本記事は紙粘土を使って、オリジナル麻雀グッズ(牌とかアモスコンパスっぽいもの)を作ってみた体験を記した内容です。結論としては自分が不器用なのでクオリティはイマイチですが、ポテンシャル(可能性)はありました。
ちょっと用事があって100円ショップに行ったら急に閃きました。
そして気がついたら紙粘土と磁石を購入していた…。
以下で作っていきます。
用意したもの
・紙粘土(100円)
・磁石(100円)
・デザインナイフ(100円)
動画版も作りました↓
目次
オリジナル麻雀グッズを作りたい思いはあった
本題に作る前にちょっとだけ自分の話をさせてください。(知ってる人はスルーして次の項目からで良いです)
自分は本サイト「麻雀グッズ研究所」を運営して3年になりました。
麻雀用品に関してはかなり詳しくなったので、そろそろ実学としてのグッズ作りもやってみたいなと思っていました。
というわけで今年どっかで麻雀ショップ(オンライン)を作ります(多分)。
- 珍しい麻雀アイテム
- オリジナルの麻雀グッズ
などを売り出していくと思うので、もしできたらよろしくお願いします。
紙粘土で磁石入り麻雀牌を作ってみた
というわけでここからが本題です。
紙粘土で磁石入りの麻雀牌を作ってみました。
対照として持ち出したのはGAZZ牌緑一色オプション(28mm)です。アジャストさんに訪問した際に(めっちゃ物欲しげにしてたら)2個もらいました!
で、これと同じサイズになるように作っていきます。
地味にむずい↓
ちょっと荒いけどとりあえずできました。
今度は中に強力磁石を入れていきます。
小さいけど強いらしい。注入!
したら形が崩れたので、そしてもう一度形を整えます。
この時、磁石の向きがわからなくなったりして何度かやり直しました。
で、完成!
一応磁石が4つあったので、磁石2つ入りを1個と磁石1つ入りを2個作りました。
ちょっと遊んでみた感じだと磁力が強すぎた感はあります。
・紙粘土で磁石入りの麻雀牌を作ることは可能。
・しかし重さが足りないので磁力に負けて牌同士がくっついたりしてしまう。
・鉄とか入れたら実用化できるかも。
紙粘土でアモスコンパス改を作ってみた!西入もできる
ちなみに磁石が4つで28mm牌を3つ作ったんですが、紙粘土の大半が余りました。
なので残りで適当になんか作ろう!と思って色々やっていた中で、アモスコンパスっぽいものがちょっといい感じだったのでそれを紹介します。
作ったのはこれです↓
以下で解説していきます。
アモスコンパスとは?
まずはリスペクトさせていただいた大洋技研さんの商品がこちら!
アモスコンパスというやつです。
機能としては
- 牌がまっすぐ切れる
- 親がわかる
- リーチ棒とサイコロの置き場がわかる
みたいなところです。
詳細↓
これが形的に簡単そうだったので作ってみました!
アモスコンパス改を作ってみた
というわけで作成しました。
まず形だけ整えてできたのがこちらです。
とりあえず形だけ整えただけですが、これでもきれいに切れる性能だけはあります。
※ちょっとギザってるのは、左から順に階段上にして右打ちで止まるやつもしたかったがうまくいかなかったためです。
これだけだと流石になーと思って、
- 点棒であとをつけたり
- 中央にスペースを作ってみたり
をしました。完成系がこちら↓
アモスコンパス改のすごいところ
ではこの完成したアモスコンパスっぽいもの(紙粘土)のポイントを紹介します。
- 起家マークが中央における
- 積み棒も中央における
- 持ち上げるとサイコロだけが残る
それぞれ解説します。
起家マーク
まず起家マークを三角錐(4面体)で作ってみました。
字が汚いのは試作品ということで見逃してください。
これ各面に東南西北が書いてあり、左の台座にセットすると機能します。
発想は悪くないと思っている。
でこれをさっき作った紙粘土のシートにつけると、東場なのか南場なのかがわかるというわけです。
よくない??
前局のリーチ棒置ける
ちなみにそれ以外のオプションとして中央部分に前局のリーチ棒(積み棒)などをおけるという効果もあります。
これも地味に便利なんじゃないかと!
ちなみに起家マークと積み棒を同時に入れると手狭になりました。
サイコロ残しできる
最後に、この中央部分にサイコロを置いておくといいんじゃないかと思っています。
このシート中央部は貫通(穴が開いている)なので、シートをとるとサイコロだけが残っていい感じです。
(アモスコンパスの場合、自身が邪魔でサイコロをちょっと振りにくい)
サイコロがなかったので試せてないですが、起家マークの台座で代用するとこんな感じ
あとは流れでお願いします
で、これを誰かが製品化してくれると嬉しいなと思っています!
例えば、アモスコンパスを作っている大洋技研さんとかがさらに進化させてアモスコンパス2として製品化してくれるなど。
(アイデアだけ出してあと丸投げしていくスタイル)
実際、アモスコンパス1(←今出てるやつ)は初心者向けにはすごく良いですが、上級者だとぶっちゃけ牌を綺麗に切れるリーチ棒置き場となってしまうので、
ここへさらなる機能をつけることでコアな麻雀ファンに刺さるのではないかと!
そんな感じ!
これ(麻雀勉強会)をしたとき、アモスコンパスええやんけ!って思った↓
ボツになった点棒集約機能
ちなみに中央部に点数入れも置いてしまえば全部完結するのでは??と思ったんですが、やってみたらこうなりました。
みづらい+お墓っぽいんだよなぁ…。よってボツ。
点数集約機能も作ってみた
後日点数を中央に集約するスタイルを思いついたのでこれも作ってみました。
ちょっとサイズをミスって3本しか入らなかったんですが、こんな感じでケース入れを4つ作ります。
で、これを中央にまとめておけば「点数今いくつ?」ステップを解消できるというわけです。
重ねておくスタイルもありかなと思っている。
これも製品化して欲しいなと思っている!
終わりに。紙粘土でグッズを作るのは楽しいのであり
10年ぶりくらいに紙粘土なるものに触ったんですが、最近のは手につかないやつとかも100均で買えていい感じですね!
- 鳴かれた位置がわかるようにするダミー牌
- 卓上で見える点棒置き場
- 西入できる起家マーク
みたいな簡単なやつは紙粘土で作っていくのもありです。
ぜひ麻雀グッズの試作品を作ってみてはいかがでしょうか。
ではまた。良い麻雀ライフを!