アルバン社さんにて新作の全自動麻雀卓・スリムスコア28を見せてもらってきました。
SLIMは元々牌が33mmだったのですが、これが28mmになった新機種です。
また、2022年12月5日以降はスリムスコア28Sにマイナーバージョンアップして、牌を入れたまま折りたたみ収納できるようになっています。(追記済み・動画あり)
2024年9月30日に新作でます↓
お疲れ様です、麻雀グッズ研究所のたkるです。
今日は、2021年最後の新作・アルバンさんのスリムスコア28を紹介します。
この機種はスリムプラススコアの牌28mm版(これまでスリムシリーズは全て33mmだった)です。
これまで
スリムプラススコアの点数、点差、順位表示が同時に出るシステムとかすごく良いと思うんだけど、33mmなのがなー
と思っていた人はチャンスです。
以下で詳しくみていきましょう。
その他の卓↓
>>全自動麻雀卓おすすめまとめ【価格別全10種】家庭用・業務用を網羅
SLIMシリーズの新作・スリムスコア28とは?
まずはスリムスコア28とは?という概要から解説します。
軽量なスリムシリーズ
スリムスコア28はSLIMシリーズというアルバン社製の全自動麻雀卓の1つとなります。
SLIMシリーズの特徴としては、
- 軽い
- 薄い
- 卓部分だけで独立して稼働できる
- トランプ牌がある
などがあり、人気のシリーズ。
詳しい話は以下をご覧ください。
点数表示のあるスリムプラススコア
そしてそんなSLIMシリーズに2020年、満を辞して点数表示あり卓が登場しました。
それがSLIM Plus SCORE(スリムプラススコア)です。
点数表示ありの家庭用卓では、大洋技研社のAMOSJP-EXが25万円程度で最初に出ました。
これが一人勝ちの状態でしたが、スリムプラススコアの登場により人気は二分・・!
後発のスリムプラススコアは点数表示だけでなく、
- 点差表示
- 順位表示
- 合計点棒表示
などを1つの画面上に同時表示し、違いを見せつけました。
これはすげえ!!ってなってかなり人気の卓となったのですが、スリムプラススコアは牌サイズが33mmで、ここがネックとなっている人もチラホラいたようなんです。
牌が小さくなったスリムスコア28が登場
そこで今回、牌サイズを28mm(雀荘サイズ)にしたスリムスコア28が新たに登場しました。
SLIMシリーズはこれまで全て33mmだったので28mmは初です。
その他の部分は大きくは変わっていないものの、
- 瞬間点棒収納機能が両サイドについた
- 音が小さくなった
など牌サイズ以外にも違いもあるとのこと。
実際、どうなんだろう・・というところで、実際にアルバン社さんへ伺い、卓を見せてもらってきました!
2022年12月以降はSがつく
2022年12月5日以降に購入すると、マイナーチェンジされたスリムプラススコア28Sとなります。
これはこちらで選ぶ必要はなく、全部勝手に「S」(2023年モデル)になります。
新機能としては、牌をしまったまま折りたたみ収納できるようになりました。
全自動麻雀卓・スリムスコア28Sの新機能まとめ!評判通りかレビューした
というわけで久々に東京・要町にあるアルバン社さんショールームへやってきました。
するとスリムスコア28が置いてあったので、詳しくみせてもらいました!
これ↓
◆項目まとめ
- 28mm牌になって卓が広くなった
- 濃い黒色のデザイン
- 山積みがやや静かに!
- 両サイドで瞬間点棒落としが可能に
- 点棒表示機能やサイコロゾーンはそのまま
- 足は2タイプから選べ、実は折りたたみもできる
- 牌を入れたまま折りたたみ収納可能に(2022年12月以降)
それぞれ見ていきます!
動画版も作りました↓
28mm牌になって卓が広くなった
まずは最大の目玉ポイントである28mm牌をみていきましょう。
牌は確かに28mmになっていました。
変更点はこれだけなんですが、これにより卓が広くなります。
元々SLIMは33mmだけど、三段で切れるように山が手前になっていたり、枠を工夫して外観の割りに中身が広い卓だったんですが、28mmになったのでさらに広くなっています。
33mmでも三段切りができる↓
また、牌の質感はレックス牌などとほぼ同じなので違和感もなし!
ええやんけ!って思いました。
【牌サイズ・仕様】
■牌サイズ : 約 H 28.0 mm × W 20.5 mm × D 16.5 mm
【セット内容】
萬子9種×4
索子9種×4
筒子9種×4
字牌7種×4
赤5萬×2
赤5索×2
赤5筒×4
花牌※季牌4種
濃い黒色のデザイン
あとはデザインも黒色が登場しました。
これまでは白がメイン(青とかグレーもあった)だったのですが、今回見せてもらったスリムスコア28は、漆黒でした。
スリムプラススコア(ダークグレー)
黒っぽい色の卓は色々ありますが、真っ黒は珍しいのでかっこいいなと思いました。(この色に変えてから高級感があって良いという声も増えたそう!)
ちなみに前作と同様の白色もあります!
白色↓
山積みがやや静かに!
山積みについては特に変化は加えていないそうです。
しかし、牌が小さくなったことで、山積みの際の音は小さくなったとのこと。
山積みのスピードは
- 33mm・・40秒くらい
- 28mm・・60秒くらい
とやや遅くなったものの、その分攪拌されているので混ざりはよくなっているそうです。
牌サイズを変えるとそんな変化があるんですね!
より落としやすくなった↓
あと牌を落とすときに渋滞しづらいので、そこもグッドポイント!
両サイドで瞬間点棒落としが可能に
スリムプラススコア(33mm)のときからあったアルバン社さん特有の機能に瞬間点棒収納機能「ポケット」があります。
最近では業務用のAMOSREXX3にも採用されているので、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
REXX3↓
これがスリムスコア28にも採用されていて、前作は片方(右側)だけだったのが、今作は両サイドにつくようになりました。
なのでツモって全員から点をもらったときなどには、両手でガサッと点棒を入れることができます。
点棒表示機能やサイコロゾーンはそのまま
点数表示、サイコロゾーンについては前作とまったく同じでした。
点数表示は
点数、点差、順位、合計点棒
が同時表示し、点棒はICチップ式で読み取りは高速。
箱下計算はなしとなります。
ただし点棒は予備を含めて166,400点分入っているので、原点を多めにすれば変化の激しいルールも楽しめます。
【セット内容】
10000点棒×8本
5000点棒×12本
1000点棒×20本
500点棒×8本
100点棒×24本
※合計166,400点分
サイコロゾーンは四角でやや大きめ(33mmが6枚切りできるように作られているため)、本場は5本までです。
足は2タイプから選べ、実は折りたたみもできる
最後にオプション機能を紹介します。
SLIMシリーズの足は
- 4本足の座卓、立卓兼用機
- 1本足の折りたたみ式
の2つがあります。
1本足
4本足
この前者が微妙に変わったみたいで、元々座卓用は
- 座卓タイプは座卓のみ
- 立卓用は立卓のみ
でどちらかを選択だったのが、両方の足が同封されるようになったそう。
これにより、追加パーツなしで気分に応じて座卓と立卓を選べるようになりました。
一方の折り畳み式の一本足タイプは従来通り!
足の種類は1本足か4本足のどちらかを選んでいきましょう!
牌を入れたまま折りたたみ収納可能に(2022年12月以降)
2022年12月5日以降の機種は少しだけ内容が変わりました。
名前もスリムプラススコア28Sと「S」が後ろについており、これが2023年モデルとなります。
新機能としては、牌を卓の中に入れたまま折りたたみ収納が可能になった点。
これまでの機種でやると、牌が変な場所に入ってエラーとなりましたが、このスリムプラススコアSではそれが可能に・・!
中に牌が2セット入っている↓
原理としては、傾けたときに牌が落ちてしまう穴を塞いで、それに合わせてモーターの形を少し変えて、あとは牌が流れていってしまわないようにストッパーを入れたりをしたそうです。
これにより、収納の手間と場所が軽減されました。
バンドをつけて点棒は1箇所に固める↓
動画↓
スリムスコア28Sと競合の点数表示卓を比較
この項では、競合製品と比較していきます。
高い買い物なのできっちり選びたい人も多いんじゃないかと思いますので。
競合製品(20万円台で点数表示あり)だと、
- 大洋技研社のAMOSJP-EX COLOR
- 雀卓ファクトリー(コペラス社)のMJ-REVO LIVE
の2つがあります。
>>AMOSJP-EX COLORの詳細 | >>MJ-REVO LIVEの詳細 |
元々2022年11月までは上の2つの卓には点差表示がなく、スリムスコア28のみ点差表示があったためそこが大きな違いでした。
ただ、2022年12月にAMOSJP-EX COLOR(それまではJP-EXだった)が出て、こちらにも点差表示がついたので機能的には差がなくなりました。
点数表示の違いとしては、
- スリムスコア28Sは点数、点差、合計点数、順位が全部1画面にでる
- AMOSJP-EX COLORは点差と順位はボタンで切り替え
- MJ-REVOは点数のみ
といった感じです。
COLORはボタンで切り替え(あと名前の通りカラー表示)↓
スリムは全部1画面に表示↓
値段はAMOSJP-EX COLORとスリムスコア28Sはほぼ同じで25万円程度(セールなどで若干変わる)、MJ-REVO LIVEは20万円程度と5万円ほど安いです。
ただ代わりに点差表示がなく・・という点と、表示もかなりシンプルでと言う感じになります。(MJ-REVOはオプションで色々つける形式で何もつけないと20万円)
あとはスリムスコア28Sになったことで、牌を入れたまま折りたたみ収納ができるようになったのですが、これは現状スリムのみです。(他でやると卓壊れるので注意)
地味に便利で収納場所的にも有利なので、めんどくさがりな人とか部屋がやや狭めな人にはおすすめ。
まあこの3つであれば、どれを選んでもある程度の機能は保証されています(そんな変な卓はない)ので、この辺を意識しつつ、最後はデザインやフィーリングでえいや!と買うと良いと思います。
(もうちょっと予算あるよ!という方は30万円台のGAZZもおすすめ。山の積み方が独自で面白いです)
なんか迷いに迷ったらTwitterとかでDMください。(サイトでは書けないめっちゃ細かい話とか答えます!)
◆スリムスコア28Sのメリットまとめ
- 軽い(天板部分だけだと25kgくらい)
- 薄い(テーブルにするとき足が入りやすい)
- 取り外せる(持ち運びが便利)
- 牌を入れたまま畳める
- 点数、点差、合計点数、順位が1画面で見れる
- デザインかっこいい系(黒と白があり)
- 折りたたみしやすい(レバーがあって片手でできる)
- ショールームが都内で行きやすい(要町)
- 卓を買うと「チップ」セットがもらえる
(麻雀グッズ研究所を見ました!とアンケート用紙に書くか申告する必要あり)
おすすめです。
参考記事
スリムスコア28を買うおすすめの方法
そんなスリムスコア28を買いたくなってきた人に向けて、最後にオススメの方法をいくつか紹介します。
- ショールームに引き取りに行く(少し安くなる)
- 「麻雀グッズ研究所をみました」という(片山先生オリジナルチップがもらえる)
それぞれ紹介していきます。
ショールームへ行く
まずはショールームへ見学に行き、その場で購入すること。
もし車などで行って、自分で持ち帰れば、送料分として5,500円を値引きしてもらえます。
ショールームにはSLIMシリーズ以外にもAMOSREXX3やAMOSJP-EXなどもあるので、
卓なんか欲しいんだよなぁ・・
というざっくりした要望でも大丈夫!
ただし予約が必要なので、以下へお電話。
FREE DIAL : 0120-4181-64
場所:東京都豊島区要町1-16-17
備考:ショールームで買うときに「麻雀グッズ研究所をみました!」というと、チップセットがもらえるキャンペーン中!(片山先生Verは終了)
これ↓
アルバンさん公式ネットショップで買う
引用元:アルバンさんサイト
「スリム」シリーズは
Amazon、楽天、Yahoo
などで気軽に買うことができます。
しかしおすすめはアルバンさん公式ショップ!
ネットショッピングモール系で買うと手数料が取られてしまい、麻雀会社が潤いません。
なので自社ショップで売りたい事情もあるそうで、送料無料などのメリットがあります。
あとこんなコラボもしてもらいました!
公式ショップで買うときに「麻雀グッズ研究所をみました!」というと、片山先生オリジナルチップがもらえるキャンペーン中!
→片山先生シールが切れてしまったそうで、ノーマルなチップになりました
これ↓
そんな感じがスリムスコア28でした。
ただ28mmになっただけかと思ったら色々とよくなっていて驚きました!
おすすめなのでぜひこの機に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた。良い麻雀ライフを!
折り畳み一本足タイプ↓
座卓兼用4本足タイプ↓
動画版↓
その他のおすすめ卓まとめ↓
>>【2021年最新版】全自動麻雀卓おすすめまとめ【価格別全10種】家庭用・業務用を網羅