本記事では雀荘で麻雀牌を売ったら良いのでは?というテーマでお話しします。
まずはあらすじをどうぞ!

「なんで雀荘で麻雀牌売ってないの?置いておけばいくつか売れそうなのに」
初めての雀荘デビューを果たした友人が言った。
雀荘で麻雀牌…。あまり一般的ではないが、確かに言われてみれば置いておけば需要があるような気はする。
何といっても麻雀を打つ人ばかりが集まっているのだから、当然全員が見込み客だ。
- 初めて麻雀を打ってその楽しさを知り、家でも練習できるように麻雀牌を買っていく人
- 大勝ちして臨時収入で高級牌を購入したい人
とかは、ちょっと考えただけでもある程度の数が見込めそうである。
「…何で売ってないんだろう?」
私はわからなくなって問い返した。
目次
雀荘で麻雀牌を売るというビジネスモデルよくない?
雀荘で麻雀牌を売るというビジネスモデルについて考えていきたいと思います。
これはマーケティング的に考えると非常に効果的です。
理由は先ほども少しだけ触れましたが、すでに顧客層を囲い込んでいる状態でセールスがかけられるからです。
各店舗が必死に顧客のリスト作りなどをしている中で、ピンポイントな顧客層にアプローチできるのは非常に強いです。
さらに学生街の雀荘であれば、麻雀を初めてやるような新規の客は常連客が勝手に連れてきてくれます。
そして雀荘で麻雀を打つ中で、麻雀意欲を高め、購買へのモチベーションを上げることができます。
さらに同卓者たちから、「お前もそろそろ自分の牌を持った方がいい時期かもな」というようなダメ押しが入ったちょうどその時にレジの前に牌が売られていれば、まあ、売れることはあるのかな、と思います。
そしてこの麻雀牌の販売ビジネスは、新品の牌だけでなく、中古牌の買取と合わせて行うことでさらに効果的になると考えられます。
その理由については事項で説明します。
雀荘で麻雀牌を売るメリット。牌は捨てづらいから売れる場所は重要
麻雀好きな人間にとって、初め麻雀牌を買うことはさほど難しくはありません。
しかし、本格的な牌に買い替えたりして、初めて買った牌を捨てられるかといえば、…そうでもない。
何だかんだで愛着が沸くし、それに、麻雀牌は武士で言えば日本刀のような、麻雀打ちの魂です。
不要になったからと言っておいそれと捨てるのはどうにも忍びない。
そう感じる人も多いのではないでしょうか。
そんなとき、捨てるのではなく牌を買い取ってくれる場所が身近にあるとかなりありがたいですね。
安心して次の牌を購入することができます。
そしてそれがただ引き取ってくれるだけでなく、例えばもし行きつけの雀荘に、セット無料券とかと引き換えに牌を納品するようなサービスがあれば個人的にはぜひとも利用したいところです。
さらにその引き取ってもらった牌が雀荘の店頭で500円とか1000円とかの安値で売られ、新たに麻雀を始める初心者の手に渡り第2の牌生を送るとしたら、それはなかなか感慨深いものがあります。
まあ、要は牌の巡回があると安心して次の牌が買えるということです。
極論的にいえば、麻雀牌を気軽に引き取ってくれる場所があれば、より頻繁に牌を買い替えることが可能になり、麻雀牌の売り上げもあがる。
私は牌のリサイクルビジネスにより、そうしたよい流れが生まれるのではないかと読んでいます。
雀荘で提供できる麻雀牌販売以外のサービスの可能性について
これまで、麻雀牌を買い取り、リサイクルするというビジネスモデルについて書いてきました。
ここまで読んでくれている方々は、雀荘が貸し卓以外のサービスを提供することの可能性について少なからず共感をいただけたのではないかなと思います。
そして、そうなってくると、麻雀牌の買取、販売以外にも提供できるサービスがあるのではないか、と考えるのが人の性というものではないでしょうか。
ここからは、雀荘で提供可能と思われる3つのサービスについて紹介していきます。
牌のクリーニングサービス
他に何かあるかなと考えてみたところ、まず個人的に良さそうだなと思ったのは、麻雀牌のクリーニングサービスです。
牌のメンテに使うアイテム↓
どんなサービスかというと、以下のような感じ。
- 1.一晩使って手垢まみれになった手積み麻雀牌を雀荘に持っていく。
- 2.そして、そのまま雀荘で麻雀を打つ。
- 3.終わって帰るころには牌がピカピカになっている
というサービスをイメージしています。
これが1回500円とかでできたら、何だかんだで結構需要があるのではないかなと思っています。
牌の補充サービス
他にこれもなかなかいいんじゃないか、と思ったものの2つ目は、バラで牌を購入できるサービス。

ドンキホーテとかで一時期やっていた1牌10円とかで購入できるそんなイメージです。
麻雀をプレイしていると、何かの拍子にひびが入ったり、あるいは1牌だけなくなってしまうこともあり得ます。
そんなときに従来であれば、丸々牌を買い替える必要がありましたが、バラで1牌だけ補充することができれば、1牌無くしのときのダメージははるかに軽減できます。
もちろん1つの雀荘にすべての種類の牌を保管することは難しいと思いますが、系列店で連携して取り寄せサービスなどを行えば、それなりに流通量の多い牌については、何だかんだで補充可能な環境が整うのではないかなと思います。
牌の色変えサービス
3つ目としては牌の色を変更できるサービス。
既に色の入った牌について色変えが可能なのかは正直よくわからないのですが、赤牌のないセットなどでも牌の色を変更できるサービスがあればうれしいし、金牌とかレインボー牌とかに憧れる人もいると思うので、静かな需要はあるのかなと思いました。
終わりに
麻雀業界の苦戦としては、麻雀人口の減少というよりも、一人当たりの使用金額の減少が問題であるという話もあるそうです。
今後も雀荘が発展していくためには、貸し卓以外のサービスも同時に提供し、キャッシュポイントを増やしていくというのも一つの手段なのかなと、素人考えですが、そう思いました。
じゃあどこで牌を買えるんだという話ですが、ドンキとかAmazonとかリサイクルショップとかで購入可能です。あと、変わり種ではふるさと納税のお礼の品で手に入れるという方法もあります。
以下の記事に麻雀牌の入手方法について書いているのでよければ参考にしてください。