「データで勝つ三人麻雀」という本が発売されました。
この本がかなり面白かったのでレビューをしていきたいと思います。
サンマ最新本「データで勝つ三人麻雀」の内容
これは、データ麻雀に強いみーにんさんと、麻雀ライターの福地さん、そしてサンマ天鳳位のabantesさんによるまさに盤石の体制で作られた1冊。
内容は、サンマのデータをあれこれまとめた本で、統計を用いて三人麻雀を解析していこうという本です。
実際、中を見ると、和了率、放銃率、平均打点などの各データが、天鳳四段-七段の段位ごとにまとめられていたりして、かなり勉強になりました。
雑学としても面白いし、それを元に無限に理論を組める、そんな面白さがあります。
冒頭で、本書の弱点はつまらなすぎることだ、と書いてあるけど、むしろ何時間でも見てられる。
しかもルールはツモ損の有無、抜きドラの有無に対応している。なので天鳳勢もMJ勢も勉強可能!
レビュー「データで勝つ三人麻雀」の魅力
では続いて、そんな本書の面白さを以下でいくつか紹介していきます。
今回紹介する内容は以下の通り。
・サンマとヨンマの打点の違い
・サンマでは強者ほどノーテン率が高い
・サンマの場代問題(局収支)
サンマとヨンマの打点の違い
サンマは打点高いなーと思うことって多いと思うんです。
でも実際サンマの平均打点ってどんなものなのか分からない!という人も多いかと。
本書を読めばわかります。
本書では、放銃時の失点と素点を分けて一覧化している徹底ぶり。リーチ棒分とかも加味されます。
で本書のデータによれば、ヨンマでの放銃打点の平均は4939点なのに対し、サンマは8495点とサンマの方がかなり高い。
サンマは満貫以上と覚えておきたいところ。
サンマの副露率は高くない
サンマは泣きすぎると打点が下がり勝てない。
実際天鳳でも強者の副露率は25%程度。
ヨンマのように4割とかにはならない。
サンマでは強者ほど流局時聴牌率が低い
で、サンマでは打点が高いのもあり、かつ人数も少ないことから罰符のダメージは相対的に小さくなります。
なのでサンマにおいては強者になる程、流局時のノーテン率が上がるんだそうです。
へー
サンマの場代は超高い
ツモ損なし、抜きドラありの天鳳ルールで3200点
高・・・!
ツモ損なしだと3900点らしいです。
・・・なにそれこわい
うろ覚えだけども、ヨンマって局平均収支−1000もいかなかったような気がしててびっくりした。(これは本当にうろ覚えなんだけども)
終わりに
本書を読むとサンマにかなり詳しくなれます。
すでにヨンマをある程度マスターしている人であれば、ヨンマの基礎知識+本書のデータでサンマにも対応できるようになるはず。
是非読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを。
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