麻雀初心者がまず覚えておくと勝率が一気に上がるであろう「コスパの良い戦術」を紹介します。
雀魂などで麻雀始めてみたけど全然勝てねえ・・!という人は参考にしてください。
この記事は雀魂でいうところの初心者〜雀士くらいを対象にしています。
(友達に教わった場合は、多分普通に教わっていると思うので他の記事見てください)
目次
麻雀戦術の全体像
麻雀戦術の全体像としては、大きく以下の3つに分かれます。
- 牌効率・・自分の手を最速で聴牌させるための攻撃の技
- ベタオリ・・相手の手に振り込まない(ロンされない)ようにするための守りの技
- 押し引き・・自分の上がりを目指すべきか、相手に振り込まないようにするかの判断の技
そのほかに戦術以外でルールへの理解として、役・点数計算などを知っておくと(知らない人に比べ)有利になります。
押し引きはちょっと難しいので、まずは牌効率を、慣れてきたらベタオリを使えるようにすると良いでしょう。
初心者がまず覚えるべき麻雀戦術3選
この3つを覚えましょう。
- 牌効率
- 基本3役(リーチ、タンヤオ、役牌)
- ベタオリ
それぞれみていきましょう。
牌効率
牌効率とは、効率よく聴牌するための最適解(を選ぶためのコツ)です。
切る牌を最適化することで、配牌では負けていても道中で逆転して先に聴牌してリーチを打てるようになります。
そのためのコツとしては、以下のようなものがあります。
- 字牌→1、9→2、8の順で切る
- 強い形を残す
- 待ちの少ないターツ(あと1枚で3枚になる組み合わせ)を外す
- 受け入れ枚数を最大化する
- 最適なタイミングで鳴きをする
- 山を読む(手牌で使われてなさそうな牌を狙う)
etc..
とりあえずでいうと1番上などをやると良いです。
ある程度麻雀に慣れたら何切る問題の本などを1冊やってみるのもおすすめ。
ちなみに最適化されてるかされてないかはアガリを見れば大体分かり、アガリ時の捨て牌にメンツ(3枚1セットの組み合わせ)がある人は大体どこかミスってます。
(仕方ないケースもあるけど、こいついつもメンツ並べてんなーみたいな人はぬるいなと思われる)
基本3役(リーチ、タンヤオ、役牌)
麻雀の役も3つくらいだけ覚えましょう。
- リーチ
- タンヤオ
- 役牌
この3つです。鳴きを入れていないときは全部リーチで、それ以外に鳴きを入れる(ポン、チーをする)場合は、タンヤオか役牌のときという区分けです。
詳細は以下の記事を参照ください。
>>麻雀役一覧!初心者がまず覚えるべき出る順15!【講座3】
ベタオリ
3つ目はベタオリです。
最初のうちは自分の手を作るのが楽しすぎて、相手の手を見る余裕はないかと思いますが、麻雀は自分が上がれない場合の方が多いので、上がれない手のときに守る技も重要です。
とはいえ、それを考えるのはとりあえず相手のリーチが入ってからでよくて、リーチが来たときに自分の手がどうしようもないくらい悪かったらベタオリをしましょう。
ベタオリのコツは以下の記事なども参照ください。
【麻雀のベタオリとは?】リーチに振り込まないようにする方法まとめ【初心者講座7】
初心者がまず絶対に意識するべきことまとめ
もっと具体化して、ここを忘れないようにしよう!をまとめました。
以下の5つです。これだけで上位5割くらいになれます。(適当)
- 序盤は字牌から切る(3~7を切らない)
- 役牌はとりあえず鳴く
- 両面待ちを目指す
- 聴牌したら全部リーチ
- 相手のリーチが来たら現物を切る
それぞれ見ていきましょう。
序盤は字牌から切る(3~7を切らない)
まずは配牌を得て、最初の1〜6巡目くらいの序盤の戦術です。
ここで意識すべきこととしては、シンプルに字牌から切るということです。
最初のうちは、以下のように思う人もいると思います。
- 役牌を重なれば役がついて強いから残したい
- 12は3が来たらメンツ(3枚セット)になるから残したい
- 相手のリーチが来たときのために字牌を1枚持っておきたい
この辺は確かになきにしもあらずではあるものの、上級者向けです。
他の戦術との複合によって初めて効果を発揮する部分が大きいので、最初のうちは意識しないほうが勝率が上がります。
優先度はこんなイメージです。
注意すべきなのは、12より7のくっつきのほうが最終的には強いことが多いという点。メンツの候補が足りない場合は、3〜7の孤立牌を切らないように気をつけましょう。
(3〜7は34、78のように隣を引くといい感じになるので残す)
役牌はとりあえず鳴く
続いては役のお話です。最初のうちは役を全部覚える必要は全然ないのですが、これだけは知っておくとよいよ!というのが役牌です。
特定の字牌を3枚集めるだけで役がつくというお手軽なやつで、人からポンしてもOKです。
正直これが使えるかどうかでスピードが段違いなので、ぜひ覚えておきましょう。
ちょっと難しい四風牌の役になるかどうか問題については、下図のとおり。
とりあえず白、發、中の三元牌はいつでも役になるので、手に2枚あったら積極的に鳴いて(ポンして)いきましょう。
両面待ちを目指す
なんかリーチしてもいつも負ける・・と思っている人は両面待ちを目指しましょう。
麻雀の待ちには強弱があり、確率的に待ちの枚数が多いほど強いです。
ノベタン待ちと両面待ちとシャボ待ちは共に待ちの牌数は2種類ですが、枚数が違うので両面待ちが有利となります。
- 両面待ち・・最大8枚
- ノベタン待ち・・最大6枚(自分で2枚使っているため)
- シャボ待ち・・最大4枚(自分で4枚使っているため)
他にも複合系でもっと良い待ちはありますが、簡単に作れて強いのが両面です。
とりあえず両面待ちを目指しましょう!
聴牌したら全部リーチ
じゃあ弱い待ちで聴牌したときはリーチしないほうがいいのか?というとそうでもないです。
結局リーチがすごく強いので、先制(他に誰もリーチしてない状態)なら大体リーチでOK。
最初のうちはベタオリができないと思うので、後手(誰かがリーチしているとき)でもリーチで良いと思います。
(リーチして自分が振り込む確率って実はそんなに高くなくて、他の人がリーチ2軒で詰まって振り込んだり、どちらかがツモるで終わる確率が半分以上)
相手のリーチが来たら現物を切る
とはいえ、リードしているときには、相手のリーチに振り込まないようにすることも重要です。
その防御の技のことをベタオリと言い、とりあえず覚えるとしたら「現物」を覚えましょう。
現物というのは、「リーチしてる相手がすでに切っている牌」のことで、「(日本の)麻雀には自分のきった牌を含む待ちではロンできない」というルール(フリテンという)があるので、この牌は安全です。
現物がないときのベタオリは以下の図の通り。余力があったら覚えておきましょう。
終わりに。牌効率とベタオリがわかるクリアファイルを販売中!
そんな感じが初歩の麻雀戦術でした。
あとはこの基本を元にプレイしていき、その中で自分なりの法則などを見つけていくといい感じです。
ちなみにこの牌効率とベタオリが1枚でわかるクリアファイルを作ってみました。
ショップの方で販売中なので、手元におきたい派の人はぜひ購入してみてください。
ではまた。良い麻雀ライフを!
麻雀がもっと強くなりたい人へ。
当サイトでは麻雀戦術の細かいところを解説しています。
基礎のベタオリ、牌効率などから、やや上級のスライド読み、差し込みのコツなど色々です。
よければ見ていってください。
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