フリー麻雀でたまーに聞く用語「カゴバック」を解説します。
意味は「最初にお預かりしたカゴ(例えば3000円分)」を崩さないと支払いを行えない状態を指します。
つまりカゴバックさせられた人はアチい状態です。
以下で詳しく解説します。
フリーとは?という人は以下の記事をどうぞ。
>>雀荘とは何か?全自動麻雀卓の利用料金、セットとフリーの違いなど
フリー麻雀では最初にお預かり金が必要になる
まず前提としてなぜカゴという概念が登場するのかについて簡単に解説します。
フリー麻雀(レートあり)では、無一文で現れて負けたら支払わないという太え客が来ないように、最初に1〜2ラスを引いても大丈夫な額を預けるのが一般的です。
これを「お預かり金(お預かり)」と言い、
- てんさん・・・2000-3000円くらい
- てんご・・・3000-5000円くらい
が必要となります。
預かり金の一部がカゴとなり、最後にバックする
そしてこの預かり金がカードなどに変換され、カゴに入れて渡されます。
この時、カゴが3000円分、5000円分というようにお店によって決まっています。
このカゴは、最後に精算する時に返してもらえます。
これは、負けて残金がギリギリになった人が、負けたら払えないのにアツ続行することを避けるためにあるルールです。
残金が少ない状態で負けても、カゴを崩すことで支払いを行うことができ、カゴがなくなったら次のゲームには参加できません。
手持ちが少ない人はATMなどに一度寄らないといけないというわけです。
このカゴを最終精算時ではなく、ゲーム中に崩すことを「カゴバック」と言います。
相手をカゴバックに追い込む瞬間、自分がカゴバックすれすれの瞬間、それこそがフリー雀荘の醍醐味だろう?
異論は認めない— 長村大 (@sand_pudding) June 24, 2019
カゴバックを避けるには3ゲーム負けても大丈夫な額を持っていくのが無難
カゴバックはけっこう恥ずかしいし、なんか切ないフリー麻雀の醍醐味(長村大さん談)です。
できれば避けたいところなので、カゴバックになりそうな時はカゴバックになる前に帰る方が良いでしょう。
(カゴバックになるとラス半コールなしで急遽帰ることになり、お店にとっても迷惑なため)
そこでいくら持っていけばいいのかという話ですが、大体3ラス分くらいが目安と言われています。
預かり金は1〜2ラス分のことが多いので、その1.5〜2倍くらい。
具体的には
- てんご…ワンラス2500円くらいなので1万円くらい
- てんぴん…ワンラス5000円くらいなので2万円くらい
があれば安心です。
このくらいあれば、減ってきたなーじゃあラス半!というように余裕ができるので、カゴバックを避けることができます。
ぜひ試してみてください。ではまた。良い麻雀ライフを!
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