お疲れ様です、麻雀グッズ研究所のたkるです。
このサイトでは麻雀用品の情報を発信しているので、中には麻雀卓を購入して麻雀部屋を作ろうという方もいるかと思います。
今回は、全自動麻雀卓を購入し、こだわりの麻雀部屋を作ってしまった方を取材させていただきました。
これから麻雀部屋の参考になれば幸いです。
では、詳しく見ていきましょう。
動画版もあります↓
目次
山崎さんが麻雀部屋を作るに至った背景
埼玉の上福岡から車で数分。山崎さんのお宅に到着。
道中で、山崎さんの運営する麻雀サークルのお話などを伺いました。
山崎さんは元々中学の頃に麻雀を覚え、中高は麻雀三昧。その後はしばらく打っていなかったものの、数年前に職場の人と麻雀をするようになり再開。
昨年、自宅に全自動麻雀卓を導入してからは、自身の麻雀サークルを立ち上げ、ジモティで会員を募集するように。
それに伴い、自宅の麻雀部屋も徐々に進化させていき、今に至るとのこと。
家の近くには駐車場(夜間最大300円)もあるそうで、終電後に解散しても車で帰れるのも好評だそうです。
今回は、自慢の麻雀部屋を見せていただきました。
麻雀部屋を見せてもらってきた!機能一覧
部屋にお邪魔させていただくと、まず大きなディスプレイが目に入る。
雀荘YAMAZAKI
辺りを見ると、冷蔵庫、ソファ、ホワイトボード、おしぼり生成機まであり、部屋の中央には全自動麻雀卓と思われるテーブルが・・!
ボードを取るとこう↓
では、それぞれの機能を詳しく解説していきます。
オーナーの山崎さんに解説いただきました↓
「アレクサ、換気扇を回して」
部屋の隅にはアレクサが設置されており、SwitchBotでエアコンや換気扇と連携。
一声かけるだけで、設定変更が可能になっているのでだそうです。
麻雀中にわざわざ立ち上がることなくフロア環境を変更できます。
◆山崎さんコメント
「空調の風の流れにも気を遣いました。エアコンを入れると部屋の隅を通って、換気扇に送風されます。これにより、タバコを吸う人がいても換気もバッチリです」
立番のいないサークル活動などではアレクサがあると良さそうですね。
ドリンクバーと軽食
ドリンクバーはアイス系は冷蔵庫に、ホット系はボードにあるメニューをポットで沸かして飲むことができます。
また、フードについても、カップラーメン、牛丼などはサークルメンバーが持ちよったものがストックされており、空腹時は軽食を取ることもできるそうです。
「場代は取っていないので、気を遣ったサークルメンバーがフードやドリンクを持ち寄ってくれています。どんどん溜まって災害時の避難場所のようになっています。」
冷蔵庫の中身
冷蔵庫にはコーヒーやお酒類など様々な飲み物が。
アイスコーヒーにもこだわりがあるそうで、市販のものだとキーコーヒーが一番美味しいそうです。
無糖のものもあるものの、アイスありありを作る場合は微糖のものがおすすめ。
微糖を買えば、ガムシロップ不要で「ありあり」と作ることができるからです。
・・実際一杯もらったところ、アイスありありのレベルは雀荘の平均を超えていました。
また、冷凍庫にはグラスもキンキンに冷やされており、室内ではアルコールも可だと言います。
・・とても良い環境ですね!
- 美味しいありありを作るにはキーコーヒー
- 冷蔵庫で冷しぼが作れる
- キンキンに冷えたグラスは汎用性が高い
ホワイトボード
部屋の片隅にはホワイトボードが。
これは初心者への説明用であったり、牌譜検討用に用いられるそうです。
「ちょうど良いサイズのボードがなく手こずりました。高さが少し低いのですが椅子の上に置くとちょうど良い感じになります。」
椅子の上に置いてみた↓
牌マグネットも完備。
ホワイトボードで探すと大きいものがないのでミーティングボードで探すといい感じのサイズのが出る。(サッカーとかでフォーメーション書くようなやつ)
麻雀牌マグネットは136枚いるので結構高くて市販品は2~3万円くらい。自分でマグネットを貼って自作することも可能。
ご新規様向け説明資料
自宅をサークル活動場所としていることもあり、新規のメンバーについては参加前に一度面談を行っているそうです。
そのための資料も多岐に渡り、ルール、マナー、部屋の様子などをまとめたファイルや写真が用意されていました。
中身はパワポ資料のような感じ↓
イメージが掴みやすいように写真も用意↓
これらを持って、カフェなどで面談を行うんだそうです。
「面談まで来ていただいた方はほぼ参加されています。ジモティ経由の問い合わせとなりますが、来ない方は面談がありますといった時点で音信不通になるので」
ありありノーレート10-20。
ご新規資料を持ってカフェで面談、という形式をとっているため、そんなに変な人は来ていないそうです。(面談の通過率は90%以上)
卓について
卓についてはアルバン社の点数表示機能付き卓「SLIM SCORE 28」でした。
こちらを導入した経緯を伺いました。
点数表示ありの卓で「AMOSJP-EX COLORと迷いましたが、黒色がカッコよかったこと、点数・点差・順位が同時に出ていることが決め手となり、SLIM SCORE28に決めました。
ボタンで切り替える形式だと、掃除するときなどに拭きづらいので。
買い方としては、アルバンさんのショールームに何度か通い、たまたま新古品のものが安く出ていたタイミングで購入させていただきました。」
卓はアルバンさん、椅子はささき商事さんで購入されたそうです。
配牌については時短のためMB方式を採用。普段はボードが置いてあります。
山の左右3つずつを手牌とする↓
ショールームには、たまーに1〜2回だけ使った新古品などが出ていることもある。(買った人が何らかの理由ですぐ手放してしまった場合がある)
あつしぼ、つめしぼ完備
部屋にはおしぼり生成機までもが。
さらに冷蔵庫には冷えたおしぼりもあり、あつしぼ、つめしぼを選択できます。
上の方に「つめしぼ」あり↓
ちなみに、おしぼりには香りづけもなされており本格的でした。
◆山崎さんコメント
「あつしぼについては柔軟剤を少し入れてから蒸すと、香りがつきます」
「あつしぼ」は柔軟剤を入れて蒸すと香りが出て良い
「つめしぼ」は冷蔵庫で作れる
海賊旗
ソファの上には大きな海賊旗が。これは秘密基地感を出すためのアイテムなのでしょうか。
「これはディスプレイのブラインドです。やってみて分かったのですが、手牌がディスプレイに写ってしまうんですよね」
実用性があるアイテムでした。
ディスプレイに手牌が反射してしまう↓
黒いディスプレイは手牌を反射してしまうので、遮光性の強い布などがあると良い
特殊ルール
特殊ルールとして、いつも採用されているわけではないそうですが「ペ・ヨンジュン」というものがあるという。
これは北を4巡目に切り「ペ・ヨンジュン」と申告すると、その局で割れ目になれるというもの。北は最大4枚あるので、割れ目×割れ目で最大4倍になることも。
4巡目に北を切っても「ペ・ヨンジュン」を申告しなければそのまま。牌効率への影響はなく、逆転を狙いやすいルールとなっている。
全員が「ぺヨンジュン」した状態で子の満貫をツモると、4倍で8000 – 16000になる!
その他の工夫
壁には役一覧表や点数計算表が張り出されていました。
また、ディスプレイにも役一覧などを映し出すことも可能。
初心者がどの位置にいても見れるように工夫だそうです。
あと荷物入れも地味に便利そうだなと思いました。
部屋作りのコツは?
これから麻雀部屋を作ろうという人に向けてのメッセージを伺いました。
◆山崎さんコメント
「まずは最低限で作ってみて、回してみてから足りないと思ったものを追加していくのがおすすめです。参考となるのは芸能人の麻雀部屋のYouTube動画です。個人レベルでは採用できないような設備もありますが、勉強になります。」
最近だと、AMOS公式チャンネルでも麻雀部屋訪問動画が出ている!
今後について
今後のサークル活動の展開について。
「現在は15人程度で活動していますが、もう少し人数を増やして30人くらいにしたいと考えています。そのくらいになればいつでも人が集まるようになると思うので。人が増えたら合宿などもしてみたいですね。宿については色々探しています」
会員はジモティ経由で募集中だそうです。上福岡あたりの方はぜひどうぞ。
申し込みはジモティから。この記事見た人はその旨伝えてください。(特に何もないけど、自分がやや嬉しいため)
ちょっとエリアが違うんだよなぁ・・という人は以下の記事もどうぞ。
>>東京の麻雀サークルおすすめまとめ!社会人・学生・女性も安心!初心者OKもあり
終わりに。山崎さんの雀荘に参加するには?
以上が山崎さんの麻雀部屋でした。
雀荘顔負けの様々な設備や工夫がありびっくりしました。こんな部屋があったら入り浸ってしまいそうですね・・!
麻雀部屋を持っている方、これから作っていこうという方などはぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ではまた。良い麻雀ライフを。
山崎さんのサークルへの申し込みはジモティから。この記事見た人はその旨伝えてください。(特に何もないけど、自分がやや嬉しいため)
P.S. 卓が欲しくなってきた方は以下の記事もどうぞ!
>>【2024年最新版】全自動麻雀卓おすすめまとめ【価格別全10種】家庭用・業務用を網羅