友人宅で「凶星のデストラップ」という中二心溢れるタイトルのボドゲをプレイしました。
このボードゲームがけっこう面白かったのでルールと攻略法を紹介していこうかなと思います。
凶星のデストラップとは
まずは凶星のデストラップとはどういうゲームなのかという点から入って行きます。
パッケージでは「逆人狼ゲーム」との文字もあり、広告ではそういった趣旨の表記も多いですが、どちらかといえばかくれんぼに近いイメージです。
マリオパーティの1vs3ミニゲームとかで、大砲の中に3人が隠れて1人のほうがどこに隠れたか当てるやつがありますが、簡単に言えば、それをもっと奥深くしたようなゲームとなります。
プレイヤーはエイリアン1人と、その他人間側数人という区分けで、それぞれの陣営のチーム戦。
勝利条件としては、条件を満たすとあらかじめ用意されたマスを一つずつ進めるので、先にゴールについた陣営の勝ちというシンプルなルールです。
ちなみに、凶星のデストラップという中二ネームでも有名なこのゲームですが、もともとの名前は「not alone(一人じゃない)」という名前だったそうですね。
なぜ、中2病が爆発した名前になったのかは不明。
凶星のデストラップの詳しいルール
凶星のデストラップでは、人間側のプレイヤーは1~5と書かれた地形カードを1枚ずつ受け取ります。
このどこに隠れるかがポイントで、それぞれの地形カードには効果があります。
一度使ったカードは捨て札になるので、どこでどのカードを使うかの駆け引きが重要です。
人間側はターンが一つ過ぎるか、あるいは地形カードの効果によって自軍のコマを前進させることができます。
一方のエイリアン側は人間たちがどこに隠れたかを当てていきます。
エイリアンが人間の隠れた場所を当てるとエイリアンは一歩前進し、人間側は意志力トークンというライフを一つ失います。
この意志力トークンは始め一人3つありますが、エイリアンにつかまったり捨て札を手札に戻すと消費され(意志力トークンを一つ消費して捨て札2枚を手札に戻せる)、ゼロになるとエイリアンが一つ前進します。
また、エイリアンは手札にお邪魔カードを持っており、それにより地殻変動を起こしてある位置を隠れられなくしたり、効果を無効化してきたりと色々邪魔をすることができます。
ちなみに、誰かがエイリアンに捕まった場合は何人捕まってもエイリアンは1ターンに一つしか進めません。、勝負をかけて全員で同じ場所を選ぶというのも一つの手です。
エイリアンにつかまった人はライフを失うだけでなく、土地の効果も発揮できません。
人間側は話し合いをしてもよいですが、その会話はエイリアンも聞くことができます。まさに星そのものであるエイリアンとそこに不時着した不運な宇宙旅行師たちという構図を表していますね。
凶星のデストラップの魅力は
凶星のデストラップが面白いのは、人間側のチームワークが問われるという点です。
土地カードは使えば捨て手札となってしまうので、だんだんと手が限定されてきてしまいます。
なので、チーム全体として手が限定されないようにチーム内で何を出すかをマネジメントしていく必要があります。
また、例えば誰か一人顔に出やすい人がいて、エイリアンにつかまり続けてしまうような場合には、一人が捕まるとエイリアンがガンガン進むので、他の人たちがエイリアンにとって嫌な手を出して、エイリアンをそちらにおびき寄せたりというような場面も必要になります。
なかなかに奥が深いゲームなので、相手の思考回路を読む力を身に着けたい麻雀打ちにもオススメです。
終わりに
凶星のデストラップはかなり奥が深いゲームですが、始めのうちは土地の効果を覚えるのがやや大変でもあります。
まずはゲームに慣れることに専念し、ルールを覚えたらガチバトルを開始するというのが良いのかなと思いました。