にあった手が来るかどうか
という面です。
どういう事かというと、トップ目が求める手とラス目が求める手、どちらの方が範囲が広いかといえば当然トップ目が求める手のほうが間受けが広いです。
トップ目であれば、鳴けて速い手が理想ですが、別に高くてもいいし、面前のイーシャンテンとかでも構いません。
一方で段ラスであれば求める手は、自分が上がれそうなシャンテン数の低い配牌というのは前提として、その上で打点がある手というように求める手の要求が高くなっています。
この両者に対し、「求める手は得られましたか?」というアンケートをすれば、トップ目のほうが「はい」と答える率が上がることと思います。
これも一種の物欲センサーなのかなと思います。
物欲センサーで読まれなくするコツ
ではここからは、物欲センサーが人に読まれないようにするためのコツを紹介してきます。
具体的には以下の3つがポイントです。
・鳴きたい牌は暗記する
・イーシャンテンのときこそゆっくりツモる
・聴牌時にモーションを変えない
それぞれ簡単に解説していきます。
・鳴きたい牌は暗記する
まずは、鳴きたい牌があるときに場と手をちらちらと見ることで、「こいつ鳴き手か!」と読まれないようにするコツです。
これは鳴きたい牌を暗記してしまうのが良いかなと思います。
理想は自分の手牌を全て暗記して手牌ではなく場を見続けるのがいちばんですが、これは結構難しい。
なのでとりあえずは鳴きたい牌だけを暗記して、字牌が出るたびに手牌を見てしまうという癖だけでもなくしていきましょう。
・イーシャンテンのときこそゆっくりツモる
続いては良い手のイーシャンテンで他家が加速して流されてしまうという人にオススメの物欲センサー回避方法です。
イーシャンテン時は基本的にツモ牌に手が伸びるスピードが速まるもの。
ここの度が過ぎると「いい手のイーシャンテンだな、流しておくか」となるので注意が必要。
なので、いい手のイーシャンテン時こそ逆にゆっくりツモるということを意識すると、はやる心とゆっくりツモる意識でちょうどよくなります。
・聴牌時にモーションを変えない
3つ目の物欲センサー回避ポイントは聴牌時のツモモーションです。
聴牌すると手つきが変わるという人は結構多くて、ダマで張っていても「こいう、モーションが変わったぞ、聴牌か!降りておこう…」となることも。
そうならないように聴牌をしても心の中はイーシャンテンくらいの気持ちでツモに挑むとよいです。
終わりに
ここまで麻雀における物欲センサーについて書いてきましたが、いかがだったでしょうか。
麻雀においては人相手であるため、あまりにもモノ欲しそうな顔をしていると手が読まれるリスクがあります。
完全なる心頭滅却は難しいとしても、いい手のときにだけ顔に出てしまうということの内容に、物欲センサーを意識してみてはいかがでしょうか。
ではまた。よい麻雀ライフを!