5-3.麻雀論 PRあり

フリーの常連同士がセットを打つという問題に対して自分が思うこと

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フリー麻雀とセット麻雀。

雀荘で打てる麻雀には大きく2つにわかれています。

フリー麻雀はお店に一人で行って同じく一人で来た知らない人と打つというスタイルで、セット麻雀は友人4人で来店して卓を借りるというもの。

お店側の利益的にはゲームあたりで代金を回収できるフリー麻雀のほうが利益が出るみたいで、フリー麻雀で仲良くなった人同士がセットで打たれると困る!という話もあるみたいです。

難しいところですね。

今日はこのフリー麻雀で仲良くなった常連同士がセット麻雀を打つという問題について考えていきたいと思います。

この記事の著者
たkる

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たkる

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麻雀グッズが好きすぎて麻雀用品サイトを作りました。麻雀グッズをさらに広める活動をしています。
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フリー麻雀とセット麻雀の料金体系の違い

まずはフリー麻雀とセット麻雀のルールや料金体系の違いについて簡単に解説していきます。

フリー麻雀とセット麻雀の違いとしては、冒頭で述べた通り、一人で入って知らない人と打つ(フリー麻雀)か、知り合い4人で入ってその面子で打つか、というのがもっとも大きな違いです。

ただ違いはそれだけではなく、フリー麻雀は1ゲームいくら!というような課金体系なのに対し、セット麻雀は1時間当たりいくら!というようなスタイルである点も違いとなります。

概算すると、セット麻雀1人1時間400円、フリー麻雀も1ゲーム400円だとしたら、フリー麻雀はより上級者が速いスピードで打ち1ゲーム1時間もかからないのでお店としての実入りはよくなります。(店員が入ったり、トップ賞の天引きなどもあるのでさらに利益率が高い)

フリー麻雀で仲良くなるという現象はふつうにある

とまあ、そんな感じでお店としてはできるだけフリー麻雀で卓を埋めたいという事情があるわけなんですが、客側の立場からすると、わざわざ高い金を払って当たりはずれのある知らない打ち手と打つよりは、見知った仲間とセットで打ちたい思う人も多いです。

なのでここに需要と供給のミスマッチが生じている状況となります。

そして、問題となるのは、フリー麻雀で意気投合した打ち手同士が、後日セットで同卓するという現象。

これがお店側からすると、フリー麻雀の機会損失になるので営業妨害だ!となるわけです。

これはかなり難しい問題ではありますが、自分の個人的な考えとしては、フリー麻雀でよく打つ人同士が仲良くなり、セット麻雀で打つというのはよほど悪質な場合以外は許容せざるを得ないモノかなと思っています。

その理由を以下で説明します。

フリー客同士のセット麻雀の流れは止められない

自分がフリー麻雀でよく打つ客同士のセット麻雀を止められないと考える理由は、2つあります。

一つ目の理由は、打ち手の出会いは雀荘だけではないため

例えばですが、雀荘の常連Aさんフリーでよく見かけるBさんがたまたま取引先の会社の人で、仕事で再開したとします。

そして、「あなたは雀荘でよくみかけるBさん!」となれば、「じゃあ今度麻雀でも打ちますか?」となって、行きつけのお店のセットで打つ。

これはいたって自然な流れです。

店側からしたらそんな事情は分からずに「フリー客がセットで打ってる!」と思うかもですが、取引先の人と麻雀を打っていて文句を言われたとしたら、客側から見ても「は?」となります。

まあ、これは極端な例ですが、気持ち的なところで言ってもフリーであってもせっかく出会えた面白い打ち手と、より面白い打ち手を集めて打ちたい!と思うのは麻雀打ちとして自然なことかなと思います。

出会いがフリーならその後いかなる理由があってもセットでは打てない!というのは個人的にさみしい感じがします。

この最初の出会いがフリーであったとしても、実力の近い打ち手とはより実力が拮抗した打ち手を集めて打ちたい!と思う衝動、これが2つ目の理由です。

フリー雀荘は仕組みでなく魅力で勝負すべき

「じゃあ、フリー雀荘側は常連同士でセットで打たれても泣き寝入りするしかないのか」というと、必ずしもそうでもないと自分は思っています。

ただ、もしもお客さんからして、フリー麻雀よりもセット麻雀のほうが楽しくて安価なのだとしたら、それはマナーうんぬんでなく、ビジネスモデルの問題であるとも思います。

同じ商品を安い値段で売るお店と高い値段で売るお店があれば、それはふつう安いほうで買いますよね。

そんな経済原理の一部として現状フリー客がセットに流れるのはある種仕方がないと感じます。

じゃあ、どうするんだという話で言えば、セットよりもフリーに魅力を感じてもらうしかないと思っています。

例えば、その雀荘のメンバーがむちゃくちゃ強くて、その店員に挑みに来る客が絶えないとか、ゲストプロが毎日来ていてプロと打ちたい客が遠方からもやってくるとか、値段がセットよりも安くてフリーのほうがお財布に優しいとか、何らかの魅力がないと資本主義経済で仕組みは成り立ちません。

とはいえ、これは理想論で「現実にはそんなうまくいくはずねえ!」、「ゲストプロを呼んでも、結局プロが来る日だけフリー客が増えてそのほかの日は全然だ!」とか色々事情はあると思います。

でもそれをどう工夫するのかがビジネスだと自分は思っています。

もしゲストプロが来る日しか客が増えないなら、「直近一か月の成績上位3人が一日プロと打てる権利を得る」というフリールールを作るとか、強いメンバーと打ちたい人はあらかじめ予約すれば、そのメンバーと同じ卓で打てるように配慮する!とかやりようはいくらでもあるかなと。

マナーとしてあり得ない!で思考停止してしまっていては先に進めないので、雀荘としての魅力を高めて集客を図っていくほうが生産的かなと考えています

そして自分はそんな感じで集客の工夫を死ぬほど考えている雀荘があったら、1人の麻雀打ちとしてぜひ来店してみたいと思います。

ゼッタイ面白い対局ができるに決まってるから!

終わりに

ここまでフリーかセットか問題について、自分が思うことをつらつらと書き連ねてきましたがいかがだったでしょうか。

中には、何も分かっていない外野が生言いやがって!と気を悪くされた方もいるかもしれません。もしそのような人がいましたら、すみません。影響力のない雑魚がほざいてるだけだと思って聞き流していただければ幸いです。

ただ、自分は雀荘というビジネスモデルはさらに進化していけると思っていますし、雀荘の発展が麻雀業界全体のさらなる発展につながると信じています

バイトのゲーム代金問題とか色々課題もありますが、これからみんなでよりよい麻雀ライフを作って行けたらよいなと思います。

と、こんな感じでお茶を濁しつつ記事を終えたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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