麻雀関連

麻雀におけるエンジョイ勢とガチ勢について考えたこと【棲み分けが大事】

最近は麻雀エンジョイ勢のたkるです。

今はエンジョイ勢としてガッツリ打つのは数か月に1回くらいとなっていますが、自分昔はガチ勢で、当時は勝ち負け(や同卓者の態度にも)にかなりこだわっていました。

勝敗度外視できれいな手を作りに行くような打ち手をみれば、「キレイな手役作りたいだけなら家で一人で積み木でもやってろ!」と思っていたし、「勝利を目指さないプレイヤーは卓に着く資格がない!」という考えでした。

ただ、最近ではちょっと大人になったのか「エンジョイ勢とガチ勢の麻雀はそれぞれ違った面白さがある」と思えるようになっています。

今日は、ガチ勢とエンジョイ勢の両方を渡り歩いてきた身として、ガチ勢とエンジョイ勢について考えていることをシェアします。

お時間ある方はお付き合いいただけると幸いです。

では始めます。

麻雀におけるガチ勢とエンジョイ勢とは

まずは、麻雀におけるガチ勢とエンジョイ勢とは何かという話から始めていきます。

何となくの定義としては以下の通りで考えています。

ガチ勢・・・何よりも勝ち負けを重視する

エンジョイ勢・・・勝ち負けよりも楽しさを重視する

あくまでざっくりした定義なので、エンジョイ勢は勝ちを目指さないのか?といわれればそうでないし、ガチ勢は親が危篤でも大震災が起きても打ち続けるか、と言われればその限りではないと思います。

ただここでは、楽しさか勝利かという2者択一を迫られた時に楽しさを取るのがエンジョイ勢、勝利を取るのがガチ勢と定義しました。

具体的には、トップ目のオーラスで役満が上がれそうな手が入った時に、リスクをとってでも役満をアガリに行く(エンジョイ勢)か、勝利を確実にするために降りる(ガチ勢)か、の違いと考えています。

まあ、実際には負けてばっかりよりも勝った方が楽しめるという人が多いと思うので、楽しむために勝つ!というような両方取りの人も多いかと。

以下の項では、なぜエンジョイ勢とガチ勢という違いが出るのか、という話に入っていこうと思います。

麻雀はそもそも論でルールが多彩

まずはそもそも論の話になってしまうのですが、麻雀におけるルールが、勝敗が分かりにくいことが原因であると考えています。

分かりにくいポイントとしては、以下の2点があるかなと思います。

・ルールが色々あって分かりにくい

・プレイヤーが4人いてどこまでが勝ちかが分かりにくい

それぞれ解説していきます。

麻雀はルールがいろいろあってわかりにくい

まずは麻雀のルールのわかりにくさについてです。

例えばざっくりわけても、フリー麻雀、セット麻雀、健康マージャン、競技麻雀など麻雀のルールは多様で、そのそれぞれでルールが違います。

なので同じ結果であってもルールによって、あるいは人によって勝ち負けの基準が変わったりもあり得ます。

例えば、これは極端な話ですが、『むこうぶち』などでよくあるような「明日までに1000万円を作らないとヤバい!」みたいな場面でマンション麻雀に来た人はたとえ900万円勝って帰っても、その人的には100万円足りないので負けとなります。

一方で1年を通してのペナントレースをプレイするような競技プロであれば、不ツキな1日の負けをなるべく小さくすることで総合点数での勝ちに貢献するというようなこともあり得ます。

※「今日はポイント的にはマイナスだけど自分的に耐え抜いたから勝ち」というようなイメージ。

要は短期スパンでの勝利か長期スパンでの勝利かというところがまずあって、その上でさらにルールが細かく分かれているため、ダブルで勝ち負けが分かりにくくなっているなと思います。

4人いるから勝ち負けが分かりにくい

また、もう一つの分かりにくいポイントとして、麻雀では4人のプレイヤーがいる点があります。

野球やサッカーなどの1vs1(1チームvs1チーム)の場合と違って、麻雀ではどこ(何位)までを勝ちとしてどこ(何位)からを負けとするかの基準が難しいなと思います。

1ゲーム単位というスパンで見たときであっても、1位(優勝)はまあ確実に勝ちで、4位(ラス)は負けというのはわかりますが、2位と3位は勝ちなのか負けなのかが微妙ということになります。

3位についてはラスじゃないから負けじゃない!と見ることもできれば、連帯していないから負けであるとみることもできます。

ポイントでマイナスかプラスかというところで定量的に見ていくという話もありますが、その場合、ラス以外マイナスがない天鳳ルールなどでは、4位だけが負け、あとは勝ち(or引き分け?)と見ることも可能です。

麻雀は勝ち負けの基準が分かりにくいからエンジョイ勢とガチ勢に分かれやすい

ごちゃごちゃしてきたので一度話をまとめると、麻雀の勝ち負けの基準は人それぞれで統一された基準がなく、勝ち負けがわかりにくい状況であるといえます。

つまり負けていても見方によっては勝っている!みたいな捉え方も可能で、ガチ勢とエンジョイ勢の棲み分けがあまりなく、両者が混在している状況なのかなと思います。

あとは麻雀の特性として運の要素があって上達しなくても楽しめるというのもあるかなと思っています。

これはレベル差があっても一緒に遊べるという麻雀のメリットでもありますが、何となく打っていてもたまには勝てるというのもエンジョイ勢とガチ勢が混在できる特異ポイントです。

ガチ勢とエンジョイ勢は入口が違う説

上の項では「麻雀のルールがたくさんあって、さらにプレイヤー数も4人いるので勝ち負けが分かりにくい。そのためエンジョイ勢とガチ勢が混在しやすい環境である」という話をしました。

この項では、エンジョイ勢とガチ勢はそれぞれどのように形成されるのか、という話について自分の思うところを書いていきます。

結論を言うと、麻雀を始めるきっかけ、入口の部分によってガチ勢かエンジョイ勢かはある程度判断できるなと思っています。

その分類が以下の通り。

・友人繫がり、先輩の紹介→エンジョイ勢、ガチ勢

・ネット麻雀独学→ガチ勢

・アカギ、咲などの漫画から入る→エンジョイ勢

あくまで一般的な話で例外は多数あるとは思うんですが、ネット麻雀を自分で覚えてその後リアル麻雀もプレイするようになった!という人はガチ勢のパターンが多く、アカギや咲などの漫画で麻雀を知った!という人はエンジョイ勢が多いかなと思っています。

友人・知人から教わって始めたーという人については、その教えた人次第なところがあるのであんまり分からないですが、エンジョイ勢が少し多いかなと思います。

ガチ勢とエンジョイ勢はなるべく同卓しない方がよい【本題】

かなり前置きが長くなったのですが、この項が本題となります。

個人的な意見としては「ガチ勢とエンジョイ勢はできる限り同卓しないよう配慮すべき」と思っています。

何故かというと、プレイしているゲームが違うため。

昼休みの校庭とかではサッカーをしている集団と野球をしている集団の両方がいたりしますが、どこからボールが飛んでくるかわからなくて危ないですね。

あれと同じで、エンジョイ勢とガチ勢を同卓させることは混ぜるな危険!な状態だと思っています。

ガチ勢の立場からすると、レベル差があってベタオリが上手くできないとか、そういう話は許せても、勝利度外視できれいな手だから上がりたい、とか「この手、そのまま上がってもつまらないから作り直す」とかそういうのにイラッとする人も多いかと。

一方でエンジョイ勢の立場からすると、「麻雀を楽しみに来ているはずなのに、なんで口出しされなあかんねん。この人こわ、全然麻雀を楽しんでないやん」となります。

この議論は前提が全く違うとけっこう平行線になりがちなので、そもそも棲み分けをしてしまうというのが良いかなと思っています。

具体的には、相手を選べないフリー麻雀とかでは棲み分けは難しいですが、セット麻雀などでは面子集めの段階で、「麻雀が打てる人を集める」のではなく、「エンジョイ勢の麻雀が打ちたい人同士」あるいは「ガチ勢の麻雀が打ちたい人同士」を集めることが重要かなと思います。

そして自分自身としてその両方がいけるようになっておくと、麻雀の輪が広がっていい感じです。

めぐりあわせで同卓してしまった場合の対処法

とはいえ、面子不足などでエンジョイ勢とガチ勢が同卓してしまうこともあるかと思います。

そんなときにオススメの対処をこの項では紹介していきます。

ポイントは以下の3点です。

・目的を明確にする

・それぞれの打ち手のバックグラウンドを明らかにする

・「ナイスハンド」と言う

それぞれ簡単に紹介していきます。

目的を明確にする

まず一つ目のポイントはルールを明確にすること。

例えば、「対局10回勝負で最終的にもっとも合計ポイントの高い人が勝ちになります。」とか「勝ち負けはあまり気にせず楽しくやりましょう。」というように一言入れておくだけで、場が引き締まったり和んだりします。

一言いうだけで簡単なので、ルール決めの際に一応言っておくのがおすすめ。

それぞれの打ち手のバックグラウンドを明らかにする

2つ目のポイントはそれぞれの打ち手が普段どんな麻雀を打っているかを明らかにすること。これによって自分たちのコミュニティでの常識外の行動があった場合の受け入れられ具合が変わります。

例えば、「Aさんは天鳳十段で非常にシビアな麻雀を打っている方ですが、今日はオフ会ということで楽しく打ちましょう」みたいにしておくと、「なるほど、この人は天鳳がメインフィールドか・・・」というような事前知識を持つことができます。

それによって、南場でラス目の親を早い手で流したりしたとき(接待麻雀とかでは厳禁とされる)も「天鳳の打ち方をしていました」ということで事なきを得られる確率が上がります。

あるいは逆に「学生時代にちょっと覚えただけで、しかも久々なので打牌は遅くなってしまうかもしれません」みたいな情報も先に入れておくと、まあ仕方ないな感が出て受け入れられやすくなります。

「ナイスハンド」と言う

3つ目は「ナイスハンドと言う」こと。これは要はアガリ批判をしないようにしましょう、という話です。

ただ、すごく言いたいことあるときに黙って流すのもなんかあれなので、いっそのこと「ナイスハンド(いい手だ!)」といって流すとアメリカンでいい感じになります。

ポーカーとかでは向こうのほうが手が良かった場合(自分の手が負けていた場合)とかに、「ナイスハンド」といいながら自分の手は伏せるみたいなのがよくあります。

終わりに

ここまでガチ勢とエンジョイ勢について住み分けしたほうがお互い生きやすい!というテーマでつらつらと書いてきましたが、いかがだったでしょうか。

一見同じ麻雀というゲームをしているように見えても、実は大事にしているところが違うみたいなのはあるかなと思います。

メンツ集めの際に、エンジョイ勢とガチ勢の違いを意識してみると、よりトラブルのない麻雀をすることができるのでオススメです。

まあどっちも楽しめる人がいちばん生きやすいかなと思うので、自分はケースバイケースで切り替えられる打ち手を目指します。

では今日はこの辺で。よい麻雀ライフを!