フリー麻雀に初めて行く際は、かなり緊張した思い出があります。
仲間内ではレートありの麻雀を打ったことがあっても、知らない人と打つとなると勝手が違うなと感じました。
ただでさえ緊張しているときに、麻雀以外の心配事があるとなかなかうまく麻雀が打てないもの。
そこで今日は、初めてフリーに行くときに持って行った方が良い持ち物を紹介します。
目次
フリー麻雀とは何か?セットとの違い、初心者が行くべき雀荘は?
まずは本題に入る前に、フリー麻雀と何かを紹介します。
雀荘は大きくセット麻雀とフリー麻雀に分かれており、ざっくりの違いは以下の通り。
- セット麻雀・・知り合い4人で雀荘に行き、時間貸しで卓を借りる
- フリー麻雀・・一人で雀荘に行き、ゲーム代を払って対局に参加する
フリー麻雀は知らない人と麻雀を打てるシステムとなります。
レートなどはお店によって違うので、下準備をすると良いです。
ただチェーン系は大体レートが統一なので、初心者が最初に行くべき雀荘はチェーン系雀荘がおすすめ。
具体的には以下の記事を参照ください。
あとは初心者に特化した雀荘として東京にある「ベルバード」も超おすすめ!
初めてのフリー麻雀で雀荘に持っていった方が良い持ち物まとめ!
では続いて、フリー麻雀の持ち物を紹介していきます。
具体的には以下の通り。
それぞれ見ていきましょう!
服装は袖と気温に注意
袖がダボダボしていないものが好ましいです。
袖がダボつくと、袖で山を倒してしまったり、手牌を倒してしまう恐れがあります。
とはいえ、袖がないものがよいかというとそうでもなくて、夏場でも冬場でも雀荘内はエアコンで肌寒いことが多いので、体温調節のできる長袖の上着があるとよいですね。
雀荘は喫煙可のところが多いのでにおいを気にする人はスーツなどは避けたほうが良いかもしれないです。
ドレスコードとかは特にないので、気にすべきはそのくらいかなと思います。
↓こんなイメージでよい
↓こういう雀Tを着てるとやや強そう
時間つぶしグッズ【コミュ障な人は必須】
続いての持ち物は暇つぶしアイテムです。
フリー雀荘に行くと、すぐに対局が始まる場合もありますが、基本的には卓数が多い雀荘であっても20分程度は待たされることが多いです。
その際、メンバーと話す、雀荘においてある漫画を読むなどして時間をつぶすことになるのですが、コミュ障な人はペースを乱されないためには時間つぶしのアイテムは持参するのがオススメです。
読みたい漫画が偶然ないときなどに待合室でぼーっとしていると、メンバー(店員)が気を使って話しかけてくれる場合もあります。
話すのが苦手な人はここで体力を使い果たさないように何か作業道具を持っていきましょう!
暇な人が読むべきフリーコラム↓
長期戦の場合は携帯の充電器(USB接続)があると便利
もう一つ持っておくといいかなと思うのが充電器です。
基本的に最近の雀荘はカウンターの中に業務用の携帯充電器が置いてあって、店員に声をかければ無料で充電をしてくれます。
とはいえ、雀荘によっては充電中に携帯が手元から離れてしまうことになるので、対局中も携帯を手放したくない人は充電器は持参するほうが無難です。
全自動麻雀卓アモスレックス2サイコロタイプ[AMOS REXX 2]
最新機種の全自動卓は、卓からUSBケーブルが伸びていて、最大4人が同時に充電できるようになっているところもあります。(アモスレックスとかEagerなどはそう)
なので、バッテリー型の充電器と、USBケーブルの充電器を両方持っていくと安心です。
所持金は2回トビでも大丈夫な額を持っていこう!
最後に所持金ですが、お金は多めに持って行った方がよいです。
具体的な額でいうと、対局前に前払い金として、点5なら5000円、点3なら3000円が最低必要になる雀荘が多いです。
とはいえ、この額だとワンラスで懐が苦しくなってしまうので、点5なら1万円、点3でも7000円程度もっていると安心。
一般的に言われてるのは2回トンでもダイジョブな額を持てというラインで、てん5だとトビで2500円+ゲーム代+チップでだいたいワンラス3000円ちょいくらいかなと思います。
なので6千円くらいあれば、まあいきなり死ぬことはないです。
また、額以外にも小銭を持っておくとよいです。
というのはZOOなどは対局前にカードに換金してカード精算でやり取りしますが、雀荘によってはチップを小銭で精算する場合もあるので、小銭(点5なら100円玉、点ピンなら500円玉が多い)を多く持っておくと安心です。
麻雀の実力は天鳳上級から特上卓くらいあればOK!
ちなみに麻雀の実力はどのくらい必要なのか?と思う人もいるかと思います。
しかし、フリー麻雀においてはそんなに実力はそんなに重要ではありません。
流石にルールが全くわからないとか、打牌1回に100秒かかるとかはダメですが、そうでなければ、高すぎる技術はなくてもOKです。
具体的には、上級卓〜特上卓くらいならデビューしてもそんなに困ることはないはず!
天鳳特上卓〜鳳凰卓くらいの力があれば、フリーデビューしてもトントンくらいにはなれると思います。
あと、点数計算ができなくても店員にその旨をあらかじめ伝えておけばフォローしてくれ流ので最初に言っておきましょう。
それでもフリー麻雀デビューが不安な人は友達を連れていこう
フリーデビュー時は、すでにフリー経験のある友人についてきてもらうというのも一つの手です。
昔は、連れ立って入るとイカサマを疑われることもあったようですが、今は全然そんなことはなくて、むしろ新規客連れてきてくれてありがとうございます、くらいの感じで普通にいれてくれます。
「フリー初めてで…」と店員に正直に言えば、友人と同卓させてもらえることも多く、点数計算なども店員がフォローしてくれます。
むしろ行きつけの雀荘があるという人にその雀荘でデビューさせてもらうのが無難。
フリー麻雀QandA!雀荘初心者でも安心な疑問解消講座!
ここからは初めてのフリーデビューの際にありがちな質問とその回答を一問一答形式で答えていきます。
- 対局中って会話したほうがいいの?
- 点数計算ができなくても大丈夫?
- 打つのめっちゃ遅いけど大丈夫?
- 注意すべき怖い客層っている?
- やっては行けないマナーってある?
- 止めるときどうするの?
それぞれ回答します。
対局中って会話したほうがいいの?
まずは常連同士の卓に入ってしまい、他の3人が和気藹々と話しているんだけど、乗った方がいいの?という問い。
コミュ障な打ち手に多い悩みですね。
これはぶっちゃけどっちでもいいです。乗ってこないからといって「ノリ悪いなお前!」といって責められることはないですが、乗ると仲良くなれることもあります。
話すと麻雀に集中できないという人は黙々でOKです。
点数計算ができなくても大丈夫?
続いてはこれもよくあるんですが、点数計算ができないけど大丈夫か?という問い。
これも大丈夫です。
そうすると気を回してくれて、メンバーがマークしてくれるので、困ったら「これは2400点ですね」みたいな感じでフォローしてくれます。
ベルバードさんは点数計算できないマークとかを採用しており、よりハードルが低いです。
打つのめっちゃ遅いけど大丈夫?
続いての質問で「打つのがめっちゃ遅いけど大丈夫か?」という質問です。
これはアウトになるケースがあります。
というのは麻雀は全員で時間を共有して行うゲームであるため、一人で全員の時間の大半を消費するのは全体として非効率になるから。
また、お店としてもゲーム数で収益が変わるので遅い人がいると困ってしまいます。
基準としては、勝負所でちょっと考え込むとかならOKですが、一打に毎回10秒かかるみたいな人は、まず一人で練習して3秒以内くらいで切れるようになってからフリーデビューしましょう!
注意すべき怖い客層っている?
続いては怖い客層はいるか、という質問です。
これはあんまりいないが答えとなります。
雀荘をちゃんと選んで、チェーンのお店とかに行けば、メンバーも目を光らせているのでイカサマ師とかヤクザの人とかはまずいないです。
ただ、地方の雀荘とかにふらっと一人で入るとたまに顔が怖いおじさんとかがいることも。
まあ雀荘を選べば大丈夫という感じです。
やっては行けないマナーってある?
フリー麻雀のマナーについてです。
普段の麻雀と同じ振る舞いをしたらいきなりキレられたりしたら怖いんだけど・・・
という不安のある人はたまにいるかと。
ただ、ルールやマナーに関しては最初に説明されるのでそれに従えばOK。そんなに難しいことは要求されないです。
不安な人はめっちゃいっぱいありますが、以下の記事のマナ悪行動一覧とかを見返すと良いかも!
止めるときどうするの?
最後はフリーのやめ方がわからないという質問。
これはラストにした半荘が始まる前にラス半コールをする必要があります。
ラス半コールとは?
ゲーム開始時に「ラス半!」と叫ぶことで、その半荘をラスト半荘にすることができる技。応用としてもしかしたらラス半の意で「もしラス!」ということも可能
ラス半コールをかけずに席を立とうとすると、「おい、待てや」となることもあるので注意しましょう。
(店員たちは頭を高速回転させて卓割れしないようにマネジメントしているので、計算が狂うとたまにおこ)
ちなみに渋谷にある雀荘「Mahjong+」さんではこのラス半コールが自動化されています。
フリー麻雀は持ち物が揃えば別に怖くないです。
「備えあれば患いなし」とは言いますが、実際はまずやってみて慣れることが重要です。
初めは早いと思っていたスピードも、そのうち慣れてきますし、鳴き逃しなどもなくなってきます。
初めてのフリーで負けてしまってもめげずに通いましょう。
フリーを極めると勝ち金で最大1000万を貯金する人もいるそうです。
雀ゴロKさんはそのフリーの勝ち金で自身の雀荘を始めたそうですね。
そんな感じです。では良い麻雀ライフを!