浜松町で開催されていた「JAPAN OPEN POKER TOUR(ポーカーのオープン大会)」を見学させてもらいました。
以下で詳しく解説します。
目次
JAPAN OPEN POKER TOURとは?誰でも参加できるポーカーの大会
まずは概要です。
自分もほとんど知らずに行ったんですが、会場で色々教えていただきました。
大会名 | JAPAN OPEN POKER TOUR |
---|---|
シーズン | Season 21: Grand Final (のうち1/10の「NLH Megastack」を見学しました) |
日程 | 2022/1/7〜10 |
運営会社 | ジャパンオープンポーカーツアー株式会社 |
会場 | 芝浦ホール(浜松町から5分くらいのところ) |
会費 | ¥12,000 (NLH Megastack) |
内容 | 誰でも出られるオープン大会! |
体育館のようなホールを貸し切って、50卓くらいポーカーテーブルを置いての大会が開催されていました。
内装もきっちりこだわってて入ったときびっくりしました!
麻雀とポーカーのイベントで感じた5つの違い、学ぶべきポイントは?
麻雀とポーカーイベントで違いを感じたのは以下の5点です。
- 人数の規模(1000人くらいいた)
- 華やかさ(内装とかディーラーとかコンパニオン的な人とかもいた)
- 年齢層(10〜20代中心)
- 入りやすさ(いつ来ても良い、ルールも簡単)
- 賞金や期間の規模(4日連続開催で賞金は数百万円)
それぞれ見ていきます。
人数の規模(1000人くらいいた)
まず最初に驚いたのが規模です。
麻雀の大会は超大規模なねんりんピックなどを除けば基本的に雀荘で行われます。
なので規模は大きくても50人くらいが限界です。
しかし、今回のこの「JAPAN OPEN POKER TOUR」は芝浦のホールを借り切って1000人規模・・!
桁が違いました。
Tableが60個くらいあった↓
ポーカーは1卓に10人くらい着けるという点も違いとしてあるものの、この大会のために全国のポーカープレイヤーたちが続々と東京に集結しているそうです。
そういった「とりあえずこれはいく!」みたいな鉄板イベントは麻雀には今のところないので伸びしろかなと思いました。
華やかさ
続いて中に入って驚いたのが世界観です。
何も装飾をしていない空のホールも見せてもらったのですが、そちらと会場はかなり雰囲気が違いました。
具体的には
- 制服をピシッと着たディーラーを配置し公式感を出す
- 壁に大きな垂れ幕をかけたりしてカジノっぽくする
- コンパニオン的な人を配置し華やかさを出す
みたいなところかなと思いました。
物販もある↓
決勝卓にはゲーミング風の光るポーカーテーブルが配置してあり、これも夢の舞台感があってすごいなと思いました。
これ確か数十万円はするやつ・・・!
年齢層(10〜20代中心)
また年齢層の若さを感じました。
ぱっと見ですが10~20代がほとんどに見え、60歳以上の人などはほとんど見かけませんでした。
人のタイプは
- 遊び人風の人
- 理系っぽい人
などが多く、男性が多め。来ている属性としては麻雀に近い印象を受けました。
この層を丸々ポーカーに取られているというのが、(10年後の)麻雀の終わりの始まりになりかねないように感じました。
学ぶべきポイントとしては、他の項目に散ることになると思うのですが
- ゲーミング風の決勝卓など今風なアイテム
- スピード感のあるゲーム展開
- 女性スタッフを多く動員し、全体の華やかさをあげる
などかなと思いました。
入りやすさ(いつ来ても良い、ルールも簡単)
またイベントの構成としても違いがあります。
麻雀イベントでは基本的には遅刻は厳禁ですが、ポーカーのイベントは「レイトレジストレーション」と呼ばれるルールがあり、遅れてくることが可能です。
最終エントリー時間として決められた時間までであればいつエントリーしてもOKとなります。
ポーカーではチップが尽きたプレイヤーが席を立つため、遅れてきたプレイヤーがその卓に参加することができるのです。
また、一定時間ごとに賭け金が上がっていくルールもあり、小レートでちまちま長時間やりたくない人は敢えて遅れてくるなどの作戦を取ることもあります。
あとはルールがポーカーの方が単純なので、ある程度打てるようになるまでのハードルが低いという点も入りやすさにつながっているのかなと思いました。
賞金や期間の規模(4日連続開催)
最後に賞金や開催期間の規模についてです。
ポーカーは世界的に親しまれているゲームのため、賞金が麻雀とは桁違いです。
オープン大会でも数百万円の賞金は当たり前で、スポンサーは日本だけでなく世界中にいます。
今回見学した「JAPAN OPEN POKER TOUR」は4日連続の大会で、1日あたりの動員人数は1000人程度、サテライトの大会も含めると1万人くらいの規模感だそうです。
プレイ人口で言うと
- ポーカー・・100万人くらい
- 麻雀・・400~500万人くらい
と言われています(今日会場で聞いた)が、大会での動員数や動くお金の規模感に大きな違いがあるなと感じました。
麻雀はポーカーに打ち勝つことができるのか?このままだと負けそう‥
ポーカー最近きてるなーとは思っていたものの(自分ができないこともあり)甘く見積もっていたと感じました。
このままいくと若年層は全部ポーカーに取られて、麻雀はスタイリッシュじゃない老人の1ゲームに成り下がる可能性が高いと思いました。
ただ
- ゲームの複雑さ(取れる戦術の多さ)
- (ゲームを通しての)コミュニケーションの取りやすさ
などでは麻雀にメリットがあります。
ぜひポーカーの良いところを取り入れつつ、未来の麻雀のポジションを模索していく必要があると感じました。
***
そんな感じが、(ポーカーやらない民の)自分が
「一旦熱量だけでも体感した方がいい」
と言われてなんとなく見学したポーカー大会の感想でした。
ではまた。良い麻雀ライフを!
ポーカー系アプリだとこれがわかりやすいらしい(聞いた)↓
>>m HOLD’EM(iOSとAndroid)
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