本記事ではマツオカ社の「じゃんとぴあシールド」を紹介します。
2020年以降、社会状況を鑑みて卓上に様々な対策をする雀荘も増えています。
麻雀は非常に近い距離でプレイヤー同士が接するため、飛沫を避けるための措置が必要となります。
というプレイヤーも少なくありません。
中には
という方もいるかもしれませんね。
そこで今日は、そんな感染予防アイテムの1つとしてマツオカ社の「じゃんとぴあシールド」を紹介します。
目次
マツオカ社の卓上プラスチック板「じゃんとぴあシールド」とは?
まずはそもそも「じゃんとぴあシールド」とはどのような商品なのかについて、簡単に概要を紹介します。
商品名 | じゃんとぴあシールド |
---|---|
メーカー | マツオカ株式会社 |
サイズ | 組立時寸法:W1250×H850mm 梱包時寸法:H60×D370×W1500mm |
重さ | 約6kg |
材料 | アクリル樹脂(強化プラスチック)、金属(棒、金具) |
値段 | 32,000 円(税込、Yahooショッピング) |
対応卓 | AMOSシリーズ(JP系以外)、センチュリー系 ※他は要確認 |
飛沫感染を予防するための卓上衝立アクリル板です。
特徴としては、
- 卓に直接接続できる点(足元がフリー)
- アクリル板なので拭き掃除ができる点
などが挙げられます。
競合のジャンシールドと比較すると、拭き掃除ができる点がメリットですが、上下移動ができない点がデメリットとなります。
ではそんなじゃんとぴあシールドについて、以下で詳しく見ていきます。
雀荘グッズ・じゃんとぴあシールドの商品レビュー
じゃんとぴあシールドをレビューします。
結論から言うと、拭き掃除ができるという点で感染予防では最も効果的と考えています(一回ごとに洗浄できるため)。
一方で装着できる卓に制限があることから、家庭用には向かず、導入前に確認が必要です。
卓上でご飯を食べるケースが想定される場合(健康麻雀など)では、上下移動ができるジャンシールドの方が良さそうですが、食事を取らず不特定多数と麻雀を打つフリー雀荘などではじゃんとぴあシールドの方が良さそうです。
以下で詳しく見ていきましょう。
外観
まずは完成形の外観です。
こんな感じで卓上の高い位置を斜めにクロスしたアクリル板が飛び交う形となります。
ただし下の部分は空いているため、打牌は問題なく行え、対面から牌を取ることもできます。
また、透明なので視認性も問題なし。
組み立て
続いては組み立てです。
組み立て方としては、まず卓にある灰皿設置用のネジ穴に金具をつけます。
後述しますが、このネジ穴がある機種のみが対応機種となります。
次にアクリル板とポールを接続し、対角線上に1面ずつ立てていきます。(アクリル板に切れ込みがありクロスできるようになっている)
取り付けは取り外しの逆↓
最後に補強用のセンターキャップを設置して完了、となります。
センターキャップ↓
ここまでの操作は大人2人がいれば簡単に行えるそうで、パワーもそんなにいらないため「女性二人でも作業可能(マツオカさん談)」だそうです。
対応機種
続いては取り付け可能機器について解説します。
じゃんとぴあシールドの取り付け方としては、卓の角にあるネジ穴に専用の金具を取り付けます。
なので、このネジ穴がない麻雀卓の場合は付けることができません。
また一部機種では機種や製造年によりネジの位置が変わるため事前に確認が必要となります。
具体的には、
・ネジ穴がある麻雀卓(取付可能):
AMOSシリーズ(JPを除く)、センチュリーシリーズ
※センチュリーシリーズは機種により穴の位置が変わるので機種と製造番号を言う
・ネジ穴がない麻雀卓(取付不可):
AMOSJPシリーズ/スリムシリーズ/M
・モノによるので要確認(要実施調査):
雀豪など古めの業務用全自動卓
※製造時期や枠によって取り付け可能位置が変わるので実地調査が必要
となっています。
競合商品との比較(ジャンシールドなど)
続いては競合商品との比較です。
似た用途の商品としては
- ささき商事社「ジャンシールド」(全自動卓用のAIRタイプ)
- ささき商事社「ジャンシールド」(全自動卓・手積み兼用のスタンドタイプ)
- NPO法人健康マージャン北海道「飛沫防止ビニールシート」(手積み用)
があるのでそれらと比較してみていきましょう。
対応機種の比較
まずはジャンシールドとの比較です。
違いとなるのは
- 対応機種
- 素材
の2つです。
ジャンシールドは
- 卓の周りに柵を立てるスタンドタイプ
- 卓に装着するAIRタイプ
に分かれており、対応機種で比較すると以下の通り。
- じゃんとぴあシールド・・・AMOSシリーズ、センチュリーシリーズ、(雀豪などの古めの卓)
- ジャンシールド(スタンドタイプ)・・・なんでもいける(卓の外に設置するため)
- ジャンシールド(AIRタイプ)・・・AMOSシリーズのみ
卓に直接設置するタイプの方がコンパクトで、つまずくなどの事故が起こりにくいですが、対応機種は限られています。
じゃんとぴあシールドの特徴としてはセンチュリーシリーズが対応となっている点で、関西に多いセンチュリーシリーズを置いている雀荘だとじゃんとぴあシールドに利点があります。
AMOSJPなどの卓の場合はスタンドタイプのみ適用可能となるのでジャンシールドを注文しましょう。
一方で健康マージャン北海道「ビニールシート」は手積み卓専用なので、全自動卓用のじゃんとぴあシールドとは競合しません。
素材の比較
続いては素材の違いです。
素材としては、
- ジャンシールド、飛沫防止ビニールシート・・・PP素材(柔らかめの素材)
- じゃんとぴあシールド・・・アクリル板
となっています。
これにより耐久性に違いがあり、ジャンシールドや飛沫防止ビニールシートでは難しかった掃除が、じゃんとぴあシールドでは簡単にできます。
アクリル板の厚みは3mmあるそう
この辺は運用方法の違いにもなるかもですが、毎回拭いていきたいという場合はじゃんとぴあシールドがオススメ。
機能の比較
ちなみに機能的な面で言うと飛沫を防ぐと言う点では全て同じです。
ただジャンシールドだけは卓上での食事を想定して衝立が下がる仕様となっています。
隙間ないモード↓
もし食事を取るケース(1日中の健康麻雀など)で使うというような場合では、ジャンシールドの方がオススメです。
(卓上で食事を取らないなら問題なし)
ちなみに卓トラブル時などの取り外しはじゃんとぴあシールドの方がすぐに行えます。
(上から取り外すだけで良いため)
値段の比較
値段面で見ると、
- ジャンシールド・・・30,000 ~ 33,000円
- じゃんとぴあシールド・・32,000円
と大体同じです。
手積み用の飛沫防止シートだけ8,000円と安いですが、こちらは手積み限定なので全自動卓の場合は上記のどちらかを選択することになります。
終わりに。じゃんとぴあシールドの購入方法
最後に購入方法です。
方法は2つあり、
- ヤフーショッピングのマツオカさんショップで購入
- マツオカさん公式サイトで購入
です。
どちらでも結局マツオカさんから購入することになるので同じです。
お好きな方で購入していきましょう。
そんな感じです。
他にもマツオカさんの事務所ではピッとシュ(ピッと手を出すとシュッとアルコールが出る)などのアイテムも導入されていました。
感染予防対策によってお客さんの信頼度が変わってくる時代になっています。合わせて導入するのがおすすめです。
ではまた。良い麻雀ライフを!