2019年の6月ごろに、サンコーレアモノショップからデジタル点棒機能付きの全自動卓が発売されたことをご存知の方も多いのではないでしょうか。
実はあれ、レディオシステムの開発した「デジテンボウ」というアイテムを搭載した全自動卓だったんですが、話は始まりにすぎなかったんです。
なぜかというと、デジテンボウは他の麻雀卓にも搭載可能だからです!
と思ったので、以下で詳しく解説していきます。
最新情報
- 2023/09 デジテンボウIIキットタイプが出てた!(YahooShoppingで)
- 2022/05 デジテンボウ2発売するそう!
- ベルトスクエアという卓も出た!
デジテンボウ2の動画出ました↓
目次
デジテンボウってなに?デジタル点棒枠です。
まずはデジテンボウって何?という話から始めていきます。
デジテンボウというのは、
- 麻雀枠製造会社のレディオシステム
- 全自動卓メーカーのアジャスト社
が開発したリアルな点棒を用いない自動点数計算機能付きの麻雀卓の枠です。
どういうことかというと、こんな感じで、ボタンを操作して点数を授受するというデジタルなやり方をとります。
慣れないうちは大変ですが、慣れたら点棒の数が合わないとかもなくて楽なシステムです。
デジテンボウを導入するメリットとしては、以下の3つがあります。
- リーチ棒切れが発生しない
- 点棒を投げて渡す事によるトラブルが発生しない
- 半荘が終わった後、原点に戻すのが2秒でできる
そしてこのデジテンボウを搭載した全自動卓として、デジテンボウの開発元であるアジャスト社さんより「全自動麻雀卓 BS (BELT SQUARE)手動型持ち点数表示Dモデル」が出ています。
これ↓
引用元:アジャスト社さん公式サイト(まあじゃんショップ)
あとはサンコーから似たようなやつも出ているけど、本家はアジャスト社さんです。
・・・↑は生産終了したそう。
デジテンボウを使えば、廉価版全自動卓が点数表示機能付きに早変わり!
で、このデジテンボウなんですが、実はデジテンボウ搭載の全自動卓既製品以外にも、普通の卓にカスタマイズして取り付けることができるんです。
実際、こんな感じのDIY用のキットとかも出ていて割と自由に取り付けができる模様。
・・・なんてこった!
しかも対象となる全自動卓では特別な工事なしに、枠を入れ替えるだけで使えるタイプも出ているんです。
なので
すでに全自動卓を持っていて、ただその全自動卓に点数表示機能がないよー!
という人は、このデジテンボウをプラスすることで、自分の卓を点数表示付き卓へとバージョンアップすることができます。
ちなみにかかるお値段はDIYキットは24,000円、枠入れ替え型は69,800円(レディオシステム公式サイト)から。
・・・・点数表示機能付きの全自動卓は20万からくらいなので、24000円というのは意外と現実的な、というかかなりコスパの良いお値段なのでは?と思っている。
デジテンボウの対象となる全自動麻雀卓一覧!ベルトスクエアが最安値
いやでもうち全自動卓あるから枠入れ替え式がええねん!じゃあ、対象となる全自動卓って実際どれなんよ?
というのが気になる人もいるかと思いますので、対象機器を紹介していきます。
対象となるのは、以下の通り。
- センチュリーNext以降
- 昇竜、MJ-JAPAN
- 雀豪M3
- 雀友(一部対象外あり)
- アモス系(ギャバンとマーテル以外)
- GAZZ系
・・・日本の国内卓なら結構なんでもいけますね!
実際GAZZとかはデジテンボウモデルが出てきています。
あと2021年になったアジャストさん(デジテンボウ開発元)からベルトスクエア(BS)という廉価版のデジテンボウ付きモデルが出ています。(28mm牌、13万円くらい)
アジャスト社さん公式サイト(まあじゃんショップ)にて購入可能
もしそれ以外の卓をお持ちの方は、キットでDIYして対応しましょう!
DIYデジテンボウの詳細情報
よしじゃあ、DIYバージョンを使っていこうと思う。詳細求む!
という人に向けて、簡単にデジテンボウの詳細情報を紹介していきます。
まずDIYするとどんな感じになるのか、という話ですが、こんな感じです。
点棒入れのところにパネルが追加されるようなイメージ。
もしここで、あれ、これだと点棒入れられなくね?と思った人、あなたは勘違いしている。
このデジテンボウはリアルな点棒を使用しないので、テンボウケースはチップの場所だけで良くなるんです。
なので埋まっていてもOKです。
続いてはサイズですが、デジテンボウのサイズ感は以下の通り。
◆デジテンボウのサイズ
- 横:23.3cm
- 縦:5cm
- 厚み:2cm
このサイズは大体の中国卓にも対応可能とのことです。
で、最後に取り付け方と使い方ですが、これはDVDが同封されるそうなので、それに従って粛々と作成すれば良いだけとのこと。
使い方のマニュアルも付いているみたいなので、安心ですね。
デジテンボウ2、キットタイプも発売
ちなみにこのデジテンボウについて、新作が出るのではとの噂も流れています。
名前はデジテンボウ2(になるんじゃないかと思う)。
新しいところとしては、
・500点棒の追加
・連続支払い、一括受け取りが可能に
などです。
P.S 大阪のレディオシステムさんに遊びに行ったら2022年5月発売予定とのことでした。
→2023.05 発売されました!あとキットタイプも出ました。
デジタル点数表示枠デジテンボウII(6万円くらい)
デジテンボウIIキットタイプ(38,500円)
・・デジテンボウ枠安すぎぬ??
そのうち詳しい動画が出る予定なので気になる方はお待ちください。
◆目次
- 0:00 新機能の概要
- 0:32 リーチの掛け方
- 0:49 リーチ棒の受け取り方
- 1:16 点数の支払い方
- 1:21 点数入力のキャンセル方法
- 1:40 点棒の受け取り方
- 1:54 終局時の操作方法
- 2:36 原点(初期点数)の変更方法
- 3:07 マイナス点棒の操作方法
- 3:11 枠単体での販売について
- 3:28 装着可能卓について
この卓に付く予定↓
>>自動配牌ありの家庭用卓がついに出た!?ステラDTをレビュー【レディオシステム社の2022年新作】
終わりに!点棒トラブルをデジテンボウで解決しよう
ここまでデジテンボウの機能とその対象卓を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
点棒表示機能付きにしたいよ!という人とか、点棒授受をめぐるトラブルが多くて困っている!という方は、ぜひ導入を検討してみてください。
ではまた。良い麻雀ライフを!