本記事では、麻雀牌の季節牌(春夏秋冬)と花牌(蘭竹梅菊)について解説します。
日本式の麻雀では、一般に34種136牌が用いられます。
しかし、麻雀牌を買うと、春夏秋冬と書かれた謎の季節牌や蘭竹梅菊と書かれた謎の草木牌があったりします。
これらは総称して花牌といいます。
今日はこの花牌の使い方とか読み方について紹介していきたいと思います。
花牌・季節牌とは何か?中国麻雀で使い方は抜きドラです。
花牌というのは、日本式麻雀で使う以外の牌を指し、具体的には春夏秋冬の季節牌と梅蘭菊竹の草木牌に分かれます。
ただ使い方はどちらも同じで、懸賞牌として使われます。
懸賞牌というのはサンマにおける抜きドラの北のような感じで、その牌が手元に来たら、さらして1枚別の牌を引いてこれるという使い方です。
この晒しにより、懸賞牌はドラ扱いとなり、ただで打点アップができるというお得な牌です。
手にあったら必ず抜かないといけないルールと、機が熟してから抜いてもよいルールがありますが、まあ、手に置いておいても受け入れが狭まるだけなので普通にすぐさらす方がオススメです。
花牌・季節牌だけ読み方がふつうなのは解せない
そして、実はここからが主題となるのですが、花牌の読み方の話に入って行きます。
麻雀牌の読みは、なんかちょっと崩れた謎の中国語が多いですね。
例えば、数牌は1から順に、いー、りゃん、さん、すー、うー、ろー、ちー、ぱー、きゅうーとなっていますが、ちゃんとした中国語だと2はあーですね。
字牌でも東南西北と書かれた牌は、ひがしとかみなみ、とは読まずに東(とん)とか、南(なん)とか、西(しゃー)とか、北(ぺー)とか読みます。
となれば、花牌も当然変わった読みをするに違いない!と思っていると、意外にもそうではありません。
季節牌の春夏秋冬は、それぞれ春(はる)、夏(なつ)、秋(あき)、冬(ふゆ)、梅蘭菊竹の草木牌はそれぞれ梅(うめ)、蘭(らん)、菊(きく)、竹(たけ)と読みます。
・・・なんでやねん!
厚切りジェイソン風にいうなら「WHY JAPANESE PEOPLE!?WHY-!!!」といった感じである。
読みが簡単でありがたいはずなのになぜか解せない花牌の読み。
終わりに!花牌・季節牌は一応残しておこう!
花牌の読みと使い方についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
なぜ花牌だけふつうの日本語読みなのか、この謎についてはまじ解せない。
どうでもいいんだけども、そこはこだわれよ!と思いました。